上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008.01.22 RE-MATCH.
Pair of Rematch.

今年のカンファレンス・チャンピオンシップは両カンファレンス共、レギュラーシーズンで対戦があったチーム同士の対戦。それも両カンファレンス共にウィーク2で激突。シーズン序盤戦、このカードがチャンピオンシップの顔合わせになると予想した人は少なかったはず。

AFC Championship.

AFCはレギュラーシーズンから無敗を誇るペイトリオッツが断然有利と戦前の予想。しかし、ゲームはその予想を覆すかのような接戦。特に目立ったのは、今季のNFL・MVPパッツQBブレイディの調子を狂わせたチャージャーズのDFプラン。プレーオフに入ってから「神がかり的な集中力」を発揮しているチャージャーズD♯陣がこの試合でも奮闘し、ブレイディから3つものインターセプトを奪った。
しかし、それでも今季のペイトリオッツは勝負所できっちりTDを決める力があった。レッドゾーンへ突入した4回中、3回でTDを奪う。それに対して主力の多くが怪我でベストコンディションではなかったチャージャーズは4つのFG止まり。決定力の差が最終的には出た。

サンディエゴ・チャージャーズ 12 @ 21 ニューイングランド・ペイトリオッツ


象徴

それにしてもペイトリオッツは苦戦した。自由自在、そしてスピードを誇るチャージャーズD♯に翻弄されたのは言うまでもない。そのペイトリオッツの苦しみを象徴していたのが、この試合最後の得点となったQBブレイディからWRウェルカーへのTDパス。エンドゾーンへ滑り込んだ後のウェルカーの喜び様だった。先のドライブでエンドゾーン内でインターセプトを喫し、重苦しい雰囲気に包まれていた中でのTDだったからだ。普段はあまり喜びを爆発させないウェルカーがこの時ばかりは全身で喜びを表していた。
同じようにチャージャーズにとっても激しい消耗戦となった。前半こそタイム・オブ・ポゼッションで有利に立っていたものの、後半は攻撃陣がリズムに乗れず、D♯陣にかかる負担が次第に大きくなっていった。それでも持ち前のビッグプレーを幾度となく出していたのには驚かされた。しかし、最後は要所で2年目のRBローレンス・マローニーを捉えきれずに勝負あり。シーズン終盤、特にプレーオフに入ってからチームを支えてきたD♯もついに力尽きたように見えた。



NFC Championship.

戦前ではホーム・パッカーズが若干の有利とのこと。ところがゲームは点数以上に実力に差があるように思えた。要所で失点を最小に抑え、要所で得点を重ねるといった今季のパッカーズの持ち前でもあるフットボールはやれたものの、パッカーズは終始ジャイアンツの背中を追い掛けていた。結果的にはオーバータイムへともつれる接戦となったが、再三のチャンスをようやくものにしたジャイアンツが敵地グリーンベイで勝利。ワイルドカードから敵地で3連勝(通算10連勝)とし2000年以来のスーパーボウル出場を決めた。

ニューヨーク・ジャイアンツ 23 @ 20 グリーンベイ・パッカーズ

雑感

シーズン最終戦で「無敗」が賭かったペイトリオッツに「無償」の戦いを挑んだジャイアンツ。ところが、その敗戦は決して「無償」でなく、今こうして「スーパーボウル」となって実を結んだと言えるのでは。昨年や今季の序盤よく見られたような「チームとしてのちぐはぐ感」がなくなった今のジャイアンツにはモメンタム以上の「強さ」が垣間見えた気がする。





独り言

今さらですが、今年の最終戦、NE@NYGを録画放送で観たとき、こいつらスーパーボウルでやりあうんじゃないか?って思ったものです。本当に実現しちゃいましたね。今日の出来といいパッツは分が悪いような…、いや、やってくれるはずです。パッツファンの皆さん、がんばりましょう(笑) あの試合くらい面白い試合になるといいですね。
スポンサーサイト
2007.11.10 Half way through.
早いものでNFLもシーズンの半分の日程を終えましたね。最近は全然アップする時間もなくて、しばらく放置していましたが、シーズンの折り返し地点での評価をしようと思います。かなり偏ったものになるかもしれませんが、そこは大目に見てやってくださいね。
(今年もA+~Fまでランクつけました。)

