上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2006.09.23 Being PROFESSIONAL.
今日は数多くいる野球のプロフェッショナル・プレーヤーの中で、これまた数多くいる「プロフェッショナル」と呼ぶにふさわしい3選手について書こうかな。ひさしぶりの Things About Sports であります。そもそもこの Things About Sports はなんだろ、コラムみたいなもんなのかな。ではでは、プロフェッショナルな選手について。

現在のプロ野球界(メジャーも含む)の中で一体どれだけの選手が「プロフェッショナル」という言葉を意識して野球をしているだろうか。そしてどれだけの選手が「プロフェッショナル」というものに徹し切れているだろう。僕の知っている限り、そう多くはいないと思う。が、ここで言っているのは「プロフェッショナル」に徹している選手であって、「プロフェッショナル」を意識している選手は数多くいる(願わくば全員であってほしいと)とも思う。そんな数少ない「プロフェッショナル」に徹している選手の中で今日は、イチロー、金本知憲、松井秀喜の3選手について書いていこう。
日本には心技体という言葉がある。上記の選手達はその三つの要素全てが持ち合わせているからこそ、現在超一流と呼べる地位にいるのではないだろうか。ではどんな面がいわゆる「プロフェッショナル」なものなのか。
イチローで言えば数字。プロとは結果が全ての世界である。結果が全ての世界では何が一番評価されるか?チームで言えば勝利以外の何ものでもないが、個人で言えば数字こそ全てともいえる(特に野球では)。だからこそイチローはその数字に全てをかけているともいっていいほどこだわる姿勢を見せているのだ。その数字に執拗なまでにこだわる姿勢は時として観ている者、チームメイトなどに一見周りを気にしない、冷たい選手として映ることもあるだろう。しかし、数字を残すことで周囲の信頼を得ることが「プロフェッショナル」であると考えるイチローにとっては当然のことなのだ。結果で示すことに全神経を注ぐことは「プロフェッショナル」として当たり前のことで、それをやらず、結果も残せない選手になることだけは許せないことなのだろう。だから当然チームメイトにも同じ事を要求しているのだろう。もっとも声に出してはっきりと言うことは今までにも一度もないが、近年ではマリナーズの成績不振と共にそれをほのめかすこともしばしば見られる。数字以外でもイチローは「プロフェッショナル」に徹している面がいくつもある。それは試合前、球場に誰より早くかけつけ、準備運動を欠かさずすることからも見られる。もはやベテランともいえる選手、ましてメジャーリーグでもMVPや首位打者を獲っているイチローがだ。実績のある選手でこういった行動を取っている選手は他にはいないだろう。イチローの戦いは他のどの選手より早く始まっている。そしてこういった姿勢がイチローをイチローたらしめているのだ。
金本知憲の場合は試合という舞台に対する準備の姿勢。金本はつい最近連続フルイニング出場記録が1000試合を超えた選手。この記録は言葉では言い表せないくらいの大偉業だ。そしてこの記録は30を超えてから生まれた記録だと言うのだから尚更のことである。鉄人・金本は体が動く限り試合という戦場へ必ず味方を助けるために足を運んでいるのだ。数年前には、頭部への死球や左手首を骨折しながらもプレーを続けたことがある。まさに体の動く限りといえるだろう。「プロフェッショナル」である以上、小さなケガや違和感でファンの待つスタジアムでの試合に出ないことは許されないと考える金本の心意気は「プロ・アスリート」としての根本的な部分とも言えるだろう。プロだけとはいわず、自分の体の管理は自分でやるものだ。プロである以上(若ければ尚更だが)自分の体の異常や異変に敏感になるのは大事なことである。だが、「体が資本」のプロの世界で(特に最近よく見られる)多少のケガであるにもかかわらず休みますというのは大きな疑問に思える。先にも述べた通り、自己管理が行き届いていれば自分の体は自分が一番よく理解しているはず。ならば、今日はどうしても無理だ、これくらいなら行けるなどの判断は自ら下せるのも当然とも言えるだろう。そしてその体をケガのしないものにするのも「プロフェッショナル」の必須条件だ。金本は強靭な肉体を作ること、言ってみれば表舞台に立つ前の準備(体作り)に「プロフェッショナル」としての誇りをかけているのだろう。
そして最後に松井秀喜。松井は金本によく似ている部分がある。今年の春の骨折で連続試合出場の記録は1768で途絶えてしまったが、松井も毎試合、試合に出ることに大きな意味を感じている選手である。松井の場合、こんなことを言うと失礼だろうが、金本やイチローより、いや今や日本で一番人気のある選手であるのは事実。何よりもファンや子供達に夢を与えることが「プロフェッショナル」としての自分の使命と考えている部分が大きいのである。松井を観に、楽しみにしてスタジアムに来る子供達に自分のプレーしている姿を見せることが松井のようなスーパースターの持つ特別な使命なのだ。連続試合出場という記録は―遠征の多い、移動距離の多いメジャーで毎試合出場する選手はリーグを通じて5本の指で数えれるくらいのものなのだから ― 高いプロ意識から生まれたといえるだろう。その他にも実はあまり知られていないが、松井はいろんな方面での慈善活動や寄付活動にも力を注いでいる。野球はもちろんのこと、球場以外のフィールドでも夢を与えることこそ「プロフェッショナル」という使命感を強く持っている松井は間違いなく多くの人々に夢を与えている。一選手としてだけでなく、常にスターとしての自覚を持ちながら行動をとる松井、公私にわたってこれほど「プロフェッショナル」に徹し切れている選手は他にはあまりいないだろう。

さて、またまた長くなってしまった…が、いつものことなんで許してくんなまし。このようにこの3選手は多少異なってはいるかもしれないが、それぞれ「プロフェッショナル」に徹しているといえるでしょう。先にも述べたように3選手に共通するのは心技体を兼ね備えていることだ。そのどれかが欠けていれば「プロフェッショナル」に徹しているとは言えないだろう。もしかすると、このように「プロフェッショナル」に徹することができているかできていないかが「一流」と「超一流」とを分ける境界線になっているのかもしれない。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。