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今日はいつもと趣向を変えて、少し過去の記憶を辿らせていただきます。

スポーツを観続けてきてかれこれ15年くらい経つでしょうか。スポーツの魅力に取りつかれた当時、僕はアメリカ、ボストン郊外に住んでいました。まず本格的に観るようになったのは、バスケのNBAだったような記憶があります。(ん~、たぶん…。)そもそも僕がスポーツの魅力にとりつかれた理由としては『個人』の力でした。バスケでいえば、僕の最初のスターはレジー・ミラー、アメフトはジョー・モンタナ(うんと小さい頃、わけもわからずでしたが…)、サッカーはロベルト・バッジョ、ベースボールはホセ・カンセコ モー・ボーン(Moも微妙かな。そういえば野球はいなかったかも…。野茂かな。)、といったところです。このような選手達は『個人』の能力が高く、まだ子供だった頃の僕は本気で彼らのようになる、彼らのように試合を決めれる選手になれる、と信じていたようです。(スポーツ選手はやっぱり夢を与える仕事なんですね☆)
そんな僕がスポーツを観ていて初めて『チーム』というものに魅了されたチームがあります。その頃の僕はまだ『チームワーク』というものは言葉でしかわからず、実際に目で見たり、体感するといったことはなかったのですが。その革命的な(僕にとっては) 魅力を僕に教えてくれたチームは94-95シーズンのNBAチャンピオンのヒューストン・ロケッツでした。

 Post Jordan-era
当時のロケッツはセンターのアキーム・オラジュワンを中心としたチームで、前年度(93-94)のチャンピオンでもありました。93-94年シーズンはといいますと、93年ファイナル後に1回目の引退をしたマイケル・ジョーダンの影響をまともに受けたシーズンでもありました。ポスト・ジョーダン・エラ(時代)として、NBA Finalsに名乗りを上げたのはジョーダンに苦しめられ(まくっ)ていたセンターのパトリック・ユーイング率いるニューヨーク・ニックスとオラジュワン率いるロケッツだったのです。その年はファイナルとしてはひさしぶりに7戦までもつれる大接戦の末、ロケッツが優勝したのです。
 Reunite
ところが、94-94シーズンに入るとディフェンディング・チャンピオンのロケッツはシーズン序盤から終盤近くまで低迷します。結局打開策として、オリジナル・ドリーム・チーム(92バルセロナ五輪)にも選出されたベテランのクライド・ドレクスラーをポートランド・トレイルブレイザーズから獲得します。(ドレクスラーは長年ブレイザーズ一筋でプレーしていましたが、もう長くない現役生活を考え、この年、タイトル・コンテンダーのチームへのトレードを志願。ブレイザーズもそれを容認し、シーズン途中でロケッツへと移籍したのです。)ドレクスラーにとって幸運だったのはトレード先に大学時代のチームメイト、オラジュワンがいたことでしょう。(それもなんとヒューストン大学出身!)その後、ドレクスラーが難なくチームに溶け込めたのも手伝って、ロケッツはなんとか6位(47勝35敗)でプレーオフへ滑り込みます。
 The Underdog
そして迎えたプレーオフ。ロケッツはシーズン中の成績が振るわず、ホーム・コート・アドバンテージはなし。周囲の注目もシーズン終盤に現役復帰したマイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズに集まっていました。そして優勝候補として声が上がるのもその年MVPに選ばれたデービッド・ロビンソン率いるサンアントニオ・スパーズ(ウェスタン・カンファレンス1位)や、ホームで圧倒的な強さを誇る若き日のシャックことシャキール・オニール率いるオーランド・マジック(イースタン・カンファレンス1位)らでした。前年度チャンピオンのロケッツの名前を出す人は全くといっていいほどいない状態だったのです。
 Long Kiss Good-night
そうして始まったプレーオフ1回戦では成績ではカンファレンス2位(60勝!)のユタ・ジャズとの対戦。2勝1敗と王手をかけられ、いきなり崖っぷちに追い込まれます。ところが、ここからロケッツは粘り第5戦アウェーの中、なんとか勝利をもぎ取り1回戦を突破します。直後、「これでディフェンディング・チャンピオンとしての面目はなんとか保った」かのようなニュースが流れます。
2回戦(カンファレンス・セミファイナル)へ進んだロケッツに対し、以前周囲の声はロケッツ断然不利だったのです。2回戦の相手はチャールズ・バークリー、ケビン・ジョンソンらが率いる実力と経験のあるフェニックス・サンズ(59勝!)。ロケッツは初戦、2戦と大敗し、第3戦は勝利を上げるも、第4戦も落としてしまい、1勝3敗と1回戦よりさらに崖っぷちに追い込まれてしまいます。誰しもが次のカンファレンス・ファイナルではサンズ対スパーズになるだろうと確信していました。ところが第5戦、敵地での延長戦を劇的な勝利でなんとか敗退から逃れます。続く第6戦ホームでも勝利。これでロケッツは波に乗りました。ところが、サンズも3勝1敗からやすやすと逆転負けを食らうほど軟弱なチームではありません。続く第7戦は敵地フェニックスで。試合は接戦になります。そして110-110で迎えた第4Q残り22秒ロケッツのボールインから試合再開。ボールをもらったロバート・オーリーは逆サイドのマリオ・エリーへと長いパスを送ります。コートのコーナーで待ち受けていたエリーはそこでスリーポイント・シュート。そのボールは高い弧を描き、リングに吸い込まれていきました。貴重なシュートを決めたエリーがそこで観客席に向かって投げキッスを送ったシーンはあまりに有名です。結局これが決め手となり、ロケッツは1勝3敗からの逆転勝利を収めたのでした。
 The Dream
これで完全に波に乗ったロケッツはカンファレンス・ファイナルでスパーズとの対戦になりました。スパーズはこのシーズンNBAで最も多くの勝利を上げ(62勝!!)、文句なしのMVP受賞となったセンターのロビンソンを中心としたバランスの取れたチームでした。しかしこのカンファレンス・ファイナル、シーズンMVP男が独り占めすると思われていた主役の座をさらったのは、他でもないそのロビンソンのマッチアップの相手アキーム"ザ・ドリーム"オラジュワンだったのです。オラジュワンはこのシリーズ、MVPロビンソンをまるで子供と遊んであげているかのように(これマジよ。ほんとに子供扱いだった。後にも先にもあそこまで個人に差が見られるなんてことはないと思うくらい。) ロビンソンを扱ったのです。結果もロケッツが敵地で2勝。もはや全米のメディアがオラジュワンとロケッツに注目するようになったのです。その後ロケッツはホームで連敗するものの、サンアントニオに戻った第5戦、再びオラジュワンの活躍でスパーズを圧倒、主導権を取り戻したのです。結局第6戦でもスパーズはオラジュワンを止める術を全く見つけられず、ロケッツが4勝2敗でスパーズを下し、2年連続のNBAファイナルへと駒を進めたのです。
 The CLUTCH City
ファイナルで待ち受けていたのはシャック率いる若いオーランド・マジック(57勝!)でした。ほとんどの選手が初のファイナルではありましたが、それでも下馬評ではマジック有利。ホームで絶対的な強さを誇るマジックがホーム・コート・アドバンテージを持っていたからです。そしてオーランドで行われた第1戦、全てはこの試合にかかっていました。
試合は両者のモメンタムが行き交う激戦となり、終盤までもつれます。しかし、残り11秒を切ったところでホームのマジックが絶対的有利な立場に立ちます。マジック3点のリードでさらにマジックのガード、ニック・アンダーソンに2本のフリースローが与えられたのです。ここで1本でもアンダーソンが決めれば、試合は2ポゼション差となりマジックの勝利がほぼ決定となります。アンダーソンは70%を超える確立でFTを決める選手ですから、普段ならこれで試合終了です。ところが1本目を外したアンダーソンは2本目も外すのです。ロケッツとしては九死に一生を得る結果に。リバウンドを取ってスリーポイントを決めれば同点に追いつけるのです。しかし、リングに弾かれたボールをロケッツの選手が見方同士で競ってしまい、そのボールは無情にも再びアンダーソンの腕の中へおさまってしまったのです。万事休すとはこういう時の言葉だったのでは。ロケッツはたまらずまたアンダーソンへファウル。そしてアンダーソンはまたしてもFTを打ち、試合を決定付けるチャンスを得たのです。
ところが、先の2本で自信を失ったアンダーソンはまたしても1本目を外してしまいます。そしてホームの観衆も「まさか…」という雰囲気になり、アンダーソンにかかるプレッシャーはさらに大きくなります。そして連続した4本目のFT…、三度あることは四度起こるのです。アンダーソンは4本連続で失敗してしまったのです。今度はロケッツがしっかりリバウンドを取り、かかさずタイムアウト。ロケッツとしては九死に一生をものの数分で二度も味わったわけです。が、それでも必ずスリーを決めなければいけないという厳しい状況に変わりはありません。もちろんマジックとしてもスリーだけは警戒するD♯をしかけてくるわけです。そして迎えたタイムアウト明け、ロケッツのガード、ケニー・スミスがドリブルから一人をかわし、1回フェイクを入れてからスリーを打ちます。マジックのガード、アンファニー・ハーダウェイもタイミングをずらされながらも必死で手を伸ばします。しかし、手は届かず。そしてボールはリングの中へと入っていったのです。スミスはこの数分間まるで何事もなかったかのように冷静に同点スリーを決めたのでした。
 It's just 2 easy
結局第1戦はその後オーバータイムへ突入。ドラマはOTでも再び(三度…?)起きます。同点のままロケッツは最後シュートを打つチャンスを得ます。しかし、最後のドレクスラーのシュートはあとわずかでリングに嫌われ試合は再延長かと思われたその時、外れたシュートをオラジュワンがタップして決めたのです。そして試合は終了。第1戦は様々なドラマの末、ロケッツが120-118で勝ったのです。
結局第1戦を致命的(歴史的)なミスで落とした若いマジックのチームはその後立ち直ることができませんでした。逆にロケッツは出てくる選手の一人ひとりがその長所を満遍なく発揮し、マジックを圧倒したのです。結果は4勝0敗のスウィープ。最後の最後までアンダードッグとされてきたロケッツが2年連続のNBAチャンピオンに輝いたのです。
 As a TEAM
大学時代にナイジェリアから渡ってきたアキーム・オラジュワンを中心に、ベテランの味をいかんなく発揮したケニー・スミス、NBAに入るために海外でもプレーをしていた"スーパー"マリオ・エリー、新人時代からチームに活気を与え続けた2年目のサム・キャセール、チャンピオンチームには欠かせない役割を必ず果たすロバート・オーリー、チーム全体のモチベーションを上げ、いつでも勝利に貢献したクライド"ザ・グライド"ドレクスラー、その他のメンバー全員が文字通り一つになって戦っていた94-95シーズンのヒューストン・ロケッツでした。誰か一人でも欠けていたら連覇はなされなかったことでしょう。一生忘れることのない『チーム』だと思います。(オラジュワンとドレクスラーは大学時代出来なかったことがやっと達成できたんですね。それもまたドラマなり。)
 
 One thing to say...
最後に、95年のファイナルを終えた直後のロケッツのHC、ルディ・トムヤノビッチの名言を。
あの年は誰もロケッツが優勝するとは思っていませんでした。プレーオフが始まる前も、始まってからも、そして最後の最後までロケッツは本命扱いはされませんでした。もちろん監督や選手達もそのことはいやというほどわかっていました。トムヤノビッチ監督は優勝を決めた直後にそういったロケッツの強さを信じていなかった人にこんなセリフを言ったのです―
  “Don't ever underestimate the heart of a champion!!
こうして94-95シーズンは幕を閉じたのでした。


う~ん、ひっっっじょ~に長くなってしまいましたね(苦笑)ちょっと我ながら書いている間に思い出しながら熱くなってしまいました。最後まで読んで下さった方がいるのかどうか…。いささか不安ではありますが、もしいたとしたら心からありがとうございましたと言いたいです。少し思い出に浸り過ぎたFuckyでした。(結局最後のトムヤノビッチのセリフが書きたかっただけかも…。)
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本日2度目の更新です。
今週もやって参りました。ウィークリー・NBA in Destiny or Dynasty。今週も個人的に気になる選手やチームについて―。

ジルベール・アリーナス
嘘です。ギルバート・アリーナスです。ワシントン・ウィザーズの看板選手のアリーナスが今シーズンは爆発していますね。特に12月に入ってからのアリーナスはほんとに手がつけられない状態です。17日の@レイカーズ戦、コービー・ブライアントとのエース対決では60点の大台(!)。チームを延長戦の末勝利に導きました。そしてそれから一週間も経たないうちに今度は15連勝中だったサンズ相手にアウェーで54得点。サンズに1ヵ月ぶりの黒星をつけました。12月に入ってからの15試合中12試合で30得点以上をマークしています。チームもアリーナスに引っ張られて(正確にはカロン・バトラーにも引っ張られている…)27日現在、地区首位に浮上。
アリーナスといえば背番号は「0」。これは名門のアリゾナ大学入学時代、「お前がここで試合に出場する時間はゼロだ」と言われたことを見返すための背番号だとのこと。いろいろな思惑があって背番号をつける人がいるんですね。
背番号
そう、背番号といえば!今シーズンは結構背番号に変化が見られましたね。主にスター選手の背番号に変化がありました。まず一番驚いたのはコービー・ブライアント。コービーといえば「8」、なイメージが強かったのですが、今季はなぜか「24」に。もともとアイバーソンやコービーなどが一ケタ台の背番号をつけたことによって今日の一ケタ台の背番号ブーム(…そこまではいかないか…)になったと個人的には考えていたので、意外でしたね。なぜ変えたのだろう…?背番号と共にプレースタイルも少し変わりましたが…。
その他にはアマーリ・スタウドマイヤー。人知れず(?)背番号を「1」に変えていましたね。怪我からの最初のフルシーズン・バックということで心機一転という意味が込められているのでしょうか。一時はNBAセンターの新しい時代を背負って立つ男として注目されていた(まだされていますね)アマーリが今シーズンはどんな活躍を見せてくれるのでしょうかね。楽しみです。
他にも誰かいたでしょうか?今思い浮かぶのは2人でした(たったの…)。
ルーキー
近年、NBAでは新人の活躍というものが減ってきました。まあ03年組という例外の年もあったわけですが、80~90年代と比べるとやはり物足りない感は否めません。高卒ルーキーなど、近い将来(2~5年後)を見据えてのドラフトというのが増えたというのもありますが、それにしてもインパクトのあるルーキーが減ったものです。まあそんなに試合を観てはいない身なのではっきりとは言えない部分もあるのですが、今年なんかはひどい気がしてしまいます。
昨年のNCAA界で得点王争いを演じたアダム・モリソンJ.J.レディックらはNBAでは通用しないだろう、との声が当初から大きかったというのも多少残念です。結局モリソンはそういった意味では期待を裏切る活躍を見せているかもしれませんが、ボブキャッツ以外のチームに行ったならどうなったかは疑問です(でもそこそこできる気もする)。レディックに関しては試合に出れない始末です…(もっとももうちょっと見てみたいのですが)。
とはいえ、その中でも個人的に光るものを持っているなと感じている選手も少しいたりします。一番はレイカーズのジョーダン・ファーマー。UCLA大でのプレーを見たことがあって、期待していたのですがその期待に見事に応えてくれている気がします。その他にもグリズリーズのルーディ・ゲイ、ブレイザーズのブランドン・ロイ、ウルブスのランディ・フォイ、ネッツのマーカス・ウィリアムズあたりがいいものを持っているのでは??なんだかガードばかりですが…。
まあ2年目、3年目で急に化けてくる選手も毎年ちらほらいるわけでして(またその逆もしかり…)、1年目だけで判断することはできないのですが。ただ、やはりもう少しインパクトのあるルーキーを見たいと思ってしまいますね。
Eastern Conference Atlantic Division
いわずと知れたNBA最低レベルの地区。最低ながらも早くもデッドヒートを繰り広げています。常に借金2~3つほどを背負ったチームが日替わりに地区首位に躍り出るようなデッドヒートなのですが…。その中で現在首位に立っているのはヨーロッパからの2人のルーキーを獲得したトロント・ラプターズ。チームの柱クリス・ボッシュを怪我で欠く中、昨季バックスで頭角を現し移籍してきたガードのT.J.フォードがチームを引っ張る活躍を見せています。
地力がありそうなのが昨季の地区チャンピオンのニュージャージー・ネッツですが、ジェイソン・キッドヴィンス・カーターリチャード・ジェファーソンネネッド・クリスティッチが揃っているにもかかわらず、低迷を続けています。
そして意外にも2位につけているのがニューヨーク・ニックス。今年もニックスはひどいのです。ひどいのですが、劇的勝利も多いのです。ニックス・ファンにとってみれば不満も多いとは思いますが、それと同様に若手の将来への期待も大きいのでは。なんでもファンが沸くのはスターターがベンチに下がってからとのことです。デーヴィッド・リーなんかはニューヨークのファンの心をがっちり掴んでいるようです。
最後に我がボストン・セルティックス。ポール・ピアースが2、3週間アウトとのこと。その間に今季もプレーオフからアウトか…。と思わせるように連敗スタートです。ライアン・ゴームス(ゴメスかな?)、アル・ジェファーソンあたりがもっとこの間に成長してくれれば助かるのですが…。まあでもAIを獲らなかったのは正しい判断ですよ。