AFC

East


ニューイングランド・ペイトリオッツ(9-0) A+
Week 9、今世紀最大のマッチアップとも称されるほど注目されたINDでの一戦を逆転勝ちし、今季ここまで唯一の無敗チームとなった。パーフェクト・シーズンも微かに見えてきた。間違いなく今季ここまで最も強さを発揮してきたチーム。QBブレイディがまた一つ上のレベルへ到達してきたのは言うまでもない。またチームのここまでのサクセスはWR陣の活躍なくしてありえなかった。後半戦、プレーオフと怖いのは怪我だけか。
バッファロー・ビルズ(4-4) C
AFC East でペイトリオッツ以外でプレーオフの可能性が残されているのはビルズ。とはいえ、実力で判断するならば難しいだろう。今季低迷の続く同地区の他のチーム相手には一つも星を落とせない後半戦となるだろう。
ニューヨーク・ジェッツ(1-8) F
特になし。
マイアミ・ドルフィンズ(0-8) F
特になし。


North

ピッツバーグ・スティーラーズ(6-2) A-
つぼにはまった時は恐ろしく強い。というのが今季のスティーラーズ。それを証明するのが今季敗戦を喫した2チームはいずれも今季負け越しているということ。個人的には厳しいと思っていたQBロスリスバーガーにも成長が見られるのはチームにとっては大きいはず。心配されるのはD♯も好不調の波が激しい点。
クリーブランド・ブラウンズ(5-3) B-
今季のサプライズチーム。今年はなんといっても爆発的な攻撃力がチームのカラー。ここまで何度も派手な打ち合いで勝利を収めてきているのは昨年までなら考えられなかった。驚くのは平均得点28点、そしてもっと驚くのは平均失点29(笑)。何はともあれ、QBアンダーソンの成長は今季のNFLで最もサプライジングだっただろう。
ボルティモア・レイブンズ(4-4) C+
攻撃が昨年よりひどくなっている。が、もっと大きな心配事が出てきた。自慢のD♯はどこへいったのだろう。早めに立て直さないとドラフトで早い指名権を手にすることになる。
シンシナティ・ベンガルズ(2-6) C
昨年まではオフェンスがD♯のカバーをできるチームだった。が、今季はオフェンスがどんなによくてもそれを台無しにしてしまうほどD♯がひどい。D♯を一から変える必要がありそう。


South

インディアナポリス・コルツ(7-1) A
昨年もそうだったように、今年もコルツにとってレギュラーシーズンは特に大きな意味はもっていないはず。じっくりと16試合をかけてプレーオフまでに修正点を見つけて、整えてくるだろう。王者の本当の怖さはプレーオフへ入ってからと考えていい。とはいえ、チーム状態が厳しいというのも事実。少なくともファースト・ラウンド・バイはキープしたいところ。
テネシー・タイタンズ(6-2) B+
昨年の後半戦以降、密かにNFLトップクラスの成績を残しているのがこのチーム。なんといっても「なぜか勝つ」のがタイタンズの怖さ。それを支えているのはラン・オフェンスとラン・D♯、そして上手いコーチングだろう。
ジャクソンビル・ジャグワーズ(5-3) B+
今季はスロースタートだったジャグワーズも折り返し地点では勝ち越し。とはいえ、気の抜けない地区だけにもう少し勝ち星を伸ばしたかったろう。後半戦はスタートでの失敗は命取りとなる。
ヒューストン・テキサンズ(4-5) C
開幕ダッシュに成功し、周囲を驚かせたテキサンズも気づけば中間地点で定位置に戻ってしまった。だが、QBシュアーブに驚かされ、さらにはQBローゼンフェルズもどうやら悪くはない模様。今季はまだ周囲を驚かせる可能性はありそう?!


