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昨日、日本で行われているクラブのワールドカップの準決勝、バルセロナ対クラブ・アメリカの試合を観ました。私、以前にも書いたと思いますが、バルセロナのファンなのです。高校時代から。そのバルセロナが欧州チャンピオンとして来日、そして昨日クラブ・ワールドカップの準決勝で初登場したわけであります。
実は個人的にはエトーもメッシもいない中、今年のUEFAチャンピオンズリーグでもグループリーグ敗退の危機にまで追い込まれたバルセロナは疲れているのではないかと心配していました(長旅だし、試合多いし)。しかし、そんな周囲(も心配していたかは不明)の心配を完全に吹き飛ばしてくれました。4-0圧勝でした。
解説をしていたさんまさんもおっしゃっていましたが、試合としてはアメリカが先制したほうが面白くなるとは思って(期待もして)いましたが、前半、バルセロナの持ち味でもある流れるようなパス回しであっさりバルセロナが先制。先制点はどこがポイントだったかと言うとやはりロナウジーニョのヒールパスでしたね。その後バルサがコーナーから追加点を上げ、2-0でハーフタイムを迎えました。
しかし、本当の見せ場は後半にやってきました。「魅せ場」の方が正しいかな。僕の大好きなデコ、魅せてくれましたね~。3点目の基点にとなったワンタッチでのパス。しびれました。とはいえ、この日のデコは少しファンシーに行きすぎ(でミスる)なところも多々見受けられましたが、それだけで終わらないのがやはり超一流の選手です。最後、とどめの4点目のミドルシュートは圧巻でした。デコ最高です。もし、このPKを決めなければ地球が滅ぶなんていう非現実的な状況に陥った場合、誰に蹴らせるか?と聞かれたら僕なら迷わずデコに蹴らせます(ってどんだけ偉いんじゃい!)。
とまあ、この日のバルサはさすがバルサ!と思わせてくれるような文句なしの内容でしたね。僕はいろんなチームスポーツを観ていますが、バルサのチームはロナウジーニョを中心に、チームの連携、信頼関係などがほんとに上手く築き上げられているのだな~と感心してしまいました。最近サッカー熱がなんとなく冷めてきている私ですが、バルセロナのサッカーだけはそんなことを忘れさせてくれます。

まあ何はともあれ、これでバルセロナは決勝でブラジルのインテルナシオナールと対戦することが決まりました。昨年は今年のバルサ同様、準決勝で快勝した欧州チャンピオンのリバプールが、決勝で敗れるということがありました。今年の決勝戦もあなどれないマッチアップになるのでは。個人的には欧州より南米の方が好きですが、今回はバルセロナを応援したいと思っています。ではでは、ひさびさのサッカーでのアップでした。
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日本代表がW杯明けはじめてのそしてオシムにとっても初めての試合がありましたね。結果は2-0の勝利!三都主が2ゴールの大活躍!オシム監督はあくまで内容重視って感じの人だけど、まあ試合内容はそこそこだったんじゃないかな。
なんだか久しぶりに観た日本代表はほんとにメンツが変わっていましたね~。選出された時からわかってはいたことですが…。大半の選手が初代表ってのもあって遠目(テレビ)から観ててもすぐには誰かわからない状態でしたよ。(三都主と坪井と田中達しかわからんかった。) それもこれからだんだんわかるようになってくるのでしょう。むしろそうならないと困る!(選手が目立つようにならないとってことね。)
試合の方はといいますと、なんといっても新鮮でしたね。なんだかユースの試合を観ているんじゃないかと錯覚してしまいましたよ。いやいや、実力云々がといった意味ではなくて…。普段なら行け!俊輔!とか中田!オオグロ~!とか言って観るもんなんですが、今日はとりあえず青いユニフォームの選手を応援するってな感じだったもので。そういう人も多かったのでは?!
やっぱり三都主はMFとしての方が光りましたね。とはいえオシムジャパンのMFは実質DFと変わらないような役割もしなきゃならないのかも知れませんが。でも今日の三都主はよかったのでは。個人的に光ったと思った選手は他には、駒野くらいかな。みんな動いていたし、あいつあかんって思えるような選手はいなかったです。DFもそこそこ安定していたし、栗原なんかもフィジカルの強さを試すいい機会になったのでは。鈴木啓太はオリンピック代表の時はいまいちだな~って思っていたのですが、今日の試合を観たら成長したのかな~みたいに勝手に思ってしまいました。
まあ全体的に見るとやはり決定力のなさはどうやら解消されそうもなさそうですね。今日の相手には全体の運動量や動き出しだけで崩すことはできても、これからも同じようにいくことはないですし。個人でボールをキープできる(余裕を感じられる)選手も見当たらなかったです。後半は悪い時間帯が続くシーンもありましたし。(もっともオシム流に言うなれば、「悪い」とは何か?みたいな感じかもしれませんが(笑)。) でも選手一人ひとりのモチベーションの高さは伝わってきたような気がしました。誰一人として代表定着とは考えていないでしょうし、またそれは今回召集されなかった選手達のモチベーションも高めてくれることだと思います。
まあオシムジャパン、すべり出しはよかったのではないでしょうか。日本では「終わりよければ全てよし」という言葉があるように、最後が重視されるものです。オシム的には終わりとは何か?ぶつぶつ…。はい、すいません。そんなこんなでオシムジャパンのこれからに期待しながら見守っていきたいと思っています。