なんだか最後はグダグダになってしまいました…。まだまだシーズンも4分の1が経過したくらいなので、テンションも上がらずといったところですではでは、また来週。
なんといっても今年はAFC>NFCの図式がこれでもかってくらい成績に表れています。今年NFCのチームで対AFCのチーム相手に勝ち越しているのはダラス・カウボーイズの1チームのみなんですね。ここ数年はずっとこのような図式では来ていたのですが、それはあくまでAFCのチームがNFCのチームより実力が勝っていたから、言い換えればAFCのチームが強かったから、でした。ところが、今年はそれだけではありません。確かにAFCの方が全体的に強いのに変わりはないのですが、今年はそれ以上にNFCのチームが弱いのです。
特にひどいのは現在のNFCの第6シード以降のチーム。現在第6シードの位置に着けているのはニューヨーク・ジャイアンツ。以下はグリーンベイ・パッカーズ、キャロライナ・パンサーズ、セントルイス・ラムズ、アトランタ・ファルコンズと続いています。この5チームに残り1枠となったワイルドカードの可能性が残されています。全て7勝8敗のチームです。最終節で5チーム全部が負けた場合、負け越しのチームのプレーオフ進出が決定するのです…。
まあ2年前もNFCは8勝8敗の勝率5割チームが2つもプレーオフへ滑り込むといった事態が起きましたが(驚くのはその2チームともワイルドカード・ウィークエンドを突破したという点です)、その時はまだチームとしてある程度プレーオフで戦えるという姿勢を見せてくれていたものです(レベルは高くありませんでしたが…)。しかし、今年のNFCの第6シード以降のチームは違います。シーズンが終わりに向かうにつれ、プレーオフが視野に入るにつれ、どんどん弱くなっていっているのです。まるでどこもその第6シードに入りたがっていないかのようです。
シーズン終盤、プレーオフ争いをするチームというものは誰かがステップアップしてチーム全体が活性化するか、もしくは誰か一人が引っ張るというのでなくとも自然と一つの目標に向かってチームが一丸となるものです。そういったことが上の5チームには全く見られません。はっきり言ってしまえば戦う意志というものが伝わってきません。おそらくAFCで下から4番目くらいに着けているチームの方がまだチームとして戦う意志があるでしょう。
まあそれでもルールはルール。いくら成績やチーム状態が悪くてもNFCの第6シードにはNFCのあるチームが入ってくるわけです(当たり前か…)。今年もAFCでプレーオフをあとわずかで逃すチームにとって不幸だったのはこの時代にAFCに所属していたから…の一点に尽きると思います。多くのワイルドカードのチームにとって、プレーオフというものはスーパーボウル制覇へ向けてのステップに過ぎないものです。たとえプレーオフ1回戦で負けたとしても、それはそのチームにとっては大きな前進となるのです。その積み重ねなくしてスーパーボウル制覇はないといってもいいのでは。だからこそプレーオフ進出という権利は大きな意義があるのです。今年のNFCの第6シードに入るその「1チーム」にはこの意義が当てはまるのか、今後に向けての前進と呼べるものなのか、大いに疑問に思われるものです。

『負けたことがあるというのが いつか 大きな財産になる』
  「スラムダンク」 第31巻より
 多少意味は違うのですが、書いているうちにちょっと思い出したもので…(笑)
大詰めも大詰めのNFLです。パワーランキング(個人的)も今週がラストになるやもしれません。プレーオフチームも残すところワイルドカードの3チームのみ(AFC2、NFC1)。来週で全てのチームが出揃います。どんなドラマが待ち受けているのでしょうかね。
今週はランク付けにかなり困りました…。特にNFCのチーム…。

1.サンディエゴ・チャージャーズ(13-2,1)
 Good News:とにかく勝つ。Bad News:QBリバースのスランプ。Really Good News:LTがTDを上げなくても勝てる。Really Bad News:リバースはスランプなのか、それとも実力なのか。 本当の戦いはこれからである。
2.ボルティモア・レイブンズ(12-3,4)
 2000年の時よりチームの完成度は高い。今このチームを倒すのは至難の業だろう。QBマクネアの貢献度は計り知れないものがある。あと必要なのは2000年の時の勢いだけだろう。AFCのプレーオフは厳しいものだ。
3.ニューイングランド・ペイトリオッツ(11-4,5)
 この時期、このチームの存在を忘れてはならない。やっとチームが一つになりかけてきた。QBブレイディとベリチックHCとは誰も戦いたくはないはず。AFCを勝ち抜くだけの集中力を維持できるかどうか、それに尽きる。
4.シカゴ・ベアーズ(13-2,3)
 ここにきてやっとQBブライアン・グリーシーを試してきた。グロスマンの闘志に火をつけるのが目的だろう。問題は次の大事な試合までに4週間も空いてしまうことである。とにかく今は充電期間とするしかない。
5.インディアナポリス・コルツ(11-4,2)
 このチームをエリートと呼んでいいものだろうか。アウェーで4連敗。一番の問題点は、QBマニングが最高の活躍を見せてもチームが勝てなくなったということだ。このD♯ではSBどころか1回戦も危ういかもしれない。
6.ニューオーリンズ・セインツ(10-5,9)
 このチームの底力はまだ発揮されていないかもしれない。まだまだ良くなる可能性を秘めている。しかし、プレーオフではRBブッシュのさらなる活躍が求められるはず。彼のオフェンスへの貢献度は新人とは思えないほど高い。
7.デンバー・ブロンコス(9-6,8)
 美しい試合はできていないが、確実にプレーオフへと近づいている。自慢のレッドゾーンD♯も健在のようだ。このままプレーオフへ行けばお得意様ペイトリオッツとの対戦。その為には次週SFをしっかり倒さなければならない。
8.フィラデルフィア・イーグルス(9-6,14)
 誰がこのイーグルスを予想したろう。アウェー3連戦を見事に3連勝。チームも地区優勝間近だ。個人的には今季のMVPはQBガルシアである。またここまでいい状態のイーグルスは初めて見る。この勢いを維持したい。
9.ダラス・カウボーイズ(9-6,6)
 NFCのプレーオフチームに連敗。QBロモもよかった頃のシャープさが消えてしまっている。T.O.が文句を言い始めているという問題も新たに出てきた。こういった問題は早めに解決させないと大変なことになる。
10.ニューヨーク・ジェッツ(9-6,10)
 ジェッツがプレーオフ目前はシーズン前誰も予想していなかったはず。しかし、紛れもない事実である。次週のOAK戦のジェッツは見もの。AFCで一波乱を起こしそうな雰囲気と実力は十分にある。
11.シンシナティ・ベンガルズ(8-7,7)
 ここにきての連敗は非常に痛いものだった。DEN戦のPaTの失敗はこのチームに終戦を告げるものだったのかもしれない。次週PIT戦は負けられない。あとは祈るのみ。可能性は非常に低いだろう。
12.テネシー・タイタンズ(8-7,15)
 現在NFLで2番目に長い連勝記録(6連勝)を持っているのはこのチームである。もしシーズン序盤、どこかで1勝を上げていれば…。今は奇跡を信じるしかない。次週NE戦は来季に繋がる重要な一戦となる。
13.カンザスシティ・チーフス(8-7,17)
 やっと連敗を止めることができた。しかし、時既に遅し。プレーオフへの望みは限りなくゼロに近い。しかし、それでも絶対にあきらめてはならない。次週JAX戦は死力を尽くす激戦となるはず。
14.ジャクソンビル・ジャガーズ(8-7,11)
 今週の敗戦は非常に痛かった。実質的には終戦といってもいいだろう。QBガラード、RBジョーンズ-ドリューら若手の成長のためにも次週@KC戦は勝ちにいかなければならない。
15.シアトル・シーホークス(8-7,12)
 ここ3週間で得たもの:3連敗。だがそれでも地区優勝。しかし、あくまでそれだけである。やってみなければわからないプレーオフだが、深くまで進むチームではない。

16.ピッツバーグ・スティーラーズ(7-8,13)  何度目だろう…やっとofficially over。
17.セントルイス・ラムズ(7-8,20)  まだチャンスあったんだ…。
18.バッファロー・ビルズ(7-8,19)  負けたけどなぜか上がっちゃった。
19.アリゾナ・カーディナルス(5-10,26)  いや~結構強いと思う。
20.ニューヨーク・ジャイアンツ(7-8,16)  かなりひどいよね。
21.キャロライナ・パンサーズ(7-8,24)  お株奪った。ATLの。
22.アトランタ・ファルコンズ(7-8,18)  お株奪われた。CARに?!
23.グリーンベイ・パッカーズ(7-8,25)  ファーブにラストチャンス?!
24.サンフランシスコ・49ers (6-9,21)  もっとゴア使わなきゃ!
25.マイアミ・ドルフィンズ(6-9,22)  ヘルメットとユニは好きだけど。
26.ヒューストン・テキサンズ(5-10,30)  コルツすげえな…
27.ミネソタ・バイキングス(6-9,23)  そりゃ勝てんわ。
28.タンパベイ・バッカニアーズ(4-11,29)  何人目のQBがよかった?
29.ワシントン・レッドスキンズ(5-10,27)  粘ることは粘るんだけどね。
30.クリーブランド・ブラウンズ(4-11,28)  あと一つどころではないらしい…
31.オークランド・レイダース(2-13,31)  O♯の総TD数が7って…
32.デトロイト・ライオンズ(2-13,32)  相手は消化試合なのに…。
BS1で放送されたマンデーナイトのイーグルス@カウボーイズをちらっと観戦してみました。本当は全部観たかったのですが、同時刻にN●Kでのど自慢の特集番組がやっていまして…。そちらを優先しちゃいました。
では、今日の朝の続きを―。

フィラデルフィア・イーグルス@ダラス・カウボーイズ
  結果:23-7、イーグルス
NFC Eastの天王山となったこの試合、結果は意外な(?)ものになりました。試合は序盤からイーグルスペース。カウボーイズも前半は食い下がりましたが、それもほんの一瞬だけでした。NFC東地区のライバル関係はどこの地区よりも激しいものなので、毎年何が起こってもおかしくはないのですが、さすがにこの試合内容には少し驚いてしまいました。
気になったのはカウボーイズのパーセルズHCのプレーコール。第2Qに7点差を追っている展開で4th & 1(Goal)をギャンブル。ここは間違いなくスコアボードに得点を残すところだったように思えます。いつかの試合でも試合の序盤あたりに2ポイント・コンバージョンを狙う、といったシーンがありました(試合結果はそれが響いて敗戦)。この試合ではまあ結果に直接響いたわけではないのですが、あそこでFGでも決めていればまた流れは変わったのでは。まあパーセルズ独特の試合勘なのでしょうが…。さすがにこれでプレーオフでも変なところでギャンブルを仕掛けるということはなくなりそうです。…たぶん。
イーグルス(9-6)はこの勝利でプレーオフ進出を確定させました。それだけでなく、地区でも首位に返り咲き。最終節ファルコンズに勝てば地区優勝も決定となります。いやいや、マクナブが怪我した時からは想像もつかなかったことを今のイーグルスはやってのけていますね。個人的な意見ではありますが(前にも書いたけど)、間違いなく今のイーグルスはマクナブ・イーグルスより強いです。
カウボーイズ(9-6)はこれで狙っていた第2シードの実現はなくなりました。さらに自力での地区優勝もなくなってしまいましたね。課題だったパスD♯もそこまで改善されたようには見えませんでした。スーパーボウルへの道のりはより遠く、より険しくなってしまったという印象です。

ニューイングランド・ペイトリオッツ@ジャクソンビル・ジャガーズ
  結果:24-21、ペイトリオッツ
今まで何度も書いてはきましたが、わたくし、ペイトリオッツファンです。このブログでは個人的ではあるもののできるだけがんばって公平(?)かつ冷静(??)な視点から書いているので、そこまでパッツファンというのをアピールできていないのですが…。さらに結構ペイトリオッツのファンの方も多くいらしていて、その方達のブログを見ていると内容が素晴らしくて、僕はそれ以上何も書くことがなくなっている、というのが現状です(笑) そんなわけで、あまり参考にはならないかもしれませんが、ペイトリオッツ@ジャガーズ戦です。
この試合は両チームにとって実は今季最も大事な試合になるのでは、と考えていました。ペイトリオッツはプレーオフでの戦いを占う上で、ジャガーズとしては内容云々よりなんとしても勝利が必要な試合でした。結果はペイトリオッツとしてはプレーオフでも自信を持って戦えるのでは?と思えるものでした。ホームで強いジャガーズ相手に結果は僅差だったものの、内容で勝っていたというのは大きかったと思います。その他にも怪我から復帰したSのロドニー・ハリソンらの活躍というのも朗報でしたね。ジャガーズは最後の最後に同点、逆転を狙えるチャンスを作ったという点ではやはり底力はあると感じました。しかし、そういう場面で決定的な仕事をする選手がジャガーズにはまだいないようです。
ペイトリオッツ(11-4)はこの勝利で4季連続の地区優勝を確定させました。第3シード争いでは失速してきたコルツと勝敗では並びましたが、自力で勝ち取る術は持っていません。QBブレイディがこの試合途中にハードタックルを背中(らへん)にもらい、サイドラインに下がるシーンがありましたが、大事には至っていないようです。次週、その影響が残っているようなら試合にはあまり出場しないかもしれませんね。気になったのはD♯(主にCBらへん)のミスタックルの多さでした。この試合でもTDに繋がれていました。ここをしっかり修正しないとプレーオフでは致命傷になりかねません。まあ全体的に見ると、ここにきて今季もっとも強いペイトリオッツになってきたかな、といった印象です。
ジャガーズ(8-7)はこの敗戦でプレーオフへの可能性が限りなくゼロに近づいてしまいました。実質的にはシーズンエンドと言ってもいいでしょう。RBモーリース・ジョーンズ-ドリューといった新人が活躍を見せたのは朗報です。しかし、もう少しチームとして安定感をつけなければ現代のAFCでは勝ち続けることはできないでしょう。