West

カンザスシティ・チーフス(4-4) B
一体この地区に何があったのか。昨年の今頃、この地区はNFL最強にして最激戦地区として騒がれていたはず。何はともあれ、今季折り返し地点で首位に立っているのはチーフス。頼りないオフェンスと試合を作ることのできるD♯。残念ながらどうしてもプレーオフチームには見えない。
サンディエゴ・チャージャーズ(4-4) B+
今季は良くも悪くも印象に残る試合が多い。昨年のように敵を圧倒する姿を見たかと思えば、翌週には敵に圧倒されてしまうこともある。チーム内でフラストレーションが溜まっているのが傍から見て分かってしまうというのはチーム状況がよくない証拠。もう一度チームが一つにまとまる必要がありそう。だが、残念ながら時間はあまりない。Week 10 @IND戦、今季の行方が決まるといってもいいほどの大一番が控えている。
デンバー・ブロンコス(3-5) C+
QBカトラーの成長が期待したほど早くなかったと結論づけてもいいだろう。プレーオフチームとしてはあまりにも安定感に欠ける。だが、今季の低迷の理由は他にもある。それはランD♯の崩壊。地上戦を制することができなければこのチームは勝てない。
オークランド・レイダース(2-6) C-
6敗の内、4敗が7点差以内の敗戦。これならファンもまだあきらめないのでは。こういった試合を辛抱強く続け、且つ選手が腐らなければいいチームになれるはず。


まあAFCはこんなところでしょうか。今季は昨季と違ってそこまで没頭して見れていないのが残念なのですが、やっぱり今年もAFCの方が全体的にはレベルが高そうですね。特にペイトリオッツ、コルツの2強の強さは群を抜いているようにも思えますね。さて、後半戦もいい試合、いい展開を期待しつつ、楽しみです!ではまたまた!
皆様、ご無沙汰しております。まただいぶ更新できない日々が続いてしまいました。そんな中、NFLが開幕しちゃいましたね~。
いや~完全に出遅れてますが、今年もなんとかNFLだけでも少し書いていけたらなと思っていますので、ぜひご訪問くださいね。

さて、NFLも早くもウィーク2まで終わりましたが、ここで今年も大胆!勝手にパワーランキング!やらせていただきます。まずは第1週を終えてのランキングです。ん?第1週?
そうなんです。第1週を終えてのランキングです。 というのも先週、一生懸命ランキングを考えて、いろいろ書こうとしていたらウィーク2も終わってしまったのです…(涙)。まあせっかく書いたので載せようと思います。今週のランキングはまた後日アップしようと思っていますので悪しからず。

ではではどうぞ。約9ヶ月ぶりのランキングです!


=状態良し
=状態悪し
=状態…なんとも言えず

1.インディアナポリス・コルツ(1-0)
   余裕を感じる強さ。
2.ニューイングランド・ペイトリオッツ(1-0)
   去年よりずっと強い。
3.サンディエゴ・チャージャーズ(1-0)
   去年のような強さは発揮できず。でも地力はあるはず。
4.ピッツバーグ・スティーラーズ(1-0)
   いや、このチームは今年結構危険だと思う。
5.キャロライナ・パンサーズ(1-0)
   いい滑り出しができたんじゃないかな。
6.ダラス・カウボーイズ(1-0)
   あれ?2年目のジンクス関係なし?
7.シンシナティ・ベンガルズ(1-0)
   試合には勝ったけど、結構危うい感じに見えたような…。
8.シアトル・シーホークス(1-0)
   まあ無難なスタートを切れたかな。
9.シカゴ・ベアーズ(0-1)
   悪くはないように見えた。でも今年もO#には苦労するのね…。
10.ボルティモア・レイブンズ(0-1)
   同じく悪くないように見えた。
11.テネシー・タイタンズ(1-0)
   予想はしてたけど…、ほんとに「なぜか勝つ」。
12.フィラデルフィア・イーグルス(0-1)
   まあそんな日もあるよね。地力はあるはず。
13.デンバー・ブロンコス(1-0)
   このチームは読めない…。
14.サンフランシスコ・49ers(1-0)
   白星スタートは素晴らしい。
15.ヒューストン・テキサンズ(1-0)
   いやいやいやいや、これは予想してなかったな…。
16.ミネソタ・バイキングス(1-0)
   完勝というか楽勝?何はともあれ1勝。
17.デトロイト・ライオンズ(1-0)
   対レイダースってすごい開幕カードだな…。
18.グリーンベイ・パッカーズ(1-0)
   今週最も意味のある勝利を手にしたのはこのチーム!
19.ニューヨーク・ジャイアンツ(0-1)
   あれ?やばくないか…?(またしても…?)
20.ワシントン・レッドスキンズ(1-0)
   人知れず勝利(失礼)。
21.ニューオーリンズ・セインツ(0-1)
   今宣言します。今年はプレーオフはないです。
22.バッファロー・ビルズ(0-1)
   ここ数年ビルズは全く変わっていない気がする…。
23.ジャクソンビル・ジャガーズ(0-1)
   タイタンに弱いのはもはや伝統…。
24.マイアミ・ドルフィンズ(0-1)
   新しいQB。タフな黒星スタート。
25.ニューヨーク・ジェッツ(0-1)
   なんだか厳しいチーム事情。
26.アリゾナ・カーディナルス(0-1)
   痛い黒星。でも今季は…??
27.セントルイス・ラムズ(0-1)
   なんだかひどい負け方をしたようで…。
28.クリーブランド・ブラウンズ(0-1)
   単純に相手が悪かった。
29.カンザスシティ・チーフス(0-1)
   プレーオフを目指すチームには見えなかった。
30.タンパベイ・バッカニアーズ(0-1)
   昨年のシンデレラも新天地で黒星デビュー。
31.オークランド・レイダース(0-1)
   今季の目標は何勝でしょう?
32.アトランタ・ファルコンズ(0-1)
   …よえぇ。
2007.02.10 Near the end.
ご無沙汰しております。最近がらっと生活リズムが変わるはめになってしまって、前ほど頻繁に更新ができなくなってしまったふっきーです。でも隙を(?)見て更新できそうならやっていくつもりです。どうぞよろしくお願いします。