p.s. 「私に言う前に選手達とサポーター達に言ってください。」試合後、おめでとうございますと記者に言われた時のオシム監督の言葉。スポーツってそういうものですよね 
オシムジャパンとなって初めての代表が選出されましたね。初戦のトリニダード・トバゴ戦はなんと13人で戦うんですか?!なんだかこれからも追加召集されるみたいですが、とりあえず最初の発表ではたったの13人でしたね。選手は以下の通り。

GK 川口、山岸

DF 三都主、坪井、闘莉王、駒野

MF 田中隼、今野、小林大、長谷部

FW 我那覇、佐藤、田中達

代表初選出が多いですね。W杯に出ていたのが4人だけです。個人的にはそれぞれのポジションでJリーグで注目の選手が選ばれたな~ってな印象です。あとやっぱアテネオリンピック世代が中心ですね。ってか浦和レッズ出した方がいいのか?!
まずDF闘莉王。いやいやセンターフォワードで使いたいです(笑) オリンピックの時よりDが安定してきているみたいなので(??)、代表でも大いに存在感を出してほしいですね。僕としては日本が一番世界と差があるポジションはDFだと思っているので(まあFWもあるとは思うけど)、DF全員にレベルアップを期待したいです。海外に行ける選手を早く出したいですね。世界のストライカー達とJリーグのFWの差はまず体で感じた方がいいと思っているので…。三都主はオシムでもDFなんですね。MFで使った方がいいような…。でもDFとしての方が(三都主の突破力は)相手にとってはやっかいなんですかね。右サイドはとりあえず今は駒野で決定ってところなんでしょうか。
MFは小林大悟。まあJリーグじゃ今一番光っている存在ともいえますもんね。長谷部も選ばれるべき選手ですし。そして今野!職人が選ばれましたね~。近いうちに海外でも活躍できる選手になってほしいです。田中隼磨はどうなんでしょう。アテネオリンピックも途中から選ばれなかったような…。個人的にはガンバの家長とレッズの相馬のこれからに期待しています
FWは我那覇。Jリーグで活躍している選手(特にFW)は当然選出すべきですよね。佐藤も安定して得点を重ねているし。田中達也はケガから明けてすぐに選出。なんか応援したくなる選手です。
また巷の(というかスポ新聞)噂では、オシムジャパンは松井大輔中心のチームとなるそうです。まあそうなってもおかしくないですよね。走れるチームを作るということは中村とかもう呼ばれないのかな…(実際走っていないかどうかはわからんが、そんなイメージ)。俊輔まだ観たいが…。さて今日はこんなところで!Au revoir!
う~ん、なんだか最近このブログ堅っ苦しいよな~。ってなわけで今日からはもっとテンションを上げてやっていきたいと思います!W杯を振り返るシリーズもそろそろ時期的にもムリが出てきそうなので今回で終わりにしようかな。
まず最初に今大会個人的にセンセーショナルだったゴール!
・ドイツ・ラーム。開幕ゴール。
・ポルトガル・デコのちょっと態勢を崩しながらのミドルシュート。イラン戦だったかな。
・イングランド・Jコールの胸トラップからの超ドライブ回転のミドルシュート。スウェーデン戦。
・日本・玉田。ブラジル戦。奇跡を期待させてくれました!三都主のアシストもよかった!
・ドイツ・シュバインシュタイガー。3位決定戦の3点目のミドル。
・オランダ・ファンペルシーのFK。コートジボワール戦。蹴る前から入ると思った。
・スペイン・Fトーレス。ウクライナ戦の4点目。全体的な崩し方が素晴らしい!
・アルゼンチン・カンビアッソ。25本のパス。マラドーナに匹敵。
・アメリカ・デンプシー。ガーナ戦。ビアズリーのパスからワンタッチ同士でのシュート。
・フランス・ジダン。決勝の舞台であのPKは予測不可能。
・ブラジル・カカ。クロアチア戦。周りの相手選手もGKもいないに等しい。
・アルゼンチン・マキシ・ロドリゲス。メキシコ戦延長。すげえ。
他にもいくつかあったけどこんなとこかな。十分過ぎるか…。