2試合だけですが、今日はこんなところです。プレーオフ争いが本当に熱くなってきましたね。AFCはブロンコスとジェッツが Control their own destiny といった感じですが、NFCはいろんな意味で混沌としています…。ひどい…。
2006.12.26 Merry Christmas.
みなさん、おひさしぶりです。随分と更新が空いてしまってすいませんでした。
僕が休んでいる合間にもNFLはすいすいと予定通り(って当たり前ですね)進んでいきました。ウィーク16も今日のマンデーナイトの2戦で終了となります。そうなんです、NFLのレギュラーシーズンもついに各チーム残すところあと1試合のみということになりました。
今週も接戦あり、波乱あり、衝撃あり、モハメド…な一週間となりました。現時点で今週プレーオフを決めたのはペイトリオッツとシーホークスの2チームのみですが、それ以上に今週はプレーオフ進出の可能性がゼロになったチームが多かったです。そういった意味では勝負あり、のウィーク16だったとも言えるかもしれませんね。
さてさて、それではウィーク16の主な試合結果とそのチームについて―。

サンディエゴ・チャージャーズ@シアトル・シーホークス
  結果:20-17、チャージャーズ
NFL最強の呼び声高いチャージャーズ(以降、SD)と昨年のスーパーボウル進出チーム、シーホークスの注目の対戦でした。両チームとも各地区で首位に立っていますが、この2チームほど成績に差がある地区首位同士の対戦も珍しいですね。
しかし、試合はホームのシーホークスが意地を見せる展開となりました。第3Qを終えて13-7とSDがリード。しかし、そこからシーホークスは怒涛の反撃に出ました。RBショーン・アレキサンダーのTDランなどでシーホークスが逆転、追加点と残り2分で4点差をつけることに成功しました。しかし、逆転劇に関しては今年のSDの上を行くチームはいませんでした。この試合不調だったQBフィリップ・リバースが最後の最後で37ヤードの逆転TDパスを成功させ、SDが逆転勝利。両チームのエースRBの活躍も光った試合でしたね。
チャージャーズ(13-2)はこの勝利でファースト・ラウンド・バイを確保しました。次週勝利を上げればホーム・フィールド・アドバンテージもSDのものとなります。RBラデイニアン・トムリンソンはこの日もビッグプレーを披露してくれました。なぜあそこまで簡単に見えるのか…、ただただ不思議です。D♯陣も試合を動かす力を持っています。特に復帰した後のLBショーン・メリマンは圧巻です。しかし、QBリバースの不調が目立ってきているのはあまりいい傾向ではないですね。
シーホークス(8-7)はSF敗戦のため地区優勝が決定しました。不本意なシーズンではありますが、それでもディフェンディングNFCチャンピオンがプレーオフで戦えるチャンスをもらったというのはNFCの他のチームからすれば嫌なものかもしれません。QBマット・ハセルベックの相手陣内に入ってからのINTという悪い癖が治っていないのは気になりますが、RBアレキサンダーがSD相手に活躍できたというのは大きいでしょう。ですが、レシーバー陣のドロップが改善されない限りチャンピオンにはなれないでしょう…。

ボルティモア・レイブンズ@ピッツバーグ・スティーラーズ
  結果:31-7、レイブンズ
この試合は個人的にはレイブンズの実力がよくわかるような試合になるのでは、と期待していた一戦です。スティーラーズ(以降、PIT)はここにきて3連勝と、やっとディフェンディング・チャンピオンとしても最低限の面目を保てるようになってきたチームでした。一方のレイブンズもここ8試合で7勝と安定感を増してきたチームです。そんな好調の2チームの対戦となりました。
試合は両チームの持ち味でもあるD♯がその存在感を見せ合う試合となりました。しかし、両チームともに3つのターンオーバーを取り合うも、結果はレイブンズの完勝。結局試合を分けたのは逆にオフェンスになりましたね。レイブンズQBマクネアの3分の2以上のパス成功率、3TDパスに対し、PITのQBロスリスバーガーは半分以下パスの成功率。強力D♯の前にその力を発揮できたのはレイブンズのベテランQBだったようです。
レイブンズ(12-3)はこれで勝ち星でコルツを上回りAFCで単独2位。ファースト・ラウンド・バイが見えてきました。レイブンズの強力D♯はとどまることを知らないようです。さらにQBマクネアがオフェンスをうまくコントロールしています。AFCで隠れた大本命はレイブンズかもしれませんね。
スティーラーズ(7-8)はこれでプレーオフの可能性が完全になくなり、連覇の夢は断たれました。QBロスリスバーガーの真価が問われた今季、不本意な結果ということになってしまいましたね。

ニューオーリンズ・セインツ@ニューヨーク・ジャイアンツ
  結果:30-7、セインツ
この試合は両チームにとって立場は違えど、負けられない一戦でした。セインツはファースト・ラウンド・バイを自力で勝ち取るため、ジャイアンツはワイルドカードの座を自力で勝ち取るため。モチベーションとしてはセインツよりはジャイアンツの方がはるかに大きいはずでした。が、試合はまるでそのモチベーションが逆なのかと思うほどの内容となりましたね。ジャイアンツは試合開始直後のドライブでビッグプレーでTDを上げますが、その後は完全に沈黙してしまいました。結局その後セインツが30点のUnanswered pointsを上げ、見事な完勝。セインツはリーグ最高クラスのRBコンビ、ドゥース・マカリスターとレジー・ブッシュがともに100ヤードを超える活躍を見せました。
セインツ(10-5)は今週の勝利で第2シード獲得へのマジックが1となりました。アウェーの中ダラス、ニューヨーク相手に完勝した実力は本物のようです。新人WRマーケス・コルストンもどうやら怪我の影響はあまりないようです。ビッグ・ゲームに強いセインツ、プレーオフでも期待したいです。
ジャイアンツ(7-8)はここにきてホームで連敗。特にこの試合は地元サポーターのブーイングで終わるという最悪の結果になってしまいましたね。チームもまるでどこかのジャイアンツ同様、ただの寄せ集めのようにバラバラな雰囲気です。まだプレーオフの可能性がなくなったわけではありませんが、狂った歯車を戻すにはもう時間はないのでは。

シンシナティ・ベンガルズ@デンバー・ブロンコス
  結果:24-23、ブロンコス
NFLファンの間では今週最も注目されていたカードでしょう。ワイルドカード・レースで1位、2位につけている両チームの直接対決でした。勝った方がワイルドカードをほぼ手中にするといっても過言ではなかったのでは。
この試合を分けたのはターンオーバー。ベンガルズとしては前半のTOさえなければもっと楽に試合を展開でき、また結果も違ったことになっていたことでしょう。しかし、最終的にはTOすら単なる X-factor になるほど致命的だったのが試合終了間際のプレーでしたね。残り40秒でベンガルズはTDを上げ同点に追いつくかと思われました。しかし、エクストラ・ポイントで痛恨のスナップ失敗。その後ベンガルズはオンサイド・キックを余儀なくさせられました。が、今度はそこで微妙な判定に泣かされました。オンサイドが成功したかと思われたプレーはオフサイドで失敗に。結局再度試みるも失敗に終わり、万事休す。注目の一戦はまさかまさかの展開で終了となりました。
ブロンコス(9-6)はこの勝利でさらに一歩プレーオフへ近づくことができました。まだ最悪の展開(チーフスに勝敗で並ばれる=プレーオフもなしになる)の可能性はありますが、次週ホームでSFに勝てば自力でワイルドカードを確保できます。ここにきてチームも一時の不調を脱した感があり、レベルの高いAFCでもその存在感を十分に示しています。CBチャンプ・ベイリーのいるD♯は今でもNFL屈指の実力です。しかし、厳しい要求かもしれませんが、ルーキーQBジェイ・カトラーにはもっと頑張ってもらわないと先は見えないかもしれません。
ベンガルズ(8-7)はここにきて非常に痛い連敗となりました。マンデーナイトでジェッツが勝った場合、自力でのワイルドカード獲得はなくなります。さらに、今週の負け方はシーズン中盤から築き上げてきたモメンタムも失いかねないほどのものだったかもしれないです。(もっとも先週の@コルツ戦でも多少殺がれた感はありますが…。) ベンガルズとしては最終戦は Must win となったことに変わりはありません。WRチャド・ジョンソン(今週1ファンブル)の巻き返しにも注目です。

とりあえずこんなところです。今日はもう1回更新する予定です。もしかすると2回あるかも…。
NFLもいよいよ大詰めです。各カンファレンスでプレーオフ争いが熾烈になってきており、もうすでに一つも負けられない状態のチームが目立ってきています。8勝6敗以下のチームにとってはすでにプレーオフが始まっていると言ってもいいかもしれないですね。さて、今回はそんな崖っぷちのチームを中心に今週のビッグ・ゲームなどについて―。

まずはAFCのチームから。
East
ニューイングランド・ペイトリオッツ(10-4)  @JAX, @TEN
ニューヨーク・ジェッツ(8-6)  @MIA, OAK
バッファロー・ビルズ(7-7)  TEN, @BAL
 ペイトリオッツは現在地区優勝へ向けマジックナンバーが1となっています。マジックの対象となっているのはジェッツ。つまりペイトリオッツが1勝、もしくはジェッツが1敗した時点でペイトリオッツの4年連続の地区優勝が決まります。しかし、ペイトリオッツの残りの対戦相手は今週が@JAX、最終戦が@TENとどちらも楽な試合ではありません。特にJAXはホームではリーグの強豪を次々と連破しており、その集中力には目を見張るものがあります。さらにTENもここにきて5連勝と波に乗っており、現在最も怖い若手の選手がいます。ペイトリオッツとしてはオフェンスがうまく機能しないようであれば、連敗する可能性も十分あるのでは?!(いやいや…、勝ってくれるはずです。)
一方のジェッツは残り2戦の対戦相手はいずれも負け越しているチーム。ですが、今週末の@MIAはあなどれないはずです。MIA特有の「なんかいつもと違うなぁ」ペースに持ち込まれなければ勝利できるのでは。最終戦のホームOAK戦は…、7点くらい取れば大丈夫でしょう(笑) ワイルドカードでの進出はジェッツがダークホースと見てもいいのでは。もし2勝を上げることができれば地区優勝もあるかもしれません。(パッツファンとしてはそんなことは言いたくないが…)
ビルズは厳しいでしょう…。意地は見せてほしいのですが。

North
ボルティモア・レイブンズ(11-3)  @PIT, BUF
シンシナティ・ベンガルズ(8-6)  @DEN, PIT
ピッツバーグ・スティーラーズ(7-7)  BAL, @CIN
 レイブンズは地区優勝を決めています。ファースト・ラウンド・バイを得るためには1敗も許されない状況ではあります。まずは今週末の@PIT戦が大きなチャレンジになるのでは。
現在ワイルドカード争いで2位に着けているベンガルズは厳しい相手との試合が残されています。まず今週の@DEN戦は勝った方がワイルドカード決定をほぼ手中にすると言ってもいいのでは。まさに Do or Die シチュエーションですね。最終戦のホームPIT戦はとりあえず今のところ忘れなければならないと思います。それくらい一戦一戦に集中しなければならないですね。
最後にディフェンディング・チャンピオンのスティーラーズ。何度も終焉かと思われてきたPITですが、実はまだかすかな望みが残されています。まあそれも最後の厳しい相手との2戦を全勝するのが前提の話ではありますが(それも他チームが負けてくれなければならない…)。果たしてチャンピオンとして、最後の最後にもう一度存在感を示してくれるのでしょうか。今週末のBAL戦でまず前回(0-27完封負け)の借りを返せるか注目です。

South
インディアナポリス・コルツ(11-3)  @HOU, MIA
ジャクソンビル・ジャガーズ(8-6)  NE, @KC
テネシー・タイタンズ(7-7)  @BUF, NE
 コルツは地区優勝を決めています。残りを全勝するか、レイブンズが1敗でもすればファースト・ラウンド・バイが決定となります。ホーム・フィールド・アドバンテージは成績でチャージャーズより上にならなければ決定とならないので、厳しいといえるかもしれないですね。
ジャガーズは残り2勝を上げれば自力でのワイルドカードでのプレーオフ進出が可能です。しかし、残り2試合は非常に厳しい対戦相手となっています。まずはホームで、アウェーで調子のいいNEと。昨年のプレーオフでのリベンジもあり、ジャクソンビルの選手、ファンは燃えていることでしょう。そして、最終戦の@KC。ここでワイルドカードが決定する可能性も十分あります。が、カンファレンス成績を考えると、やはり2勝しなければプレーオフはないと考えてもよさそうですね。
タイタンズも2戦全勝が第一条件となります。とはいっても、最近実力はつけてきているはもののやはりまだ底力は足りないかと思われますので、可能性としてはかなり低いでしょう。

West
サンディエゴ・チャージャーズ(12-2)  @SEA, ARI
デンバー・ブロンコス(8-6)  CIN, SF
カンザスシティ・チーフス(7-7)  @OAK, JAX
 チャージャーズは地区優勝を決めています。あと1勝を上げればファースト・ラウンド・バイも決定となります。残りを全勝すればホーム・フィールド・アドバンテージも文句なしで決定となります。次週@SEA戦が注目ですね。
現在ワイルドカード争いトップのブロンコスはなんといっても今週末の試合がキーとなります。この試合で勝てばかなり優位な立場になるのですが、ブロンコスの場合は同地区のチーフスの成績も気になるところです。もし勝敗で並ばれるようなことがあれば大きく順位を下げ、ワイルドカードどころではなくなります。CINに負ける+最終的にKCに勝敗で並ばれるでは可能性はなくなりますね。これからの2戦は新人ではありますが、QBカトラーがステップアップしてオフェンスをうまくコントロールしなければならないでしょう。
チーフスはカンファレンス成績が悪く、残りを2勝してもWC争いの他のチームが(大いなる)助けがなければダメです。1敗でもした時点でシーズン・エンドとなりますね。最終戦のJAXとの対戦では激闘になりそうな予感がしています。


AFCはざっとこんな感じでしょうか。かなり簡単(そして雑)に書きましたが、要はワイルドカード争いのチームは勝たなければ何も始まらないということですね(かなり雑…)。今週末からは一時も目を離せない状況になりそうです。NFCは明日にでもアップしたいと思います。では。
昨日は亀田興毅の因縁の再戦を観戦(TVね♪有明コロシアム寒いもん。遠いし…)。前回ランダエタとの対戦でWBA世界ライトフライ級のチャンピオンになった亀田でしたが、その時の判定は同じ日本人でも首をひねるような結果になりました。僕はその試合を観ていないので、なんとも言えないのですが…(嘘。ちゃっかり書いている。8/4参照) まあそんなこともあって昨日の試合は結構注目していました。
結果はまたしても判定でしたが、3-0で亀田の圧勝。実は個人的には結構危ういんじゃないか?と心配していたのですが、観戦をしているうちにその不安はなくなっていきました。1、2Rこそ相手ランダエタのテクニックの方が若干目立った形でしたが、4Rくらいからは一方的に亀田ペース。手数は互角かそれ以上、そして有効打にいたってはそれこそ亀田がランダエタを圧倒していたのでは。文句なし(?)の圧勝だったと思います。