さて、だいぶ時が経ちましたがスーパーボウルも終わってしまいましたね。録画放送でしか見れなかった上に前半は観れませんでした。どうやら前半はターンオーバーの応酬だったようで…。後半(と前半のハイライト)を見る限り、多少凡戦のような気がしなくもなかったのですが、まあコルツが特別調子がいいわけでもベアーズが特別悪いわけでもなく、実力通りの試合結果だったと思います。昨年に続き、個人的にはあまり楽しめなかったスーパーボウルとなってしまったのが残念でした
といっても昨年のスティーラーズとは違い、今年のコルツはチャンピオンという名にふさわしい力を持っていたと思います。(昨年はどうも…PIT以外全てのチームが自滅した感が強かったので…。) これで本当に名実共にコルツがナンバー1になったといえるのではないでしょうか。ここ数年はいつでもチャンピオンになれるだけの実力を持っていながらつまづいていたことを考えると、この喜びは計り知れないものでしょう。コルツとコルツ・ファンの皆様、おめでとうございます☆

これでNFLも残すところプロボウルの1試合のみということになりましたね。まあ実質プロボウルは祭りみたいなもので、シーズンは終了したということになります。来季以降はどうなるのでしょうかね。コルツは連覇に挑み、そして他のチームは「打倒コルツ」を掲げて新しいシーズンに挑むわけです。優勝より連覇の方が難しいとも言われていますから、コルツにとっても厳しいシーズンが待ち受けているのかもしれませんね。といってももうしばらくはスーパーボウル・チャンプとしての余韻に浸っていたいところでしょう(笑)

今日は短いのですが、ここらへんで。NFL2006シーズンを各地区ごとに振り返ってみた「NFL 06 Season Review」というものも書いていくつもりです。正確にはすでにNFCの3地区についてはアップしているのですが…、そこから進んでいません…。ちなみにそれは左のカテゴリーの中で「NFL 06 Season Review」というやつをぽちっと押していただければ見れます。もしよかったら読んでいってやってください。それではまた。
ニューオーリンズ・セインツ 14 @ 39 シカゴ・ベアーズ

NFL屈指のD♯にも翳りが見えてきたものの、その破壊力は未だにNFLに恐れられているベアーズ。対するはNFLでトータル・オフェンスが1位のセインツ。AFCと比べると注目度は低いものの、NFCのカンファレンス・チャンピオンシップも好カードとなりました。