次に個人的に印象に残った選手!
・ポルトガルGK・リカルド。ENG戦のPK戦といい、FRA戦の終了間際の攻め上がりといい、最も記憶に残った!
・エクアドルFW・テノリオとデルガド。決定力!
・ドイツFW・クローゼ。ドイツの躍進の原動力では。
・トリニダード・トバゴDF・サンチョ。なんか目立った。髪の毛(ドレッド)かな。
・コートジボワールFW・ドログバ。懸命な姿が印象的。
・フランスMF・リベリー。攻撃的な姿勢がよかった!
・アルゼンチンMF・カンビアッソ。ドイツ戦PKを外した後の涙が…(涙)。
・ポルトガルFW・Cロナウド。とりあえず目立った。うまいです。
・イタリアDF・カンナバーロ。個人的にはMVP。
・スウェーデンMF・リュングベリ。SWEで一人気をはいていた。
・チェコMF・ネドベド。素晴らしかった。好きではなかったけど涙を誘われた。
・フランスMF・ジダン。まだ観たい選手。プレーが美しい。
・アメリカMF・ビアズリー。彼なしにアメリカ躍進はないかも。
・トーゴFW・アデバヨール。あんな人間がいるのかと思った。
・アンゴラGK・リカルド。サッカーは副業です。ええ~?!
・日本GK・川口。守護神。神。
・イタリアFW・デルピエロとインザーギ。二人ともゴールを決めれてよかった。
・フランスMF・ヴィエラとマケレレ、そしてDF・テュラム。
・ブラジルMF・ゼ・ロベルト。ブラジルで一人安定してよかった。
・オランダFW・ファン・ペルシー。なんかキレイです。うまいです。
・日本MF・中田。引退はジダンより残念。まだ観たい。
全体的にみるとベテラン勢が印象に残ったって感じかな。代表引退とかを決めていた選手達。やっぱ気持ちのこもったプレーを見せてくれた選手達が多いかな。あとは圧倒的な技術とかです。ちなみに印象に残ったチームは、イタリア、トリニダード・トバゴ、コートジボワール、スイス、韓国、ドイツでした。なんとなく。