今回の判定の方法は「マストシステム」といって1Rごとにどちらかに優劣を絶対につけるというものでした。いくら互角に戦っていたラウンドだったとしてもどちらかにはマイナス点(10-9という)がついてしまうものだそうです。それはそれで酷な気もしますね…。と言っても、個人的には前回の対戦で亀田が勝てたのはそういった見方をしたからだ、と思っているのですが(前回もマストシステムだったのかは不明…)。
その採点方式を知ってか知らずか、亀田はこの試合では終始落ち着いて戦っていましたね。無理してKOを狙いにいくのではなくポイントを意識しながらの試合運びでした。まあ亀田といえば「KO勝ち」という期待を込めて観ていた人からすれば物足りない試合だったとも思いますが、個人的には「渋くていい試合」であったと感じています。そして逆に亀田興毅らしい戦いだったような気もしますね。前回も書いたとは思いますが、もともと亀田興毅の長所というのは基本に忠実なところです。過去にKO勝ちした試合を観ても、意外と大振りなパンチは全くといっていいほどしないファイターです。しっかり防御を固め、相手が止まって極端な防御の姿勢に入った時にラッシュをかけるという選手なんですね。つまり、ラッキーパンチというものを食らう可能性を限りなくゼロに近づけて戦っている、という風に見えます。それは、亀田三兄弟の長男として、絶対に負けられない、という意思が伝わってくるかのような戦いっぷりです。逆に言えば「負けることが怖い」とも見れる戦い方なのですが、ファイターというのはそうでなくてはいけないものですからね。
ちょっと話が逸れたので戻します。この試合はおそらく亀田としてはKOを狙ってはいなかったのではないかと思います。まあ試合後のコメント(KOでも判定でも圧勝で勝つと宣言していた)からもそれはほぼ間違いないでしょう。しかし、KOを狙いにいかなかったというのは、それだけランダエタの実力を評価していたからに他ならないのでは。前回の試合前、試合後、今回の試合前、試合中、といろんなところで相手を馬鹿にするようなアクション、発言を取っていた(何も今に始まったことではないが…)亀田ですが、やはり相手の実力だけはしっかりと理解していたようです。いや、正確に言うと前回の対戦(試合結果は勝ったのですが…)から大きく学んだことがあったのでしょう。まあ一度対戦したことのある相手だというのもあるのでしょうが、この点では成長が見られたような気もします。(KO狙いのファイタースタイルではなく、この試合ではフットワークを使ったアウトボクシングを選んだというのも前回の対戦からの教訓でしょうし。)

そんなわけで、ファイターとしての新たな一面と成長も見られた亀田興毅の初防衛戦でした。個人的にはどっちの戦い方も好きです。(あれ?単なるファンか?!) これから他階級も視野に入れている亀田興毅。二十歳になったばかりの彼にこれからさらに注目していきたいと思っています。弟たちにも注目。でも大毅の試合後のカラオケはもういいだろ~…。なんか特に何が言いたかったわけでもなく、だらだらと長くなってしまいました…。最後まで読んで下さった方、お礼申し上げます

p.s. 長男、涙もろいのねでもわかる
2006.12.20 The Answer is ...
本日2度目の更新です!今回はNBA!

アレン・アイバーソンの移籍先が今日決まりました。The ANSWER の行き先はデンバー・ナゲッツだそうです。
ナゲッツは先日ニューヨークで行われたニックス戦で乱闘騒ぎを起こし、エースであり今季NBAのスコアリング・レースで2位に着けていたカーメロ・アンソニーが相手選手を殴り15試合の出場停止を受けたばかりでした(他にも数選手が出場停止処分を言い渡されました)。じゃあそのエースの代役に…、と言いたくなるくらいのタイミングで今回のトレードでしたね。まあ何はともあれ、これでナゲッツはリーグの1位、2位のスコアラーがロスターに入ったわけです

AIとトレードでシクサーズに行くのはスターティング・ガードのアンドレ・ミラーとベテラン・フォワードのジョー・スミス。そして2007年のナゲッツのドラフト1巡目2人の指名権もシクサーズに移ることになります。さて、今回のトレード、どうなんでしょう。ナゲッツがAIのような選手を本当に必要としていたのかがポイントとなりそうですね。まあこれについてはまた今度書きたいと思っています。
ナゲッツとしてはチャンピオンリングを狙うためには現状のチームでは無理だと判断したのでしょう。まあその判断は正しかったのではないでしょうか(今のままだったら良くてカンファレンス・セミくらいかなと…)。個人的にはナゲッツの心臓はPGのアンドレ・ミラーだと思っていたので、彼がいなくなった後の穴は多少心配ではあります。ミラーは隠れたスコアラー兼クラッチ・シューターでもあったので…。とはいえ、AIもここ数年アシスト数が安定して、リーグトップクラスです。ミラーと比べるとかなりプレースタイルに違いはありますが、ナゲッツはPGとしてAIを起用するのでしょう。
まあカーメロの出場停止のため、同じコートに2人のエースが同じユニフォームを着て立つのはまた先の話になりますが、カーメロとAI、うまく噛み合うのでしょうかね。大いに興味をそそられますが、それ以上に疑問であったりもします。長年自分のためのシステムを取っていたチームを離れたAIが初めて新しいシステムに飛び込むのです。(大学時代からそうだったのに…。) あの我の強いAIのことですから、うまくフィットするには多少時間がかかりそうです(下手すりゃしないんじゃないか?!)。それともあれだけずば抜けた才能があるAIはあっさりとチームのシステムに溶け込むことができるのでしょうか。どうなるにせよ、30を超えたAIが新たな境地を開けるのかどうか、期待したいと思います。

追記、
もし、AIがカーメロのいない合間にうまくチームにフィットし、結果がついてきた場合、ナゲッツはカーメロを放出するなんてことがあるのでしょうか。あの乱闘を見た限りではカーメロはチームを背負って立つ男でもないような気がしちゃったもので…。(選手としては文句なしですけどね。結構好きな選手ですが。) う~ん、まっそれはないか!
シクサーズはこれから良くなるはずです。(これ以上悪くはならないか…。現在11連敗中。)
注目していたマンデーナイトはコルツが復活(?)を確信させてくれるような見事な完勝という結果でした。やはり今週は全体的に波乱が少ないウィークでしたね。
NFLのレギュラーシーズンも残すところあと2試合です。ワイルドカード争いがさらにヒートアップしてきますね。楽しみです。それでは今週のランキングです。太文字はプレーオフ争いをしているチーム太文字+アンダーラインはすでにプレーオフを決めたチームです。

1.サンディエゴ・チャージャーズ(12-2,1)
 ラデイニアン・トムリンソン。毎週毎週魅せてくれる選手である。彼を止めない限りこのチームには誰も勝てない。D♯がまたよくなってきている。だが、ここにきてQBリバースの経験の無さが浮き彫りになってきたのは問題。
2.インディアナポリス・コルツ(11-3,4)
 QBマニングが周囲の不安をかき消すかのような活躍だった。いい時のマニングは完璧なQBに見える。O♯が今週のように得点を重ねることが出来ればD♯が悪くてもカバーできる。今週はD♯も悪くはなかった。
3.シカゴ・ベアーズ(12-2,2)
 またしてもあわやの展開もなぜか勝利を手に入れることができた。QBグロスマンも一時の不調を脱したようだ。ホーム・フィールド・アドバンテージを手にしたが、最近のベアーズのD♯の出来には多少不安が残る。
4.ボルティモア・レイブンズ(11-3,3)
 QBマクネアが退場した後多少もたつく試合となったが、それでも勝利を上げることができた。昨年までのレイブンズから大きく成長した証だろう。マクネアの怪我も大したことはないそうだ。次週@PIT戦は注目の試合。
5.ニューイングランド・ペイトリオッツ(10-4,9)
 先週の敗戦でようやく目が覚めたようだ。D♯の集中力も素晴らしかった。が、大勝したものの未だにQBブレイディを始めとするO♯は調子が出ていない。次週@JAXはこのチームの実力を計るにはもってこいの試合になる。
6.ダラス・カウボーイズ(9-5,8)
 大きな勝利だった。プレーオフを決めたということだけでなく、第2シードも再び見えてきた。WRオーウェンズは馬鹿なことをしたが、出場停止は免れたようだ。次週ホームのPHI戦で地区優勝も決めたいところ。
7.シンシナティ・ベンガルズ(8-6,5)
 今週は完敗だった。しっかりと見えていたはずのワイルドカードにも多少ボヤが入ってしまった。O♯が踏ん張らなくてはならない。次週@DEN戦、負けたら終わりの大一番となる。ショックを引きずっている時間はない。
8.デンバー・ブロンコス(8-6,13)
 ようやく連敗をストップさせた。QBカトラーの54ヤードのピンポイントTDパスには驚かされた。先発に起用されるだけの素質は十分らしい。次週ホームのCIN戦は間違いなく今季最大で最重要な試合となる。
9.ニューオーリンズ・セインツ(9-5,6)
 気が抜けてしまったのだろうか?地区優勝は決めることができたが、痛い敗戦だった。プレーオフではこういったことは許されない。第2シード獲得のためにはもう負けられないだろう。次週@NYG戦は厳しい戦いになる。
10.ニューヨーク・ジェッツ(8-6,16)
 皮肉にも今週の勝利で先週の敗戦がさらに大きなものとなってしまった感がある。しかし、ジェッツはハートの強いチームでもある。このチームがプレーオフへ出てくれば楽な相手ではないはず。次週@MIAはMust win。
11.ジャクソンビル・ジャガーズ(8-6,7)
 今季3連勝を一度もしていないというチームの戦いだった。内容に結果がついてこないのは不運な面もあるが、運も実力の内である。残り2試合は非常に厳しい戦いとなる。まず次週はホームでNE戦。負けられない。
12.シアトル・シーホークス(8-6,11)
 ハセルベックとアレキサンダーの試合に与える影響力が落ちている。悪くないパフォーマンスでは勝てなくなってきた。次週SD戦最高のパフォーマンスを見せなければならない。チームは見た目より崖っぷちにいる。
13.ピッツバーグ・スティーラーズ(7-7,17)
 A bit too late? ようやくディフェンディング・チャンピオンとして恥のない戦い方ができるようになった。大いに悔やまれるシーズンではあるが、AFCのプレーオフ・ピクチャーを変える実力があるのはこのチームだけだ。
14.フィラデルフィア・イーグルス(8-6,18)
 マクナブを忘れさせてくれるQBを雇ったのはイーグルス・フロントの今季最大のファインプレーだったろう。あと一つ勝てばプレーオフが確定。だが、最後の2戦は非常に厳しい戦いとなる。まずは次週@DALで最終決戦。

15.テネシー・タイタンズ(7-7,15)  いろ~んな勝ち方をしてくれる♪
16.ニューヨーク・ジャイアンツ(7-7,10)  痛い、痛過ぎる…。
17.カンザスシティ・チーフス(7-7,14)  先週の敗戦が重い…。
18.アトランタ・ファルコンズ(7-7,12)  まあ5割チームだよね。
19.バッファロー・ビルズ(7-7,21)  気づけば5割。
20.セントルイス・ラムズ(6-8,25)  完封?!レイダースなら納得…。
21.サンフランシスコ・49ers(6-8,26)  1試合で大きく成長。
22.マイアミ・ドルフィンズ(6-8,19)  やっぱりハリントンはハリントン…。
23.ミネソタ・バイキングス(6-8,20)  勝てばチャンスあっただけに…。
24.キャロライナ・パンサーズ(6-8,22)  期待とは裏腹に…、、終焉か?
25.グリーンベイ・パッカーズ(6-8,24)  勝ったのにランクダウン。
26.アリゾナ・カージナルス(4-10,23)  まだまだだな…。
27.ワシントン・レッドスキンズ(5-9,28)  勝利した相手は結構いい。
28.クリーブランド・ブラウンズ(4-10,27)  あと一つ何かが足りない…。
29.タンパベイ・バッカニアーズ(3-11,32)  グルーデン久々の笑顔だったが…
30.ヒューストン・テキサンズ(4-10,29)  ああいった敗戦はいただけない。
31.オークランド・レイダース(2-12,30)  最下位でもいいが…
32.デトロイト・ライオンズ(2-12,31)  先週は私が間違っていました…
さてさて、NFLもウィーク15突入です。マンデーナイトのベンガルズ@コルツの試合を除いて全ての試合が消化されました。今週はそこまで波乱が多かったわけではないのですが、面白い試合が多かったのでは。それでは今週も個人的に気になった試合とチームについて。

フィラデルフィア・イーグルス@ニューヨーク・ジャイアンツ
  結果は36-22でイーグルスの勝利
この試合はNFC東地区でのプレーオフ争いの生き残りをかけた大一番でしたね。シーソーゲームになった後半、イーグルスのQBジェフ・ガルシアやRBブライアン・ウェストブルックらが活躍し、アウェーの中イーグルスがジャイアンツに逆転勝ちを収めました。
イーグルス(8-6)はこれで3連勝で、プレーオフへ向けてもかなり優位な状況になりましたね。それにしてもエースQBのドノバン・マクナブが離脱してからイーグルスは逆に強くなったのではないかと少し思ってしまいます。精神的に一人ひとりがステップアップしたといいますか、それぞれがやるべきことをしっかりやるようになった気がしてしまいます。現に今の3連勝というのは決して楽な相手ではなかったはずですが、いずれも勝負所できちっと仕事をする選手が出てきて勝利を収めています。特に今週なんかはマクナブのイーグルスであったなら勝利はなかったのでは、と思ってしまうのは私だけでしょうかね。
まあこれでイーグルスはNFCの東地区の優勝をかけてカウボーイズに挑む権利を得ましたね。次週はアウェーでの直接対決です。大注目の一戦となることは間違いないでしょう。
ジャイアンツ(7-7)にとっては非常に痛い敗戦となりました。ワイルドカード争いではまだ2位につけていて、優位な立場は変わりませんが地区優勝へ向けてはこれでほぼ可能性がなくなったと言えるでしょう。

ニューヨーク・ジェッツ@ミネソタ・バイキングス
  結果は26-13でジェッツの勝利
この試合は前半でジェッツが大きくリードをし、決着が着いたかと思いましたが、後半に入るとジェッツが失速し一時はどっちに転ぶかわからないところまでいきましたが結局ジェッツが踏ん張り逃げ切りましたね。
ジェッツ(8-6)は先週の不本意な敗戦から見事に立ち直りましたね。とはいえ、今日の試合は2週間前の@GB戦と同様に前半は最高、後半は最悪、ともいえる試合内容でした。特にQBチャド・ペニントンの出来がそのままチームの出来となっているのが今のジェッツです。ペニントンが悪ければ試合も勝てないというのが少し不安でもありますね。ですが、チームはまだプレーオフ、さらには地区優勝も可能性が残されています。共に最後の2戦を全勝することが条件ですが、決して不可能ではないはずです。次週の@MIA戦がシーズンをかけた大一番になります。
バイキングス(6-8)はこれでプレーオフが非常に厳しいものとなってしまいました。地区でも3位に後退し、自力でプレーオフを決めることが不可能になりましたね。この試合では途中からQBにターヴァリス・ジャクソンを起用しましたが、次週はスターターで起用するのか、そしてそれは成功するのか、注目です。