試合は序盤からベアーズD♯が本来の姿でゲームを支配する展開。セインツはQBドリュー・ブリーズを中心としたオフェンスも、ベアーズD♯の前に何もできない時間帯が続きました。一方、ベアーズにとって懸念されていたのは、ここ最近崩壊気味だったランD♯ではなく、なんといってもその不安定ぶりが目立つオフェンスでした。この日もQBレックス・グロースマンを中心としたオフェンスは立ち上がりから調子が全く出ず、フィールド・ポジションも追い込まれる状態が続きました。
それを救ったのはやはりベアーズD♯。今季このD♯でいくつもの試合を変えてきましたが、この日も例外ではありませんでしたね。幾度となくベアーズ・テリトリーへと攻め込んでくるセインツに対して、要所でサックなどのビッグプレーでFG圏内から追い出すD♯を披露していました。そして第1Q残り5分半という場面でクリス・ハリスの激しいタックルでルーキーWRマーケス・コルストンがファンブル。これがベアーズの先制FGへと繋がりました。
その後、ベアーズの(これまた強みである)スペシャル・チームのビッグプレーでターンオーバーを引き起こすなど、前半は一方的なベアーズ・ペース。しかし、16-0となったところでセインツ・オフェンスが目を覚まします。前半残り時間が2分を切ったところでボールを持ったセインツは、QBブリーズのパスを中心とした攻めであっという間にベアーズ陣内へ。そしてなんとしても前半のうちに取っておきたかった得点を、先のドライブでミスをしたWRコルストンへ繋げるTDパスで上げることに成功。前半を16-7で迎えることとなりました。
そして後半立ち上がりのセインツのドライブ。自陣7ヤードからという悪いポジションでしたが、ワンプレーで試合の行方を全くわからなくさせます。QBブリーズからRBレジー・ブッシュへの88ヤードTDパスが見事に通り、試合はあっという間に16-14と接戦へ。そして後半に入ってから全くリズムを作れなくなったベアーズ・オフェンス。そこにつけこみ、セインツは逆転のFGを蹴るチャンスを得ます。ところが、FGは外れ、逆転は失敗します。それでもセインツD♯に対し、何も出来ないベアーズ・オフェンスはまたしても3&アウトへ。
ここでまたしてもベアーズが試合の流れを大きく変えます。まずはベアーズのスペシャル・チームによる見事なパントで、セインツの攻撃を自陣内5ヤードラインからという悪環境へと追い込みます。すると、ベアーズD♯は自陣のエンドゾーンでプレーせざるを得なくなったブリーズ目掛けて猛然とラッシュをかけます。そのプレッシャーにたまらずブリーズはレシーバーが誰もいないフィールド内へとインコンプリートパスを投げてしまいました。結局このプレーはセーフティーと見做され、ベアーズの得点となりました。
このプレーが試合を決めたと言っても過言ではないでしょう。このプレーによって、ここまでほぼノン・ファクターであったベアーズQBグロースマンも奮起。33ヤードのTDパスを決めるなど、存在感をここで初めて示しました。その後の試合はベアーズ一辺倒。特にD♯はセインツにターンオーバーを繰り返させ、気づけば点差は開く一方でした。終わってみれば39-14と、ベアーズ圧勝という形で今季のNFCは決着がつきました。