最後に4年後こいつの活躍を観たい!と思う選手!
・アルゼンチン・メッシ。今大会でも観たかった。
・オランダ・ファンペルシー。と
・オランダ・ロッベン。2人が成長した姿を見たい!
・ドイツ・ポドルスキーとシュバインシュタイガー。すごくなってるかも?!
・ポルトガル・Cロナウド。大人になった彼に期待。
・イングランド・ルーニー。激しく同上。
・アメリカ・フレディ・アドゥー。言わずと知れた天才少年。
・日本・平山相太。今まで日本にいなかったようなFWへ!
・韓国・パク・チュヨン。
・コートジボワール・ドログバ。年齢的に厳しいかもしれんがぜひまた観たい!
・トーゴ・アデバヨール。あの人間離れのプレーを。
とりあえずこんなところかな。次の4年間でさらに活躍を期待する選手がたくさん現れるでしょう。次回はW杯史上初のアフリカ大陸での開催。地元のアフリカ勢の大躍進にも期待したいです。あとはなによりも我らが日本代表の活躍!世代交代を乗り切ってがんばれ~にっぽん!!
ジダンがW杯の決勝戦で起こしたマテラッツィへの頭突きを謝罪し、ことに至るまでの詳細を初めて公の場で発表しましたね。ジダンの話によると、マテラッツィはジダンの母と姉について非常に厳しい言葉を使ったそうです。それも1度や2度でなく3度も。そしてその度重なる発言にジダンは熱くなり、頭突きをかましたという流れになりますね。マテラッツィの発言と多少矛盾点はありましたが、おそらくまあこれが真実なのではないかと思います。マテラッツィからすればジダンに何か特別な感情を抱いて厳しい言葉をかけたわけでもなく、いつもの試合中の挑発的な発言の一つだったに過ぎないかもしれませんが。
しかし、今日本や世界中ではジダンへの同情的な立場に立っている人が多いのでは。何を隠そう私もその中の一人であります。しかしジダンのとった行動に対しては決して賛成したり、肯定的な見方をし、安に正当化させたりしてはいけないと思います。(もちろんそんなことはないでしょうが。) ただ今回のこの騒動をどこまで広げることができるか。この騒動で表面化した問題をどこまで追及することができるかにもっと注目すべきだと感じます。
というのも、この問題は先日書いたサッカーの「暗い、汚い」面の中に「人種差別問題」に深く関わっていることだと思うからであります。今回のW杯のスローガンも「A Time To Make Friends」(今友達を作るとき)、そして決勝Tへ入ってからは各国のキャプテンが試合前に「No Racism」(差別をやめよう)と宣誓をしていました。それもこれも現代のサッカー界に差別問題が根強く存在しているからです。試合中、試合以外の場の選手達、サッカー関係者によって差別発言などが四六時中されている事実があるからこそそういった宣誓が必要だったのです。今回の騒動にもそういった差別的な発言があったのは言うまでもないです。
FIFAは今回の問題を詳しく調査すると言っています。そしてもし差別的発言があったならばマテラッツィにも然るべき処分を取らせるそうです。では処分したらそこで終わりでいいのでしょうか。処分に値する発言をしてきた選手は当然他にもたくさんいるでしょう。FIFAはもっとこの問題を大きく(そして言い方は悪いですがうまく使い)取り上げるべきです。つまりただの一人の選手の退場劇に対する処置としてではなく、もっと現代のサッカー界の根底にある問題に関しても処置を取っていかなくてはいけないと感じます
約一ヶ月に及ぶ長い戦いが終わり、まだ間もないのですが少し今W杯を全体的に振り返ってみたいと思います。
まず最初にMVP。選ばれたのは意外にも??フランスのジダンでしたね。決勝戦での退場劇を含めての選出だったのでしょうか。答えはイエスでもありノーでもあるでしょうね。個人的にはイエスと言いたいところです。もちろんあの退場劇を含めて。なぜならあの退場には現代サッカーを象徴しているかのような印象を持ったからです。
MVPという賞にはただ実力、パフォーマンス以外にも多くの要素が含まれていると思います。サッカーW杯だけに限らず。もちろんパフォーマンスが最も(選出への)大事な要素ではありますが、大会中の印象度の強さが大きな要素でもあるのではないでしょうか。W杯のMVP選出は各国の選ばれたメディアが行うそうなのですが、彼らには優勝に最も貢献したイタリアのカンナバーロやブフォンより、負けたら引退という瀬戸際の状況の中でフランスを決勝まで導いたジダンの印象の方が強かったのでしょう。(まあ実際にジダン以上にチームへの貢献度、影響力を与えた選手は他にはいなかったですし。)
では現代サッカーを象徴しているというのはどういうことか?現代サッカーにはいくらがんばっても断ち切れない「暗い、汚い」一面があります。それは人種差別であったり、汚いファウル、暴言、審判を欺こうとする選手たち、などなど…。僕はいろんなスポーツを観ていますが、サッカーを観ていていつも思うことがあります(もちろんサッカー観戦も大好きですが)。サッカーほどスポーツマンシップに則っていないスポーツはないなぁと。これほど世界に愛され、普及しているスポーツは他にはないのにもかかわらず。スポーツとは本来正々堂々と戦うことで成り立つものです。そしてそこに公平な目を持つ審判がいて、反則があればそれなりの処置が施されるものです。
サッカーは他の球技と違って「1点」の持つ重みがかなり違うことは確かですが、その「1点」を取られない為なら故意的に悪質なファウルをするというのはサッカー以前にスポーツマンシップに反するのではないでしょうか。(またそういったことが得点の減少につながっている要因の一つでもあるでしょう。) 必要なファウルというのはどのスポーツにもあります。バスケにだって5回ファウルをしたら退場(裏を返せば4回までならいい)というルールもありますし、バレーボールだってファウルをすれば相手の得点になります。(野球のファールはストライク、でもアウトにはなりませんよ…っておい!!) しかしサッカーは悪質なファウルでなければいくらファウルを犯してもいい(実際には何回も犯せばカードの対象になりますが)というようなルールになってきているように感じられます。いつしかそういう流れから審判に見られなければ大丈夫だ、ユニフォームを引っ張るくらいなら大丈夫だ、というようなゲームになってしまったのではないでしょうか。細かく言えばユニフォームをどれだけ引っ張ったらファウルで、ここまでだったらセーフといった選手達の勝手な駆け引きのような流れができてしまったのでは。審判が見ていなかったら儲けもの、というのは多少理解できますが、(バスケをやっていた私からすれば)ユニフォームを引っ張るのはどんな程度であれ「悪質」以外の何者でもないです。