ジャクソンビル・ジャガーズ@テネシー・タイタンズ
  結果は24-17でタイタンズの勝利
この試合ほど奇妙な試合は滅多に観れません。いや、滅多にどころではないかもしれません。NFL史上初とも言える内容の試合でしたね。
まず、両チームのトータル・ネット・ヤード(オフェンスの総獲得ヤード)はJAXの396に対して勝者のTENはたったの98。ファースト・ダウン更新の数もJAXは23回、TENはたったの5回。そして何よりも驚きの数字がボールの保持時間です。この試合ジャガーズはタイタンズより30分近くボールを持っていたのです(JAX44分、TEN16分)。それなのに結果はタイタンズの勝利。
試合を分けたのは紛れもなくターンオーバーでした。ジャガーズは4つのターンオーバーを犯し、そのうち3つが直接相手のTDへと繋がったのです。タイタンズはこの試合D♯でしかTDを上げることができなかったのですが、そのD♯が21得点を叩き出してくれたのです。なんでも1試合でD♯が3つの60ヤード以上のリターンをしてTDを上げるというのは史上初の出来事だそうです。
タイタンズ(7-7)はこれで5連勝、勝率も5割へと戻してきました。若いQBが活躍し波に乗っているチームというのはいろいろなことが起きるものなのですね。決してよくはなかったはずのD♯にも確実に成長が見られます。(パックマン・ジョーンズはすごいです。) まさかタイタンズがこの時期に5割でいるとは誰も想像していなかったのでは。プレーオフで見れないのが残念です。(まだ可能性はあるのですが…)
ジャガーズ(8-6)にとっては痛い敗戦でした。これでワイルドカード争いでも半歩後退してしまいましたね。この敗戦はNFLではいかにターンオーバーが試合に与える影響力が大きいかを示してくれたようなものです。ジャガーズにとって不運だったのはこの大事な時期にそれが他でもない自分自身に降りかかってしまったというところでしょう。ジャガーズは今季はこの試合だけでなく、他にも勝てる試合をいくつも落としています。もう十分過ぎるほどの痛手を負っています。それでもまだプレーオフ争いをしているというのは幸運ともいえるかもしれませんね。次週ホームでのNE戦、シーズン・フィナーレはアウェーでのKC戦、いずれも落とすことは許されない状況に陥ってしまいました。

さて、とりあえずこんなところです。注目のAFCの地区首位チームは3チームが勝ち方はそれぞれ異なりましたが、勝利を上げることができました。残る1チームのコルツはあと数時間後にキックオフです。今週一番の注目カード、ベンガルズ対コルツ、どんな試合になるのでしょうか。AFCのプレーオフを占う試合になるはずです。ではまた後ほど。
ちょっと用事があって2日ほどネットをいじれず、更新できませんでした。すいません。
今週のNFLは日本時間の17日までにすでに2試合が行われました。毎年土曜日に試合をやるようになると、今シーズンも大詰めか~と思うものです。そんなサタデーナイト・ゲームが今週(正確には先週か)から行われたようですね。

木曜と土曜に行われた2試合では、NFCの地区首位を走っている2チームが登場。まず木曜に西地区首位のシアトル・シーホークスがホームでサンフランシスコ・49ers と対戦、土曜には東地区首位のダラス・カウボーイズがアウェーでプレーオフ争いをしているアトランタ・ファルコンズとの対戦がありました。
現在8勝5敗で並び、NFCの第2シードに向け負けられない状況にいるシーホークスとカウボーイズの結果は明暗が分かれました。シーホークスは49ers に第4Qに21点を奪われ逆転負け。カウボーイズは第3Qにリードされるも落ち着いて逆転勝ちを収めました。
これでシーホークス8勝6敗、49ers 戦に至っては今季2敗とシーズンスウィープを食らってしまいました。第2シード争いでも大きく後退。実質的にはもう無理と言ってもいい状況に陥ってしまいましたね。地区優勝へ向けてはまだ優位な状況にいるのでプレーオフは濃厚です。とはいえ、万が一、シーホークスが残り2試合を全敗、さらにナイナーズが全勝ということになると、地区優勝もナイナーズにさらわれることになります。まあそうなる可能性はほとんどないわけですが、この時期にホームで完敗するというのはプレーオフへ向けてはイメージが悪いですね
そのシーホークスに勝った49ers は連敗を3で止め、6勝8敗としました。今季のナイナーズはここまでは大健闘といえるのでは。一時期勝率5割になった頃もありましたが、そこから連敗。悪いチームというのはそこからずるずると下がっていってしまうものです。現にナイナーズも先週のGB戦での敗戦でこのまま下がっていってしまうかと思いましたが、今週は見事に復活。QBアレックス・スミスがシーホークス戦では前半と後半では全く違う選手のような活躍も見せました。プレーオフへの道は非常に険しいものですが、来年以降に大きな期待をしてもいいだけの力があるように見えます。

東地区首位のカウボーイズ(9-5)はホームのファルコンズにひやっとさせられる展開も、終わってみれば38-28と快勝。これで成績を9勝5敗としました。問題の第2シード争いでもセインツに半歩近づくことができました。今のカウボーイズの状態、そして他のNFCのチームの実力を考えてもカウボーイズのワイルドカード以上はこれで確定と言っていいでしょう。
カウボーイズで気になるのは最近のD♯の不出来ですかね。QBがロモに変わってからチームが好調になった時の立役者は意外とD♯陣の活躍であったりしたので、最近のD♯の甘さはパーセルズも放ってはおけないでしょう。今後はここに注目したいです。
敗れたファルコンズ(7-7)にとっては非常に痛い敗戦でした。これで今季7敗目、自力でのワイルドカードでのプレーオフ出場がかなり微妙になってきてしまいましたね。ここにきて2連勝、さらにこの試合でも劣勢から第3Qには逆転にも一時成功しただけに、波に乗れるチャンスは作ったはずでしたが、その後はカウボーイズに地力での差を見せつけられ逆転負け。QBヴィックもこの試合の終盤に怪我で退場してしまいました。今年のチーム状態を見ても、この後もう一度波を作るということは困難のようにも思えます

さて、木曜と土曜の2試合の試合とチームについてはこんなところです。NFCの第2シード争いは今週セインツが勝てば王手をかけることになりますね。すでに日曜1時からの試合もスタートしました。今週は一体どんなドラマが待っているのでしょう。
昨日、日本で行われているクラブのワールドカップの準決勝、バルセロナ対クラブ・アメリカの試合を観ました。私、以前にも書いたと思いますが、バルセロナのファンなのです。高校時代から。そのバルセロナが欧州チャンピオンとして来日、そして昨日クラブ・ワールドカップの準決勝で初登場したわけであります。
実は個人的にはエトーもメッシもいない中、今年のUEFAチャンピオンズリーグでもグループリーグ敗退の危機にまで追い込まれたバルセロナは疲れているのではないかと心配していました(長旅だし、試合多いし)。しかし、そんな周囲(も心配していたかは不明)の心配を完全に吹き飛ばしてくれました。4-0圧勝でした。
解説をしていたさんまさんもおっしゃっていましたが、試合としてはアメリカが先制したほうが面白くなるとは思って(期待もして)いましたが、前半、バルセロナの持ち味でもある流れるようなパス回しであっさりバルセロナが先制。先制点はどこがポイントだったかと言うとやはりロナウジーニョのヒールパスでしたね。その後バルサがコーナーから追加点を上げ、2-0でハーフタイムを迎えました。
しかし、本当の見せ場は後半にやってきました。「魅せ場」の方が正しいかな。僕の大好きなデコ、魅せてくれましたね~。3点目の基点にとなったワンタッチでのパス。しびれました。とはいえ、この日のデコは少しファンシーに行きすぎ(でミスる)なところも多々見受けられましたが、それだけで終わらないのがやはり超一流の選手です。最後、とどめの4点目のミドルシュートは圧巻でした。デコ最高です。もし、このPKを決めなければ地球が滅ぶなんていう非現実的な状況に陥った場合、誰に蹴らせるか?と聞かれたら僕なら迷わずデコに蹴らせます(ってどんだけ偉いんじゃい!)。
とまあ、この日のバルサはさすがバルサ!と思わせてくれるような文句なしの内容でしたね。僕はいろんなチームスポーツを観ていますが、バルサのチームはロナウジーニョを中心に、チームの連携、信頼関係などがほんとに上手く築き上げられているのだな~と感心してしまいました。最近サッカー熱がなんとなく冷めてきている私ですが、バルセロナのサッカーだけはそんなことを忘れさせてくれます。

まあ何はともあれ、これでバルセロナは決勝でブラジルのインテルナシオナールと対戦することが決まりました。昨年は今年のバルサ同様、準決勝で快勝した欧州チャンピオンのリバプールが、決勝で敗れるということがありました。今年の決勝戦もあなどれないマッチアップになるのでは。個人的には欧州より南米の方が好きですが、今回はバルセロナを応援したいと思っています。ではでは、ひさびさのサッカーでのアップでした。
AFCに引き続きNFCです。
日本時間明日の昼にもサーズデイ・ナイト・フットボール、サンフランシスコ・49ers@シアトル・シーホークス戦の結果が出てしまうので、NFCのプレーオフ・ピクチャーも今日アップしちゃいます。

  NFC               勝敗   Div.  Conf.
1.シカゴ・ベアーズ        11-2  4-0  9-0
2.ニューオーリンズ・セインツ    9-4  4-1  8-1
3.シアトル・シーホークス      8-5  3-2  6-4
4.ダラス・カウボーイズ       8-5  2-3  5-4
5.ニューヨーク・ジャイアンツ    7-6  3-1  6-3
6.フィラデルフィア・イーグルス   7-6  3-1  6-3

7.アトランタ・ファルコンズ      7-6  3-2  5-4
8.ミネソタ・バイキングス       6-7  2-3  6-4
9.キャロライナ・パンサーズ     6-7  3-1  4-6

NFCの順位表です。先週と変わったのはSFとSTLの西地区組が揃って可能性がなくなったくらいで、実質的には変わっていません。現在のチーム力や残りの対戦相手を考えると8勝のプレーオフチームというのが現実味を帯びてきました。

第1シード争い
ベアーズはすでに第2シード以上を確保しました。残り3試合で2敗以上しなければ第1シード確定です。残りの対戦相手を考えるとベアーズの第1シードは現段階でも確定と言ってもいいかもしれません。唯一チャンスがあるのはセインツ。ですが、上に書いた通り可能性はほぼないでしょう。
第2シード争い
この争いはセインツシーホークスカウボーイズの3チームに限られています。勝ち星で一つ上を行くセインツはカンファレンス内の成績でも優位な位置にいます。実質残りの対戦成績を考えるとセインツが2敗以上を喫した場合にのみ、シーホークスとカウボーイズにもチャンスが回ってきます。とはいえ、セインツも@NYG戦と死に物狂いでくるかもしれない対CAR戦が残っているので悠長にはしていられません。シーホークスはホームでのSD戦、カウボーイズはアウェーでのファルコンズ戦とホームでのイーグルス戦が山場となるはずです。第2シードはジャイアンツとカウボーイズが鍵を握っているかもしれませんね。もう一波乱ありそうな予感がしています。波乱があった場合は10勝の第2シードが現れるやも…??(やはりセインツを信用し切れていないのだろうか…。)
ワイルドカード争い
混戦模様のワイルドカード争いですが、実質現在7勝6敗までのチームに絞られたといっても過言ではありません。おそらく9勝7敗というのが一つの大まかなラインでしょう。そうするとジャイアンツイーグルスファルコンズの3チームのうちいずれか2チームが2勝を上げるとカンファレンス成績などを考えても現在6勝のバイキングスとパンサーズは厳しくなるでしょうね。
注目したいのは東地区です。現在首位のカウボーイズを含めてジャイアンツとイーグルスにも地区優勝の可能性が残されています。首位のカウボーイズは地区内での成績が悪いので勝敗で並ばれてしまった場合ワイルドカード(第5、6シード)に回る可能性もあります。残りの試合を考えるとイーグルスはアウェーでNYGとDAL、ホームでATLとの対戦があり楽ではありません。カウボーイズはおそらく次週のアウェーファルコンズ戦が一番大事な試合になるはずです。そのファルコンズも残り3試合全てがプレーオフ争いをしているチームとの対戦です。不安定なチームというのを考えると厳しいかもしれないですね。不気味なのがジャイアンツです。ホームでのPHI、NOを連勝、さらに最終戦@WASも勝てば地区優勝も狙えるはずです。
そして本当の意味でワイルドカード、いろんな意味で(ある意味ジャイアンツより)不気味な存在なのがバイキングスです。ランD♯で記録的な活躍を見せているこのチームのオフェンスが機能し続けることが出来た場合、ひょっこりプレーオフに顔を出している可能性もなくはないのでは…。まあ来週の今頃はキレイさっぱり消えている可能性もなくはありませんが(笑)

NFCはこんなところです。パンサーズについては触れていませんが、来週は触れるかもしれません。最後は本当にNFCのワイルドカードみたいにグダグダなプレーオフ・ピクチャーになってしまいましたが、すいませんでした…。
今日は週を追うごとに激化するプレーオフ争いについてです。ウィーク14が終わり残り3試合を残して時点で、プレーオフの可能性が残っている(もしくはもう決めている)チームは25チームもあります。あくまで数字上はということですが、これはシーズンが16試合制になってからは2番目に多いのだそうです。そう考えるとやはり近年はどのチームの実力も均衡してきているということなのかもしれませんね。
さて、まずはAFCから。

  AFC                  勝敗   Div.  Conf.
1.サンディエゴ・チャージャーズ     11-2  4-1  9-2
2.インディアナポリス・コルツ       10-3  3-2  7-2
3.ボルティモア・レイブンズ        10-3  3-1  7-2
4.ニューイングランド・ペイトリオッツ   9-4  4-2  5-4
5.シンシナティ・ベンガルズ        8-5  4-1  6-3
6.ジャクソンビル・ジャガーズ       8-5  2-3  5-4

7.ニューヨーク・ジェッツ          7-6  3-2  5-5
8.カンザスシティ・チーフス        7-6  3-1  3-6
9.デンバー・ブロンコス          7-6  3-3  7-4

今季も10勝を上げたチームがもしかするとプレーオフへ進めず、といったことが起こりそうな気配がぷんぷんとしています。プレーオフ争いをしているチームは先週と変わらずこの9チームです。