ここからは感想です。
この試合はなんといってもベアーズのD♯の破壊力がよく伝わってくるような試合となりましたね。そしてスペシャル・チームもやはりNFL1だな、と思うような展開が観られました。スペシャル・チームに関してはリターナーのオール・プロ、デビン・ヘスターの活躍こそあまりなかったのですが、この日はパンターのブラッド・メイナードが素晴らしかったです。これまでそんなに目立っていましたっけ??まあ、なんと言いますか、終わってみれば最も「ベアーズらしい」勝ち方だったのかな、とも思えますね。ターンオーバー(特にファンブル・フォース)を引き起こす力はNFL随一です。今季は一年を通じてちゃんと統率されているな~と思ったものです。
ベアーズ・オフェンスに関しては…、そうですね~、強烈な印象はないですね。QBグロースマンは見ての通りですし、この日の得点もほとんどはD♯のおかげとも言えたのではないでしょうかね。ただ、RBのトーマス・ジョーンズとセドリック・ベンソンのコンビは強烈です(少なくとも僕はこのコンビネーション好きですね、笑)。スーパーボウルでは彼らが主導権を握らなければ勝てないでしょう。
さて、ここからはシンデレラ・シーズンが終焉してしまったセインツです。結局最後はNFCで唯一の実力者だと言われていたベアーズの前に散ってしまいましたね。しかし、今季は本当によく戦ったと思います。そしてニューオーリンズ市民を始めとしたハリケーン・カトリーナの被害者に多くの夢を与えたシーズンだったと思います。優勝はなりませんでしたが、Saints go marching on…♪ と地元に凱旋してもいいのでは(笑)?
戦力的に見ると、やはりスーパーボウルへ行くにはまだ早い、という感じでしたね。D♯はラン・パス共に最後まで安定感がなく、あれだけリズムに乗れなかったベアーズ・オフェンスに対しても後半はリズムを作らせてしまいました。ベアーズのように、とまでは言いませんが、プレーオフではD♯陣がステップアップしなくてはならない場面が必ずやってきます。それができなかったといえるかもしれませんね(ちと辛口ですかね…)。
オフェンスに関しては今季はNFL、NFLファンを驚かせてくれました。QBのブリーズはオール・プロにも選出されましたし、RBデュース・マカリスターの活躍なしにはここまで進むことはなかったでしょう。ルーキーRBブッシュとWRコルストンもセンセーショナルな活躍を見せてくれました。ただ、最後はQBブリーズも若干経験の無さを露呈したようなシーンも見受けられたのではないでしょうかね。セーフティー場面なんかがその代表かもしれません。といってもあそこで冷静にプレーできるQBはそうはいないでしょうが…。
とはいえ、今年のセインツはNFLで最も収穫が大きかったチームと言えるかもしれませんね。D♯の穴がはっきりしたことや、チャンピオンシップまで来れたという自信。そして何よりもこの経験は大きかったと思います。将来性やその経験も含めて、今後のセインツはさらに脅威を増す可能性も秘めているのではないでしょうか。
2007.01.22 CLASSIC.
  これほどまでに劇的な幕切れがあると誰が予想したでしょうか。
  コルツとコルツファンにとってこれほど大きな壁だったと誰が思っていたでしょうか。
  これまでのスポーツの歴史の中でここまで大きな壁が存在したでしょうか。

AFCのチャンピオンシップ、近年稀に見るライバル同士の対決は観る者の期待を全く裏切らないほどの好ゲームとなりました。インディアナポリス・コルツが悲願のスーパーボウル行きを、これ以上ないほどの最高の形で決めました。NFL史上に残る熱戦を制したコルツは2月4日、マイアミのドルフィン・スタジアムにてスーパーボウルで戦うことになりましたね。

ニューイングランド・ペイトリオッツ 34 @ 38 インディアナポリス・コルツ

試合は前半、ペイトリオッツが自らのファンブルをエンドゾーンでリカバーTD、コルツQBペイトン・マニングのパスをCBアサンテ・サミュエルがINTリターンTDなどにより、ペイトリオッツが21-3と大きくリードしました。この時点では、コルツはまたしてもこの大舞台で不甲斐無い戦いをするのか?とコルツファンにとってはそういう嫌な予感も頭をよぎったはずです。
しかし、地元コルツのファンは決してそんなコルツを見捨てませんでした。直後のコルツ・テリトリーで始まった次のペイトリオッツ・オフェンスではクラウド・ノイズとD♯の踏ん張りによって後退させ、パントという結果に終わらせてから試合の流れが一変しました。これまで全くいいところのなかったコルツ・オフェンスでしたが、前半終了3分前にボールを手にし、一からオフェンスのリズムを作り始めました。結局前半終了間際のこの攻撃はFGで終わりますが、ここで作ったオフェンスのリズムをコルツはこの試合、二度と見失うことはありませんでした。
15点ビハインドで迎えた後半はまずはコルツ・ボール。前半の終わりに作ったリズムによって、ランとパス共に上手く決まり、ゆっくりながらも確実にエンドゾーンへ近づいていきました。そして後半最初のドライブをTDで終え、これによってホームの観客は完全に生き返りました。第3Qの内に再びTDを上げ、2ポイント・コンバージョン成功により、同点に追いつくことに成功すると、試合は取りつ取られつの展開へ。
しかし、ペイトリオッツもさすがの強さを発揮。敵地RCAドームで勢いに乗るコルツを相手に同点に追いつかれるも冷静さは失いませんでした。エリス・ホブスの80ヤードのキックオフ・リターンを生かし、TDを上げ再びリードをします。ところが、息を吹き返したコルツ・オフェンスに怖いものはなく、あっさり次のドライブで同点に。そしてお互いにFGを追加し合って迎えた試合残り4分。ペイトリオッツ新人キッカーのゴストカウスキーがFGを決め、34-31とペイトリオッツがまたしてもリードを奪いました。
残り3分50秒でボールを手にしたコルツでしたが、ここでペイトリオッツD♯が意地を見せました。3&アウトに追い込み、ペイトリオッツ・ボールになり勝負あったか、と思ったのも束の間、ここでペイトリオッツが初歩的なミスを犯しました。結局ここはペイトリオッツも3&アウトという結果に。
そして残り時間2分強、3点を追うコルツの最後の攻撃が始まります。ここでコルツの大黒柱QBマニングがパスを2本通し、あっという間にペイトリオッツ・テリトリーへ。直後のプレーではペイトリオッツの反則などもあり、ものの十数秒間でペイトリオッツ陣内11ヤード地点まで進む、という驚異的なスピードでコルツは攻め続けました。そして、残り1分、パスD♯を重視したペイトリオッツの裏をかき、RBジョーセフ・アダイのランによってコルツがTD。この試合初めてリードすることに成功したのでした。
対するペイトリオッツQBトム・ブレイディもこれまでにいくつものゲーム・ウィニング・ドライブを完結させてきた男です。しかし、そのブレイディ率いるペイトリオッツ・オフェンスも最後はコルツのチームやドーム全体の執念に力尽き、INTによって試合は終了しました。