もう一つ見逃せないのは審判を欺こうとする選手達の多さ。これもどのスポーツにも少なからず見られるものではありますが、サッカーほど多くはないでしょう。実際サッカーほど「シミュレーション」が多くなってしまうと誰と戦っているのかわからなくなってしまうほどです(笑)。見ている審判からしても大変難しい判定になりますよね。シミュレーションの多発によって審判も選手の行為に警戒心を抱くようになり、その結果本当のファウルでもシミュレーションの判定となってしまうこともあります。
つまりここで言いたかったのは、サッカーももう少し「大人」のスポーツにならないものかなと…。まあ表現が少し微妙ですが、、もう少し「Clean」なものにならないといけないなと思うのであります。サッカーには単なる球技以上に格闘技的な部分もあります。最初から最後まで体をぶつけ合いながらやるものです。いつかサッカーをやっている姉が「集中してサッカーをやっていると無意識のうちに相手のユニフォームを掴んでいることがある」と言っていました。サッカーとはそのような「激しさ」と、その「激しさ」の中でも相手を見事にかわしてゴールを決める「美しさ」を併せ持った特殊なスポーツです。そして観ている者からすればその「美しさ」ばかりが際立って観えたり、印象に残るのでしょう。だからこそいざ上記のような「暗い、汚い」部分に一度目を遣ると、それがより一層暗く、汚く見えてしまうのかもしれません。しかし、その「暗い、汚い」部分をこのまま放っておいてはサッカーが本来持つ「美しさ」が消えていって(少なくなって)しまうでしょう。今一度ルールの一部改正や審判の方法の見直し、さらにはもっと根本的なもの、選手達の意識の改善をも考えていかなくてはならないのではと思うのであります。(具体的、現実的には子供達から意識改革かな~。大人を意識改革ってのは難しいだろうし。そこはルールを厳しくするしかないのかな。個人的にはビデオ判定をもっと活かすべきではないかと。アマ・スポーツにはやらなくてもいいけど、生活やそれ以上のものがかかっているプロ・スポーツにならビデオ判定導入でもいいでしょう。)(って偉そうに書いたけど誰やねん!!)
さて今日はサッカーの悪質なファウルについて話すことになってしまいました。本来ならもっと書きたいところなのですが(というかジダンにまつわる話をするはずが…)、それは明日以降にさせていただきます。最後まで読んで下さった方々、ありがとうございました。
2006.07.10 Viva L'Italia !!
イタリアがPK戦の末、フランスを下し4度目のW杯優勝を決めました!ビバ・イタリア!!
試合は1-1、延長でも決着つかず今大会4試合目のPK戦となりました。イタリアはこれまでW杯でPK戦で勝ったことがなかったのですが、5人全員が冷静に決め初勝利。今大会でのイタリアは様々な困難に遭遇しましたが登録されている23人全員がその困難に立ち向かい、そして様々な形でそれを乗り越えてきたのではないでしょうか。控えのGK2人を除いた全ての選手が試合に出場。相手に許した失点は今大会を通じて決勝戦のジダンによるPKの1点のみ。そして総得点の12点は合計10人の選手で叩き出しました。これらが「チーム一丸」というものを象徴しているかのようです。リッピ監督の采配(選手起用)も見事でした。
決勝戦を振り返ってみると、イタリアの出来は前半こそよかったもののその後は全くいいところがなかったです。悪いときのイタリアが全面的に出ていました。なんというかただ試合をこなすといったような…。点を取られなければよい、ムリして点を取りにいかなくてもよいみたいな感じでしょうか。日韓大会ではずっとそんな戦いぶりでクロアチアに逆転負け、メキシコに勝ちにいかずに引き分け、韓国に逆転負けでしたから。決勝戦はその時と似たような試合運びでした。準決勝までは決してそんな戦い方をしていなかった(どんな試合の流れであれちゃんと勝利のチャンスをうかがっていた)だけに少し残念でした。結局ハーフタイム以降はチャンスらしいチャンスもなく、試合はPK戦へともつれましたね。しかし、(結果論ではありますが)いざPK戦となると、イタリアはPK戦には絶対の自信を持っていたかのような選手達の落ち着きぶり(重複しますが過去のW杯では一度も勝ったことがなく、PK戦にはいい印象は持っていないはずなのに?!)。今大会のイタリアには全ての壁、因縁などを打ち破る強い精神力、覚悟があったように思われます。現在イタリア国内外で騒がれている八百長問題に関しても同じことが言えるのでは。
今大会イタリアで輝いていたのはピルロ、カンナバーロ、ブフォン、ガットゥーゾら。特にDFカンナバーロはほぼ完璧に相手を封じ込めたように感じました。もし彼が大会MVPに選ばれなかったら驚きといってもいいくらいです。しかしやはり今大会のイタリアには「個」の輝きよりも「チーム」全員の輝きの方が目映かったように思えます。
優勝のウィニング・ラン後の優勝カップ受け渡し後、机にキャプテンでもあるカンナバーロが乗りワールドカップを両手で高く突き上げたシーンには少し感動させられました。そしてその後はみんなでワールドカップに間接キスの応酬(笑)!世界でただ1チーム、4年に1度しかできないことをやったイタリア。強い者が勝つのではなく、勝った者が強いと最近はよく耳にしますが、今大会のイタリアは「強くて勝った者」であったと思います。