第1シード争い
チャージャーズが勝ち星で一歩リードしました。次週ホームのチーフス戦で勝てばさらに一歩第1シードが近づきますが、その後のアウェー・シアトル戦は厳しい戦いとなるはずです。まだまだコルツレイブンズもチャンスがあります。脱落したのはペイトリオッツ。仮に勝ち星で並んだとしてもカンファレンス成績をさらに下げてしまったNEはチャンスがなくなりましたね。
第2シード争い
この争いもチャージャーズコルツレイブンズの3チームに限られたと言えます(理由は上記と一緒)。ペイトリオッツの第4シードは確定と言ってもいいかもしれません。ということで、コルツが2位をキープするのか、チャージャーズが落ちるのか、あるいはレイブンズが浮上するのか。ファースト・ラウンド・バイという大きな条件を勝ち取るための戦いも激化必至です。今のチームの調子を見る限りはコルツが3位に落ちる可能性が高い気もします(次週CIN戦が勝負でしょう)。が、予想するにはあまりにも難しいので控えておきます…。
ワイルドカード争い
先週7勝で並んでいた5チームの内、今週勝ち星を手に入れたのはベンガルズとジャガーズの2チームのみでした。おそらく10勝がプレーオフの大まかなラインになると思われますので、負けた3チームは大きく一歩後退してしまったと言えるでしょう。中でもジェッツは格下(正確にはそうでもないが…)相手に痛過ぎる敗戦でした。これでアウェーでも2勝(MIN、MIA)を上げる必要が出てきてしまいました。チーフスは次週SDとアウェーでの対戦があることを考えると現時点ではさらに半歩後退していると言えるかもしれません。ブロンコスは現在9位ですが、同地区のチーフスより成績が上になった場合さらに浮上する可能性があります。ウィーク16のベンガルズとのホームでの一戦の結果がAFCのプレーオフの行方を大きく左右することになりそうです。そのベンガルズは現在5位ですが、次週@IND、翌々週@DENとアウェーで大きな連戦を控えています。連敗してしまえばドロップアウト(ファイナルアンサー??)になる可能性もあります。ジャガーズはNEとホームで、KCとアウェーでの対戦が残っています。特にウィーク17の最終戦のKCとの直接対決は全米中が注目する一戦になるやもしれません。
もし10勝が本当にワイルドカードのラインであるならば、ジェッツ、チーフス、ブロンコスの3チームはもう完全に負けられなくなりましたね。特にカンファレンス成績の(ずば抜けて)悪いチーフスは1敗した時点でシーズンエンドになるでしょう。現在5、6位のベンガルズとジャガーズも残りの対戦相手が非常に厳しいので、ワイルドカードは本当に目が離せないものとなりそうです。最後までもつれて第6シードは9勝7敗まで下がりそうな予感がしています。
今週は僕のパワーランキングでも大きな変動がありました。ここにきて強いと思われていたチームが意外と強くないんじゃないか?と思えるような戦いぶりが多く見られます。ので、今週は少しいじってみました。プレーオフ争いをしているチームは太文字です。

1.サンディエゴ・チャージャーズ(11-2,1)
 2季ぶりの地区優勝を決めた。チームも7連勝と波に乗っている。が、このチームの本当の怖さは勢いだけではないところにある。現時点ではスーパーボウルに最も近いのはこのチームだろう。今後はD♯に注目したい。
2.シカゴ・ベアーズ(11-2,5)
 So SPECIAL!! このチームのスペシャル・チームは本当に特別らしい。1stラウンド・バイを手に入れたベアーズの次なる目標は第1シードのみ。QBグロスマンの復調にも期待したい。オフェンスに注目。
3.ボルティモア・レイブンズ(10-3,6)
 Back in 2000 mode. レイブンズも地区優勝は秒読みの段階だろう。少なくとも1stラウンド・バイは手に入れたいところ。それが実現すればスーパーボウル制覇も夢ではない。ベテラン陣の怪我にだけは気をつけたい。
4.インディアナポリス・コルツ(10-3,2)
 Are they that good? 今週の敗戦ではプレーオフチームにすら見えなかった。D♯はFSのボブ・サンダースが戻ってくれば大丈夫というのは楽観的過ぎるかもしれない。次週対CIN戦は絶対に負けられない。
5.シンシナティ・ベンガルズ(8-5,7)
 最高の状態になるには最高のタイミングだろう。プレーオフがしっかりと視野に入ってきた。が、次週から今季最大の山場がやってくる。まずは次週@IND戦、負けたら終わりという気持ちでやるしかない。
6.ニューオーリンズ・セインツ(9-4,9)
 Brees for MVP?? NFCでスーパーボウルの可能性があるチームが急遽現れた。今季対NFC8勝1敗。あまり知られていないかもしれないが、NFLでナンバー1オフェンスを誇っているのはこのチームである。
7.ジャクソンビル・ジャガーズ(8-5,12)
 今季NFLで初めてコルツの弱点をあそこまでさらけ出すことが出来たチームである。ここにきて安定感を増しつつあるのも大きい。次週@TENでは必ず勝利を上げなければならない。負ければ評価は再び落ちる。
8.ダラス・カウボーイズ(8-5,3)
 少し調子に乗りすぎていたようだ。後に尾を引きずるような負けではなかったものの、地区優勝を考えるともう一つも落とせなくなってしまった。若いロモと完璧にやられたD♯がバウンスバックできるかに注目。
9.ニューイングランド・ペイトリオッツ(9-4,4)
 ここ数年続いていた12月以降に強くなるペイトリオッツというのが今季は見られない。一つの時代の終わりを告げる序曲なのだろうか。次週以降の奮起に注目したい。次週対HOU戦は圧倒的な内容での勝利が必要。
10.ニューヨーク・ジャイアンツ(7-6,14)
 今週の勝利は非常に大きかった。連敗も脱出。チームがもう一度一つになりかけている。プレーオフへ出れば脅威にもなりうる存在だろう。NFC東地区王者もまだチャンスはある。ここからは一つも落とせない。
11.シアトル・シーホークス(8-5,8)
 今週の敗戦はまだこのチームが昨年のチームに戻っていないことを証明してくれた。地区優勝はほぼ当確だけに今後はプレーオフを中心に考えてチームの立て直しを狙いたい。NFCはどこもチャンスがあるはず。
12.アトランタ・ファルコンズ(7-6,15)
 地味ではあるが連勝に成功。しかし、ファルコンズにとってはこの結果は非常に大きいものであった。次週からプレーオフ争いへ向け最後の戦いが始まる。まずはホームで連勝の止まったDAL戦。負けられない。
13.デンバー・ブロンコス(7-6,10)
 4連敗。ついにD♯にも一時の目を見張るような集中力がなくなってきたかのように見えた。QBの交替が成功したかどうかはまだ結論は出ない。が、次週@ARI(=対ライナート)で完全に結論が出ると言えるだろう。
14.カンザスシティ・チーフス(7-6,13)
 ここにきての連敗は痛過ぎる。プレーオフ争いでは実質2ゲーム差を離されてしまっている。残り3試合、まず次週@SD。厳しい相手ではあるが、負けたらシーズン終了となる。D♯の奮起に注目したい。
 
15.テネシー・タイタンズ(6-7,17)  開幕からヤング使えばよかった。
16.ニューヨーク・ジェッツ(7-6,11)  痛い敗戦。でもまだチャンスはある。
17.ピッツバーグ・スティーラーズ(6-7,19)  意地見せてくれてる…よね。
18.フィラデルフィア・イーグルス(7-6,18)  奇跡が起これば…。
19.マイアミ・ドルフィンズ(6-7,21)  やっぱ好きじゃないな~…。
20.ミネソタ・バイキングス(6-7,20)  意外といい位置つけてると思うが…。
21.バッファロー・ビルズ(6-7,22)  嫌いじゃないな、このチーム。
22.キャロライナ・パンサーズ(6-7,16)  あれ?Below Averageじゃね?
23.アリゾナ・カージナルス(4-9,27)  開幕からライナート使えばよかった。
24.グリーンベイ・パッカーズ(5-8,29)  あんたやっぱ鉄人だわ。
25.セントルイス・ラムズ(5-8,25)  バルジャーん家でみんなで集まったけど…。
26.サンフランシスコ・49ers(5-8,23)  もっと頑張らなあかん。
27.クリーブランド・ブラウンズ(4-9,24)  あ~負け越し…。
28.ワシントン・レッドスキンズ(4-9,28)  来年頑張ろう。
29.ヒューストン・テキサンズ(4-9,26)  1位指名した人誰だっけ?
30.オークランド・レイダース(2-11,32)  D♯陣えらいよね。
31.デトロイト・ライオンズ(2-11,31)  レイダースにもきっと勝てん…。
32.タンパベイ・バッカニアーズ(3-10,30)  初(逆)クラウン!!
昨日に引き続き、気になった試合とチームについてです。

シカゴ・ベアーズ@セントルイス・ラムズ
  結果は42-27でベアーズの完勝
試合はベアーズのルーキー・リターナーのデビン・ヘスターが2つのキックオフ・リターンTDを決める活躍を見せ、両チーム合わせて10個のTDが飛び交う試合を制しました。
ベアーズ(11-2)はこの勝利で今季11勝目、NFCのプレーオフでファーストラウンド・バイ(第2シード以上)も決定となりました。この日はここずっと調子が悪かったQBレックス・グロスマンがそこそこの出来でした。ここ数試合の彼と比べると最高とも言える出来なのですが…(苦笑) まあインターセプトが0というのは今年のグロスマンにしてみればいい出来ですかね。この日のヒーローはなんといってもデビン・ヘスター。ルーキーながら今季これまで3つのパントリターンをTDへ繋げている選手です(いずれも大事な場面で…!さらに1つはFGのミスをリターン108ydsTDにもなっています…!!)。そのヘスターがこの日はキックオフ・リターンで見せてくれました。前半に一つ、後半に一つ、合計2つ(94、96ヤード)のリターンTDでベアーズを勝利へ導きました。両方ともラムズがTDを上げた直後のプレーです。結果的には今日の勝利も彼の2つのTDがそのまま点差となりました。今季NFLで最高のリターナーは彼に間違いないでしょうね。
チームとしてはFGのミスが2つあるなど課題も残りましたが、最も大きな課題だったオフェンスでこの日は4つの長いドライブをTDで終えるという結果も残しました。ベアーズの首脳陣もどうやら今季はQBグロスマンと心中する心を決めたようなので、今日のグロスマンの出来にはそこそこ満足がいったのでは。残りの対戦相手を考えてもNFCでのトップシードは確実なので、あとは怪我だけには気をつけて戦っていきたいところです。
ラムズ(5-8)はここ8試合で7敗目となってしまいました。4勝1敗でスタートしたことを考えると今季最も失速したチームといえるかもしれません。まあ4勝していた頃も評価は決して高くはなかったので失速という表現が合っているのかはわからないですね…。

デンバー・ブロンコス@サンディエゴ・チャージャーズ
  結果は48-20でチャージャーズの圧勝
今季2度目の対戦となるこのカード、前回はSDの大逆転勝ちだったのでこの試合では個人的にはSDの前回のような勢いではなく地力というものに注目していました。まあ前回も十分SDの実力(勢いだけでなく)というものを目の当たりにしたのですが、この試合を観て率直にSDは本当に強いんだなと思いました。はっきり言ってSDがあれだけのD♯力を持ったらほとんど負けないのでは?と思うほどでした。デンバー相手に前半だけで28得点に3失点、チームに勢いやモチベーションの差はあったとは思いますが、ここまで両者に実力差があったとは…。ショッキングな事実でしたね。
チャージャーズ(11-2)はこの試合の数時間前にコルツが負けたというのもあって、これでAFCで単独トップになりました。今季ホームで負けなしのチャージャーズにとってはプレーオフを通じてホームで戦える第1シードの座は是が非でも取りたいところだったのでこれで一歩スーパーボウルへ近づいたと言えるのでは
LTことRBのラデイニアン・トムリンソンはこの日も3TDを上げ、昨年シーホークスのRBショーン・アレキサンダーが樹立した個人によるシーズン28TDをあっさり超え今季29個目のTDを上げることに成功しました。(しかもパスでも2つのTD…。すげえ。) ここ7試合で合計21個のTDというのは考えられない数字です。個人的にはそろそろヘマをするのでは?と思っていたQBのフィリップ・リバースも実は安定感抜群だったりしています。(今季どこのQBも不安定ですし、それを考えるとリバースは立派です。) さらに、ここへ来てLBのショーン・メリマンの復帰もチームD♯に大きく影響しています。4試合欠場したとはいえ、今季リーグで最も印象に残るプレーを披露しているメリマン。D♯にも彼のような武器がいるというのは他のチームにとってみればSDは本当に嫌な存在でしょうね。
ブロンコス(7-6)はこれで4連敗。一時はスーパーボウルも夢ではないと言われていたブロンコスですが、気づけば勝率5割が目前まで迫ってきています。プレーオフ争いにはまだ生き残っていますが、いよいよ崖っぷちに追い込まれてしまいましたね
先発2試合目となったルーキーQBジェイ・カトラーですが、この試合では先週ほどの緊張は見られなかったです。が、プラマーより断然いいと思うほどの活躍は未だ見られていません。印象としても、普通のルーキーQBのレベルかな…と思ってしまうのは否めません。(最も普通のルーキーQBというのもNFLでは滅多に見られるものではないのですが…。) ただ、今年はマット・ライナートやヴィンス・ヤングなどチームの勝利に大きく貢献できるルーキーQBがいることを考えると、やはり2試合を観た後のカトラーへの印象はいたって普通かな…と。個人的な意見を言わせてもらうと、プレーオフ争い真っ只中にいるブロンコスにあってベテランでそこそこ実績のあるジェイク・プラマーを替えてまでカトラーを出したブロンコスの首脳陣の決断はいかがなものかと思ってしまいますね。たとえ来年さらにはその先もブロンコスを背負っていくだろうとされるカトラーだとしても、来年の開幕からの先発起用でも遅くはなかったような気がします。

ボルティモア・レイブンズ@カンザスシティ・チーフス
  結果は20-10でレイブンズの完勝
1995年以来12月のホームゲームでは負けなしだったチーフスですが、この日は文字通りレイブンズに完敗。レイブンズはフランチャイズとして初めてチーフスに勝利を上げることができました(1勝3敗)。
レイブンズ(10-3)にとってこの勝利は大きなものでした。特にここ10年以上誰もやれなかったことをやり遂げた(それも完勝で)ということはチームにとって大きな自信になったはずです。さらにコルツが負けたことによってこれで第2シード争いでも勝敗は並ぶことができました。チームの状態を考えるとコルツより優位な気もします。
このチームはD♯で試合のリズムを作るのが非常に上手いです。NFLでは他にはベアーズもそれが得意ですが、ベアーズの場合はビッグプレー能力、レイブンズの場合は相手オフェンスに何もやらせない+ビッグプレーも出来る、という相手にフラストレーションを溜まらせるようなD♯を持っています。これだけのD♯力があればNFLのどこのチームとやってもいい試合が出来ます。オフェンスには若干の不安はありますが、QBスティーブ・マクネアーがここにきてステップアップしてきた感があります。経験のあるQBがチームにいるというのはこれからの時期最もチームにとって―特にレイブンズにとっては―大きなプラスになるのでは。
チーフス(7-6)はここにきて痛い連敗です。残りの試合も楽な相手との試合はないだけに、プレーオフ争いからは少し遅れをとってしまいましたね。他のプレーオフ争いチームからの助けがなければプレーオフはないかもしれません(他力本願…)。さらに今週の敗戦はチームの柱であるQBトレント・グリーン(2INTでしたが…)とRBラリー・ジョンソンが悪くなかったのに完敗、とショックの残る敗戦だったのでは。ブロンコス同様崖っぷちに立たされてしまいましたね。

今週の注目試合はこんなところです。もっと注目チームはあるのですが、長くなってしまったので打ち切りということで…。すいません。
今週のビッグ・ダブリューは昨日今日書いたレイブンズセインツジャガーズに続いて、ミネソタ・バイキングスフィラデルフィア・イーグルスニューヨーク・ジャイアンツアトランタ・ファルコンズらでしょうか。主にNFCのチームが大きな勝利を手に入れたウィーク14でしたね。それではここらへんで。
ウィーク14は荒れに荒れました。マンデーナイトの一戦を残し、僕の予想も負け越しが決定…。今週はNFLではいろんなことが起こりうるということを証明したかのようなゲームが多かったような気がします。ではいくつか気になった試合結果とそのチームについて。