フットボールの神様はコルツというチームにこんなエンディングを作って待っていたのです。どうしても越えられなかったペイトリオッツという壁。その壁はこの試合でもその存在の大きさを―18点ビハインドという大きな壁でもって―改めてコルツに知らしめました。最後には自分達の力だけで越えなければならない、ということも。そして、試合時間残り1分、ついにコルツがペイトリオッツという大きな壁を乗り越える時がやってきたのです。その壁を乗り越えなければならなかったのは、他でもないコルツの持ち味でもあるオフェンスだったというのは何かの因縁かもしれませんね。


さて、ここからは個人的な感想を少し…。
まずはコルツとコルツファンの皆さんにおめでとうございます、と言いたいです。特にトニー・ダンジーHCとレジー・ウェインは本当によかったと思っています。今年、特にプレーオフに入ってからのコルツの戦い方には本当に驚かされました。以前のようなド派手なオフェンスはこの試合の後半でしか見られませんでしたが、特筆すべきはやはりそういったオフェンスではなく、ゲーム・コントロールの役割も兼ねたオフェンスのバランスの取り方だったと思います。D♯については…、なんでしょう…、要は気合いの入れ方次第といったところなんですかね(笑)
そして、ペイトリオッツファンの皆さん、お疲れ様でした。
今度改めてペイトリオッツについては個人的な感想を書くつもりですが、ここでは一言だけ。
「やっぱこのチームを好きでよかった!」です☆

それでは今日はこの辺で。
またまたやってまいりました。今回は歴史はくりかえす、NFLバージョンであります。歴史と言いつつも、これはあくまで僕のわずかな知識の中だけでの話ですので、あらかじめ「はいはい」的に流しながらお読みください。

AFC Championship
New England Patriots @ Indianapolis Colts

・またしても因縁の対決。
今年のプレーオフでAFCのチャンピオンシップがコルツ対ペイトリオッツになると予想していた人は少ないのでは。特にディビジョナル・ウィークエンドではホームのチャージャーズとレイブンズが圧倒的とまではいかないものの、大方の予想では有利とされていたはずです。まずは今年、多くの予想に反してこの2つのプレーオフのベテラン・チームがここでまたしても対決することが決まったことが挙げられます。

・ペイトリオッツ、チャンピオンシップでは無敗。
ペイトリオッツは85年シーズンにワイルドカードとしてプレーオフに進出した際、初めてチャンピオンシップで戦いました。その年はドルフィンズを敵地で撃破、チーム史上初のスーパーボウルへ。尚、このチームが初めてプレーオフを敵地で3勝しスーパーボウルへと進むチームとなりました(2チーム目は昨年のスティーラーズ)。次にチャンピオンシップに登場したのは96年シーズン。今度はチーム史上初ホーム、フォックスボーロ・スタジアムでチャンピオンシップを開催し、ジャガーズを撃破。3度目の登場は01シーズン、敵地ピッツバーグで。「運命のチーム」として急遽注目を集めたシーズン、この年はチーム史上初のスーパーボウル制覇。そして記憶にも新しい03年ホーム・コルツ戦、04年アウェー・スティーラーズ戦、とこれまで5度チャンピオンシップへと駒を進めていますが、一度も敗戦がありません。