さて準優勝に終わったフランスですが、まあフランスファン、サッカーファンからしてみればフランス、いやジダンのあの最期の行為にはさぞがっかりさせられたことでしょう。僕もかなりがっかりしました。そしてがっくり。延長後半での相手DFマテラッツィに対する頭突きで一発退場。それもただの退場ではありませんからね、彼の場合は。現役最期というだけでなく、W杯決勝戦の場で、全フランス国民が勝利を(ジダンの勇姿を最期まで観たいと)願っている試合での頭突きですから。う~ん、いささかこの気持ちを表現する言葉が浮かんできません。失望もいまいちしっくりこないし、幻滅でもないし(ジダンはよくああいったことやらかすからねぇ)、…なんとも言えませんな。ただジダンはあまりにも幼稚で馬鹿げていて愚かな行為をしたという事だけでしょう。
ジダンを含めフランス代表の選手達は今大会を特別な思いで戦ってきました。ジダンは現役最期をW杯優勝で飾ろうと。ジダン以外の選手たちは、フランス国民のため、自分自身のため、そして何よりもジダンのために頑張ってきました。そしてサポーター、フランス国民もジダンの最期を応援してきました。それは誰の目にも明らかでした。もちろんジダンがそれに気づかないわけもなく、誰よりもそれを感じていたはずです。それなのに全ての期待を裏切るようなあの行為―。
皮肉にもフランスはこの決勝戦で勝利に値する戦いぶりを見せていました。引いて守る戦術ではなく攻撃的にいき、「ワールドカップとは攻めて勝ち取るもの」なのだという気持ちが全面に出ていたように感じました。現にゲームは決定的チャンスこそ多くは作れないものの終始フランスペースでした。しかしジダンの退場後、もしスポーツに、場の「空気」(TV観戦している者たちも含め)というものが勝負の行方に左右するのであれば、その「空気」こそがフランス勝利というものを完全に無くしてしまったかのように思えます(雰囲気と言ってもいいのかも)。10人になったフランス代表はそれでも攻め続け頑張りました。おそらくあの10人には足りないものはなかったはずです。しかし無くなった場の「空気」を取り戻すことはやはり不可能で(時間的にも物理的にも)、五分の可能性で勝利が訪れるはずのPK戦でもフランスに勝利がもたらされることがなかったのではないでしょうか。ジダンの退場劇こそフランスの勝利に「値」しない唯一の要因だったように思えます。

まあジダンはこのまま汚名を返上することもないまま引退なんでしょうか。これまでの実績を考えてその汚名がすぐに忘れ去られることを祈っています。フランス大会でもあやうくA級戦犯になりかねたジダンでしたが、8年後同じ舞台で今度はれっきとしたA級戦犯として姿を消すことになってしまいましたね。まあ彼なしでは決勝までは来れなかったでしょうが。しかしこういう形で引退するのは残念でなりません。いっそPK戦で外して「悲劇のヒーロー」として終わった方がよかったかもしれませんね。はあ、残念。。
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