インディアナポリス・コルツ@ジャクソンビル・ジャガーズ
  結果は44-17でジャガーズの圧勝
この試合は2005年シーズンが始まってから今日までの約2年間で初めてとも言える、コルツが「負けるんじゃないか?」との声が多かった試合だったような気がします。ここ2年間はどんな対戦相手でもなんだかんだで大多数の人がコルツが「勝つでしょう」と思っていたのでは。それが今週の試合前、「これはどっちに転ぶかわからない」と思われた試合。その結果がコルツの大敗だったのです。
コルツ(10-3)は先週に続いて連敗、そしてここ4試合で3敗目と明らかに調子を落としてきています。現時点でプレーオフが決定的ともいえるチームの中では最も課題が残るチームなのでは。オフェンスでは先週も書いたようにこの試合でも序盤から中盤にかけてはパスとランを数字的にはバランス良く組み立てていました(結果的に10得点)。終盤は点差が離れていたためPマニングのパス一辺倒でしたが、時すでに遅し状態でしたね。いくらコルツでも27点差をひっくり返すことはできません。コルツのオフェンスはもう少し序盤からリズムに乗る必要があるように感じられます。
そして問題なのはやはりD♯。もはや問題どころの騒ぎではないかもしれません。第3Qの中間地点で相手に300ヤードもランで走られるというのは前代未聞です。厳しいことを言うと、NFLレベルではないのかもしれません…。この試合まではリードをされる展開でもなんとか2ポゼション以内、僅差で粘ることができていましたが、この試合では見事に序盤から中盤にかけて大差をつけられてしまいました。そうなるとランD♯に大穴を抱えるコルツとしては逆転しようにも相手に時間を操られてしまいます。このような大問題を抱えるコルツはいつ負けてもおかしくはないと言わざるを得ないのでは。
ジャガーズ(8-5)はこれでホームでの成績が6勝1敗となりました。この試合では序盤に着実に得点を上げることができていればもっと点差が離れていた可能性もありました。ですが、第1Qに相手のミスにつけこめ切れなかった分を第2Qに一気に取り返したような前半でした。試合を通してビッグプレーが何度も出たのも非常に大きかったです。まあこの試合に関してはラン・オフェンスがなんといっても勝因ですが。
プレーオフ争いをしているチームとしても今日の勝ちは大きかったです。今のジャガーズのチームの状態を考えるとプレーオフへ向け最高の仕上がりになっているのは間違いないでしょう。注目すべきなのは特にD♯力です。今シーズン(というかここ数年)、コルツ・オフェンスにここまで何もさせなかったチームというのは2004年のペイトリオッツくらいではないでしょうかね。選手全員の集中力、気合いが全面に伝わってくるかのような戦いっぷりでした

ニューオーリンズ・セインツ@ダラス・カウボーイズ
  結果は42-17でセインツの完勝
この試合は大方の予想を裏切ってアウェーのセインツがカウボーイズを持ち前のオフェンス力で圧倒。途中ダラスが意地を見せ、シーソーゲームになりそうな予感を持たせましたがセインツはそれを真っ向から受け止め、さらに突き放すといった格好になりましたね。
セインツ(9-5)はこれでプレーオフの第2シードを争っているダラスとの直接対決を制し、大きくファースト・ラウンド・バイへと近づきました。今シーズン大きく勝ち越しているにもかかわらず、いつになっても高い評価を得られなかったセインツですが(僕を含め…)、これで文句なくNFCのトップクラスと呼ばれるようになるのでは
ここにきてセインツ・オフェンスはさらに力を増してきたように思えます。RBデュース・マカリスターが調子に乗ってきています。さらにルーキーRBのレジー・ブッシュはパスでの大きな武器になっています。そしてQBブリーズも記録更新も狙えるペースでパス・ヤードを稼いでいます。ここにルーキーWRマーケス・コルストンとベテランWRジョー・ホーンが復帰してくればもしかするとさらにとんでもないオフェンスになるかもしれませんね。
カウボーイズ(8-5)はQBトニー・ロモがこの日は若干精彩を欠きました。先週も決して最高とはいえない出来でしたし。プレーオフ争いをしているチーム相手に2週連続の不安定さを露呈してしまっているのが少し気になります。今週の完敗のショックを引きずってしまうことだけは避けたいですね。
第2シード争いからは大きく一歩後退してしまいましたが、それでもまだプレーオフ争いでは視界良好です。ロモが先発起用になってからは驚くほどチーム状態が良かったので、気持ちを切り替えれば大丈夫なはずです。とはいえ、これで次週のアウェーのアトランタ戦は是が非でも勝ちに行かなければならない状態になってしまいました。D♯がまず立ち直らなければならないでしょう。

ニューイングランド・ペイトリオッツ@マイアミ・ドルフィンズ
  結果は21-0でドルフィンズの完封勝ち
同地区対決となったこの試合は両チームの我慢比べでした。両チームともにD♯が踏ん張りを見せ、共にオフェンスがリズムに乗れないといった状況が長く続きました。そして6-0ドルフィンズリードで迎えた後半、先に我慢が切れたのは地区首位のペイトリオッツの方でしたね。結局最後はドルフィンズの一方的な展開となりました。
ペイトリオッツ(9-4)は4敗目でファースト・ラウンド・バイは非常に厳しいものとなってしまいました。この日は2ゲーム差で2位に着けていたジェッツも敗れたため、地区優勝はまた一歩近づいてきましたが、今のチームの状態を考えると決して楽観視できるものではありません。アウェーでの厳しい戦い(@JAX、TEN)も残しているため、気を抜くと最後にどんでん返しを食らってしまう可能性もなくはないのでは。
ペイトリオッツはこれで3週連続内容のない試合をしてしまいました。プレーオフ争いをしているチームの中では最もオフェンスでの武器がないチームと言っていいかもしれません。特に最近目立つのは無駄なペナルティと主にレシーバー陣によるファンブルとQBのパス・プロテクションの崩壊です。ケガ人が多く出ているというのもあってさらにオフェンスでのウェポンが減っていっていくかもしれませんね。何はともあれ、このチームは今タイトル・コンテンダーではないのは明らかです。非常に短いポストシーズンになりそうです
ドルフィンズ(6-7)は4連勝の後の先週の負けから最高の形でバウンスバックしたのでは。軽くはない残りのスケジュールですが、5割でシーズンを終える可能性は十分あるように思えます。QBジョーイ・ハリントンはライオンズ時代よりはるかに生き生きとプレーをしていますね。

と今回は上の3つのブローアウトの試合のみで。今週の上位陣の完敗のせいで、今年はどのチームが本命なのかわからなくなってきてしまいましたね。なんだか今週はマンデーナイトでも何かが起きそうな雰囲気になってきたのでは??それでは、ここらへんで。
2006.12.10 AI on the Move.
久しぶりのNBAです。NBAも早いものでそろそろシーズンの4分の1が消化されようとしています。今年は昔のように大体のチームが実力相応の成績を収めるという風にはなっていないようですね。まだほとんどのチーム(特に実力のあるチーム)が思い通りの結果が残せていません。
しかし、そんな傾向にもそろそろ終わりが来ているようです。実力のあるチームが勝ち出し、また底力のないチームもここにきて少しバテてきた感があります。今日はそんな中で気になるチームや選手について書いていきますね。

Phoenix Suns
まずは今年個人的に最も注目しているサンズから。シーズン序盤に勝ち星をうまく稼げなかったサンズでしたが、今日行われた試合でボストンに競り勝ち9連勝。地区ではレイカーズと並び同率首位、さらにカンファレンス首位タイのスパーズやジャズにもわずか2ゲーム差と追い上げてきています。
衝撃的だったのは前日ニュージャージーに乗り込んでのネッツ戦でした。ダブルOTの末、161-157というとんでもないハイスコアの接戦をモノにした試合です。NBA歴代4位タイのハイスコアリングな試合だそうです。この試合ではネッツの方がFG成功率56%とサンズの52%を上回っていたのですが、こと点の取り合いに関してはサンズの右に出る者はいない、とリーグに示したような一戦だったのでは。2年連続MVPのスティーブ・ナッシュはパスに得点(42点、13AST)に大活躍、マトリックス(このあだ名はどうかとも思うが…)ことショーン・マリオンは得点にリバウンドにフル回転、アマーリ・スタウドマイヤーも地味ながらもしっかりと活躍(特にFG%がいいですね)、ラージャ・ベルはスリーのスペシャリストとも呼べる選手になってきましたし、ボーリス・ディアウもポイント・フォワードの名にふさわしい貢献度を見せています。ベンチにもエネルギッシュなレアンドロ・バルボーサが控えていますし(というかスターター以上に試合に出ることもしばしば)、サンズはチーム全体が乗ってきているなと感じずにはいられません。ケガ人が出なければ(特にナッシュがケガしなければ)シーズンが終わる頃、カンファレンス1位の座を争っていることでしょう。

Detroit Pistons
ピストンズもようやく調子が出てきたようです。8連勝の後ボブキャッツとブレイザーズという弱小チームに連敗はあったものの、その後の2試合は現在最も波に乗っていると思われるマジックとマーヴェリックスに共にアウェーで勝利を上げています。
ベン・ウォーレスの穴を埋めるべく移籍してきたセンターのナーズィ・モハメドがスタッツ的にはまだまだ目立っていないのですが、チームのシステムにはだいぶ合ってきているのでは(とはいえ、穴は埋めきれないでしょうが…)。そしてやはり現在の好調を支えているのはPGのチョーンシー・ビラップスです。司令塔としてだけでなく、今年も得点源としても活躍していますね。他にも移籍してきたロナルド"フリップ"マレーが不安定ながらもベンチからの新たな得点力として活躍するシーンも見られます。イースタンではやはりこのチームが今年も引っ張っていきそうな雰囲気が早くも出てきたように思えます。

Denver Nuggets
ナゲッツが現在好調です。このチームは波に乗っていると本当に面白いバスケを展開してくれます。とはいえ、ナゲッツはここ数年シーズンのどこかで息切れしてしまうというと欠点があります。まだまだ長いシーズン、今年は息切れすることなく乗り切ることができるのか?注目しながら見守りたいと思っています。
チームとしては目下得点王争いトップのカーメロ・アンソニーが今年さらに成長した姿を見せています。今年は先の世界選手権でのキャプテンという大役を任されたからか、チームの大黒柱としての自覚も出てきたように感じられます。最近では同じ年にNBA入りしたレブロン・ジェームズとドゥウェイン・ウェイドに遅れを取ったかのような扱いが多かったカーメロ。今年一年でその評判を覆す可能性も十分あるのでは。ナゲッツではもう一人気になる選手がいます。J.R.スミス。ナゲッツはリーグで最もスリーを苦手としているチームですが、今年スミスが加入したことによってその弱点もだいぶ克服しているように見えます。そんなスミスは今年大ブレークしそうな予感大です。かなり荒削りでストリーキーではありますが、一度ノッてしまえばインサイド、アウトサイド共に手をつけられないような状況になってしまう選手です。オフェンス重視のナゲッツとしては、彼のような選手がいるというのは大きいのでは。他にもPGアンドレ・ミラーやCマーカス・キャンビーらベテランもいい働きを見せています。


さて今週のNBA@ Destiny or Dynasty はこんな感じでしょうか。週に一回もアップされないことも多々ありますが…。個人的にはダラス強し!の印象をかなり強く受けている今年のNBAです。あっ、さらに昨日アレン・アイバーソンがチームにトレードを要求したとのニュースを聞きました。もうシクサーズのユニフォームを着て試合に出ることはないそうです。AIの行き先はどこに決まるのでしょうか?候補としてはミネソタやアトランタ、ボストン、などなど、たくさん上がっているようです。若くて将来性のある選手数人とのトレードになる…との噂です。AIの動きにも注目したいですね。
AFCに引き続きNFCのプレーオフ争いについてもです。こちらもまた読みづらく+わかりづらいかもしれませんが…。

NFC
                   勝敗   Div.  Conf.
1.シカゴ・ベアーズ        10-2   4-0  8-0
2.ニューオーリンズ・セインツ    8-4   4-1  7-1
3.シアトル・シーホークス      8-4   3-1  6-3
4.ダラス・カウボーイズ       8-4   2-3  5-3
5.ニューヨーク・ジャイアンツ    6-6   3-1  5-3
6.フィラデルフィア・イーグルス   6-6   2-1  5-3

7.アトランタ・ファルコンズ      6-6   2-2  4-4
8.キャロライナ・パンサーズ     6-6   3-1  4-5
9.サンフランシスコ・49ers    5-7   2-2  4-5
10.ミネソタ・バイキングス     5-7   1-3  5-4
11.セントルイス・ラムズ      5-7   2-4  4-5

NFCの現在の順位表はこのようになっております。
プレーオフ争いはおそらく現在6勝6敗以上のチームまでではないでしょうかね。とはいえ、現在勝率5割のチームがさらに負けていくようだと5勝7敗のチームまでチャンスが出てくる可能性もあるので、一応載せておきました。
第1シード争い
ここはベアーズダントツ有利です。2ゲームのリードとさらにカンファレンス内での成績でもNFC相手には負けなしと、数字上はNFCを完全に支配しているように見えます。他にチャンスがあるとしたら、セインツとカウボーイズの2チームでしょうが(シーホークスは直接対決で負けているためないでしょう)、残り4試合で奇跡でも起こらない限り厳しいです。
第2シード争い
ここの争いは結構見ものでしょう。セインツ、シーホークス、カウボーイズの3チームは現在地区の2位に2ゲーム差以上離していますので、第2シード争いはこの3チームに絞られたといっていいでしょう。ただセインツは残り試合(@DAL、@NYG、CAR戦など)でプレーオフ争いをしているチームとの直接対決が多く残っています(それもアウェーで)。ので勝ちを計算できる試合が少ないという点を考えると厳しいかもしれません。カウボーイズも残り試合(対NO、PHI、@ATLなど)でプレーオフ争いをしているチームとの対戦が多くあります。ホームゲームが多く残っているのは好材料といえるのでは。こうなると若干優位かと思われるのがシーホークスです。残り4試合中3試合が勝率5割以下のチームとの対戦です。おそらくカウボーイズとシーホークスの両チームの争いになるのでは。
ワイルドカード争い
上にも書いたように数字上は現在11位のラムズにまでチャンスはあります。が、おそらく現実としては8位のパンサーズまでしか可能性はないように思えます。
NFCのワイルドカード争いは今後かなり白熱する展開となりそうです。というのも今季最後の1ヵ月、直接対決のオンパレードとなります。現在5位のジャイアンツはパンサーズ、イーグルス、セインツと対戦。6位のイーグルスはジャイアンツ、カウボーイズ、ファルコンズと対戦。7位のファルコンズはカウボーイズ、パンサーズ、イーグルスと対戦。8位のパンサーズはジャイアンツ、ファルコンズ、セインツと対戦。と、こんな風に書いてもただわかりづらくなるだけのような試合が多く残されているのです。全てのチームがこれからの一試合一試合、負ければジ・エンドとなるかもしれないですね。個人的にはお互い直接対決以外に残された1試合で負けるようなことがあれば終わりと言えるのでは、と思っています。つまりジャイアンツとイーグルスはレッドスキンズに、ファルコンズはバッカニアーズに、パンサーズはスティーラーズに、負ければ終わりなのでは、と考えています。改めて残りのスケジュールを考えると…、ジャイアンツとファルコンズが若干有利のような気がしなくもないです…。が、こればっかりは直接対決を見てみないとわからないですね。いや、NFLファンにとってはたまらないほどの、そして稀に見る混戦模様の12月になりそうです。2年前のように8勝8敗のチームが2つプレーオフへ出たとしてもおかしくはないですね。
2日間ほどサボってしまいました…。ちょっと雑ですが、AFCのプレーオフ争いについて書いていきますね。