・時代の変わり目?!
NFLは時代の移り変わりというものは意外とあっさりしているものです。例えば60年代のパッカーズもスーパーボウルIとIIを連覇した直後からプレーオフへも進んでいません。スーパーボウル制覇ともなると96年シーズンまで遠ざかることになりました。70年代のスティーラーズも6年で4度スーパーボウルを制した直後からプレーオフからは遠ざかっています。90年代のカウボーイズも4年間に3度スーパーボウルを制覇。当時頭角を現していたのはQBファーブ率いるパッカーズでしたが、そのパッカーズは「カウボーイズ時代」は幾度となくプレーオフでカウボーイズに敗戦。ようやくスーパーボウルを制した96年シーズンはそのカウボーイズと戦うことなく頂点へと上り詰めました。つまり、壁であったチームをプレーオフで直接倒してのスーパーボウル制覇というものはNFLの歴史では意外とないのです。

・キッカー、アダム・ヴィナティエリ。
プレーオフでのコルツのキッカー・アダム・ヴィナティエリはほぼパーフェクトです。特に試合がかかった大一番のFGでは外したことはないくらいのクラッチ・プレーヤーです。昨年までペイトリオッツにいたヴィナティエリはそのクラッチ・キックで01、03、04、と3つのスーパーボウルの決勝FGを決めています。彼のようなキッカーは長いNFLの歴史を見ても他にはいません。プレーオフでのヴィナティエリはプレッシャーがかかればかかるほど存在感を増してきます。また移籍1年目にして、古巣ペイトリオッツとの対決となったことは何かの因縁かもしれませんね。

NFC Championship
New Orleans Saints @ Chicago Bears

・時代の風潮。
これは上記の01年ペイトリオッツとも少しかぶります。僕が観てきた中では「世論の期待」というものはアメリカのスポーツの中では結構勝負に左右したりしています。(もちろんほとんどの場合は期待はある程度の成功で終わり、チャンピオンということにはならないのですが…。) 今年のセインツにはその世の中の人々の期待というものがあります。そしてそのチャンスを活かす力も今年のセインツにはあります。01年のペイトリオッツがそうだったように。シンデレラ・ストーリーやサクセス・ストーリー好きにはたまらないですね(笑)

・85’シカゴ・ベアーズ。
今年のベアーズは85年シーズンのベアーズと非常に似たシーズンを送りました(まあ終盤はそうでもなかったのですが…)。ベアーズが最後に開幕7連勝以上を上げたのは85年シーズン。シーズン最初の黒星を喫したのはホーム・ドルフィンズ戦。また当時のチームカラーも激しいD♯でした。そんな85年のベアーズは圧倒的な力でスーパーボウルを制しました。

・DB リッキー・マニング
ベアーズのディフェンシブ・バック、リッキー・マニングは03年ルーキー・イヤー以来となるチャンピオンシップ出場。03年はパンサーズの一員としてNFCのチャンピオンシップでプレーし、キャリア最高のパフォーマンスを披露しました。イーグルスQBマクナブのパスを3つもインターセプトし、勝利に大きく貢献。派手な活躍はそこまでありませんが、彼の名前はそれ以来覚えています。(同じ日の数時間前に行われた試合で同じ名前のコルツQBマニングが3つINTされたから、というのも印象を深くした要因なのかなとも思います。)


まあ歴史はくりかえす、と言いつつも今年はどうなるかわかりません。歴史だけを見て考えると、コルツはペイトリオッツには勝てないということになってしまいますが、ここ2試合は敵地でコルツが勝利を上げていますし。またコルツも今まで見たことのない勝ち方で勝ち上がってきているという点を考えると「歴史」もへったくれもそもそもないかもしれませんね(笑)
ベアーズに関してもD♯は開幕当初のインテンシティはなく、集中している時間帯としていない時間帯の差が激しいような感がありますし…。セインツに至ってはフランチャイズ初のチャンピオンシップ出場です。それこそ歴史もへったくれもありません(しつこい?、笑)

それでは今日はこの辺で。また試合についてはアップするかもしれません
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。