AFCのプレーオフ争いは現在このようになっています。

AFC
                       勝敗   Div.  Conf.
1.インディアナポリス・コルツ       10-2  3-1  7-1
2.サンディエゴ・チャージャーズ     10-2  3-1  8-2
3.ボルティモア・レイブンズ         9-3  3-1  6-2
4.ニューイングランド・ペイトリオッツ    9-3  4-1  5-3
5.シンシナティ・ベンガルズ        7-5  4-1  5-3
6.ニューヨーク・ジェッツ          7-5  3-1  5-4

7.ジャクソンビル・ジャガーズ       7-5  1-3  4-4
8.カンザスシティ・チーフス         7-5  3-1  3-5
9.デンバー・ブロンコス           7-5  3-2  7-3

今年のAFCのプレーオフはおそらく、残り4試合の現在、上の9チームに絞られたと言っていいでしょう。それぞれの地区で首位を走っているチームが地区2位のチームに2ゲーム差以上をつけているという点などを考えるとコルツ、チャージャーズ、レイブンズ、ペイトリオッツの4チームはプレーオフはまずほぼ間違いないでしょう。

第1シード争い
この争いは、現在地区首位を走る4チームに限られたと言っていいでしょう。中でもコルツとチャージャーズが有利です。ここではAFCのカンファレンス内での成績がモノをいいますので、コルツ(AFC相手に1敗)が残りを全勝すれば文句なしで第1シード確定です。
第2シード争い
おそらくこれが地区首位の4チームでは一番大きな争いになるのでは。目下2位のチャージャーズは直接対決でレイブンズに負けているので、もし勝敗で並ばれるようなことがあれば第2シードも失いかねない状況にいます。SDに対して有利なレイブンズは残りのスケジュールが意外とあなどれないものとなっています。4チームの中でカンファレンス内成績が最も悪いペイトリオッツは残り4試合中3試合の相手が負け越しているチームですが、アウェーの試合が多く残っています。もっとも今年リーグで唯一アウェーで負けなしのペイトリオッツにとっては悪くはないかもしれません。コルツも下手をすればこちらの争いに加わる可能性も十分あります。
ワイルドカード争い
そしてWC争いが間違いなく今後のNFLで最も熱い戦いとなります。現在WC争いでトップのベンガルズは残りのスケジュールが厳しいもの(@IND、@DENなど)となっています。WCで2位につけているジェッツはNFL全体で見ても最も楽なスケジュールを残しています。逆にジャガーズは最も厳しいもの(IND、NE、@KCなど)になっています。チーフスも決して楽なものではありません。最終戦のJAXとの直接対決で決まる可能性も十分にあるでしょう。ブロンコスは自力でWCを勝ち取る可能性が最も低いといってもいいかもしれません。boltsさんの運営しているチャージャーズとパドレスを応援するBlogで興味深い情報が書かれていますのでチェックしてみて下さい。
個人的には現在、ウィーク13が終わった時点での第6シードまでの6チームがプレーオフにそのまま行くのでは?と感じています。順位には多少変動が出てきそうですが。
今週からパワーランキングを超個人的から個人的にワンランクダウンです。やはりなんだかんだで成績重視になってしまうので…。といきなりどうでもいい説明からですが、今週もランキングをどうぞ!今週は先週の上位陣、特に太文字(プレーオフ争い)のチームによる勝ち星の取りこぼしが多く見られました。ので、順位に大きな変動があります!

1.サンディエゴ・チャージャーズ(10-2,3)
 今年リーグで唯一安定した戦いをしているのでは。早くも今年のMVPはLTに決定だろう。次週から始まる3連戦(DEN、KC、@SEA)が今年最後の山場となる。LT以外の誰かがステップアップしなくてはならない。
2.インディアナポリス・コルツ(10-2,1)
 All over again ?今年はあと4試合でチーム状態を上げる期間が十分にある。だが次週から始まる2連戦(@JAX、対CIN)は本気でいかないと痛い目に遭う可能性もある。O♯の奮起に期待。
3.ダラス・カウボーイズ(8-4,6)
 Looking "SUPER" Good. 多少のことでは今の歯車が狂うことはなさそうだ。D♯が今の調子を保てればプレーオフの深いところまで行くのは確実かもしれない。次週はホームでしっかりNOを叩きたいところ。
4.ニューイングランド・ペイトリオッツ(9-3,4)
 Are they that good ?不思議なチームである。経験上このチームはもっと調子を上げるかと思ったが、そうでもないらしい。次週@MIA戦で今週失敗したモメンタムを作りたいところ。が、簡単な相手ではないはずである。
5.シカゴ・ベアーズ(10-2,5)
 やはりD♯とスペシャル・チームはリーグ一のようだ。しかし、O♯がここにきて長いトンネルに入ってきてしまった感がある。早いところホーム・フィールド・アドバンテージを確保したいところ。グロスマン、グロスマン…
6.ボルティモア・レイブンズ(9-3,2)
 O♯の抱える問題が解消されない限り、プレーオフではそこまでの脅威にはならないかもしれない。次週@KCは大きな試合となる。先週の完敗がどうこのチームに影響するか。連敗だけは避けなければならない。
7.シンシナティ・ベンガルズ(7-5,10)
 O♯が本来の姿を取り戻した瞬間、D♯が安定し始めた。今このチームとは誰もやりたくはないはず。プレーオフへ出れば非常に怖いチームだろう。次週OAK戦でしっかり勝ち、翌々週からの試合(@IND、DEN)に備えたい。
8.シアトル・シーホークス(8-4,9)
 ハセルベック+アレキサンダー=勝利。という方程式が今年も当てはまっていると考えてもいいのだろうか。まだ完全ではない2人の今後の復調がチームの命運を握る。次週@ARIではしっかり勝たなければならない。
9.ニューオーリンズ・セインツ(8-4,11)
 今週のような勝利はチームに自信をつけさせてくれるだろう。特にRBブッシュには大きかったはず。が、残り4試合、これからが非常に厳しい戦いになる。何度も書いたが、連敗さえなければプレーオフが見えてくる。
10.デンバー・ブロンコス(7-5,8)
プレーオフ争いから脱落しつつある。それでも大きく順位を下げないのはD♯に安定感があるから。しかし、それもO♯の奮起がなければ悪循環に飲み込まれるだろう。次週@SDではO♯がなんとかしなければならない。
11.ニューヨーク・ジェッツ(7-5,13)
 未だ多くの疑問が残るが、プレーオフへ向け大きな脅威になってきている。残りの対戦相手を考えても優位な立場にあると考えていい。QBペニントンとD♯が調子を保てば一月には嫌なチームになっているだろう。
12.ジャクソンビル・ジャガーズ(7-5,15)
 やっとアウェーで強いジャガーズを見れた。次週、対IND戦を含め残りの対戦相手はどこも厳しい。ここまでの取りこぼしが最後に響いてくる可能性は高い。が、実力はあるチーム。あなどれない。
13.カンザスシティ・チーフス(7-5,7)
 今週は非常に痛い敗戦だった。こういう敗戦があると昨年の二の舞になりかねない。次週対BAL戦は絶対に勝たなければならない試合となる。D♯がマクネアを止めることができるかが大きなポイントだろう。
14.ニューヨーク・ジャイアンツ(6-6,16)
 今週敗戦もランクアップ。QBマニングに復活の兆しが見られた。今週は相手が悪かっただけ。が、今後は結果が何より大事になる。次週、まず第一関門として@CAR戦。負けたチームがシーズンエンドとなる。
15.アトランタ・ファルコンズ(6-6,19)
 チーム全体が復活を予感させる内容だった。アウェーでの逆転勝ちはモメンタムを掴むのにはちょうどいい。次週@TBでさらに勢いをつけなければならない。プレーオフを目指すなら勝つことが第一条件。
16.キャロライナ・パンサーズ(6-6,12)
 ここにきての連敗は非常に痛い。シーズン最後にアウェーで大きな山場(ATL、NO)があるが、それ以前に崖っぷちに立たされてしまった。QBデロームの勝負強さというものが今年は見られない。次週はMust Win Game.

17.テネシー・タイタンズ(5-7,21) フィッシャーHCに3000点。
18.フィラデルフィア・イーグルス(6-6,24) まだ死んでない。
19.ピッツバーグ・スティーラーズ(5-7,22) 上位陣を荒らしましょう。
20.ミネソタ・バイキングス(5-7,25) 意外とPO狙える位置。
21.マイアミ・ドルフィンズ(5-7,14) 次週も頼むよ!
22.バッファロー・ビルズ(5-7,20) そんなに弱くないよね。
23.サンフランシスコ・49ers(5-7,18) ここから頑張れば来年に繋がる。
24.クリーブランド・ブラウンズ(4-8,29) 非常に大きな勝利だった。
25.セントルイス・ラムズ(5-7,17) 終焉。今週はラムズか…。
26.ヒューストン・テキサンズ(4-8,28) あと2つ勝ちたいなぁ。
27.アリゾナ・カージナルス(3-9,31) いい時は強い…かな。
28.ワシントン・レッドスキンズ(4-8,23) 勝たなきゃダメだった。
29.グリーンベイ・パッカーズ(4-8,26) 途中よくなりかけたけど。
30.タンパベイ・バッカニアーズ(3-9,27) 試練の刻。
31.デトロイト・ライオンズ(2-10,32) レイダースよりは…。
32.オークランド・レイダース(2-10,30) やっぱすげえ弱いかも…。
今週はどうやら本当に波乱の多い週末となったようです。
ウィーク13、マンデーナイトの一戦で有利と見られていたキャロライナ・パンサーズがフィラデルフィア・イーグルスに負けました。さらにサンデーナイトでも有利と言われていたデンバー・ブロンコスがホームでシアトル・シーホークスに敗れる波乱(でもないけれど…)がありました。今週はプレーオフ争いをしているチームがこぞって負け、これでまたプレーオフ争いが熾烈になってきそうです。

キャロライナ・パンサーズ@フィラデルフィア・イーグルス
  結果は27-24でイーグルスが逆転勝利
パンサーズ(6-6)はこれで連敗。成績も五分に戻ってしまい、プレーオフ争いにも黄信号が灯り始めてしまいましたね。この試合でも終盤にQBデロームのパスがインターセプトされ、パンサーズとしては万事休すという結果に終わってしまいました。今季は重要なところでのデロームのINTが多いような気がします。特にこの試合の終盤のINTの場面はたったの3点ビハインドで相手陣地の7ヤードラインまで攻めてきていただけに、ターンオーバーだけは避けなければいけない場面でした。
パンサーズにとっては、来週のホームでのジャイアンツ戦が非常に大事な試合になります。負けた方がプレーオフ争いから脱落すると考えてもいいのでは。昨年のワイルドカード・ウィークエンドと同じカードが今年もこういった重要な試合になるとは…。何か因縁を感じずにはいられないですね。今のパンサーズのチーム状態を考えるとあと6日で何か劇的な変化がないと厳しいかもしれません…。
イーグルス(6-6)もこれで勝率を五割に戻すことができました。QBがジェフ・ガルシアに替わってからは初勝利ですね。個人的にはこのチームはまだ捨ててはいけないのかも…と、感じました。先週のコルツ戦の内容と今週のパンサーズ戦の結果のみを見た後の感想なのですが。まあ一言で言うなら「QBガルシアはまだまだ捨てたもんじゃない」ということでしょうかね。とはいえ、ランD♯などイーグルスは課題が山積みなのですが。まだプレーオフチームには見えませんが、修正し、結果を残すには十分な時間が残っているのは確かです。

シアトル・シーホークス@デンバー・ブロンコス
  結果は23-20でシーホークスの逆転勝利
シーホークス(8-4)がアウェーの逆境の中、後半にエンジンをかけなおし逆転勝利を収めましたね。スターの2人が帰ってきてからの2試合を連勝。最高の結果がついてきていますね。シーズン終盤、プレーオフに向けてこれからさらに調子を上げていくやもしれません。NFCは本当にわからなくなりそうです。
ブロンコス(7-5)はこれで3連敗。地区でも3位に沈み込んだままで、レベルの高いAFCでのプレーオフ争いでは完全に遅れを取ったままの状態です。個人的にはこの試合は勝てた試合だと思いました。少なくとも前半にもっとリードを広げることができたはずです。そうすれば後半に逆転をされることもなかったのでは。とにかく後半はらしくなかったのでは?と思いましたね。ランを重要な場面でもっと出すべきだったように感じました。(もっとも後半も結構使ってはいたのですが…。) 何はともあれ、これでブロンコスはほんとに厳しくなりましたね。どうやらQB交替がオフェンスの問題を解消してくれるわけではなかったのかもしれません。

ダラス・カウボーイズ@ニューヨーク・ジャイアンツ
  結果は23-20でカウボーイズの勝利
実はこの試合、僕は3日の「どん底より―」という記事を書くまではダラスの勝利を疑っていなかったのですが、なんだか書いているうちにジャイアンツも調子を戻すんじゃないかと思い始めてしまいまして…。結局ジャイアンツ勝利を予想してしまったのですが、見事に予想が外れてしまいました。。まあ個人的なことはどうでもいいですね。
ジャイアンツ(6-6)はこれで4連敗ですね。地区優勝を狙うには痛すぎる敗戦となってしまいました。とはいえ、これまた個人的な感想なのですが、チームとしては復調しているように見えました。一時の不協和音がこれからいい方向へと向かう兆しだったと捉えてもいいのではないでしょうかね。たぶん…。それも来週@キャロライナで結果が出なければまた崩壊しそうですが…。
カウボーイズ(8-2)は逆に4連勝。地区でも2位のジャイアンツに2ゲーム差をつけ、地区優勝、プレーオフへ向け視界超良好となってきました。最近ではQBロモという新しいスターだけが話題に上るチームですが、話題だけではなく実力も今やプロボウル級と言えるのではないでしょうか。この試合ではミスもあったものの、特に試合がかかったシーンでのプレーは鮮やかでした。まあこの試合のヒーローは数日前に契約をしたキッカーのマーティン・グラマティカでしたが。ベテランなのになぜか初々しかった+微笑ましかったです(笑)
しかし、僕が今ダラスのチームである意味で注目しているのはロモではなく、T.O.やパーセルズHCです。まず、あれだけの話題提供者であるT.O.が最近では全くなんの音沙汰もないです。それだけチームの状態が今良いのでしょうね。そしてパーセルズ。ほんと昔に比べれば丸くなりましたね。彼が率いるチームは一度団結すれば本当に何を起こすかわからない、というのが僕のイメージなんですが、今のカウボーイズはそういった意味ではそのイメージを180度変えてくれています。言い換えれば安定感があって勢いだけのチームではない、といったところでしょうか。個人的には今最もスーパーボウル制覇に近いチームのように感じます。ちょっと気が早いですかね。

さて、今日も個人的な感想を中心に注目チームについて少し書いてみました。他には先日書いたジャクソンビル・ジャガーズ(7-5)ニューヨーク・ジェッツ(7-5)アトランタ・ファルコンズ(6-6)らの注目チームが今週ビッグ・ダブリューを手に入れましたね。今週からAFC、NFCの両カンファレンスのプレーオフ・ピクチャーなるものについてもアップしていくつもりです。乞うご期待!?
今週は先週とは打って変わって波乱が多くなる週末となりました。下手をすればAFCの4地区で首位を走っているチーム全てが負けるのではないか、と試合途中まで思うほどでした。結局2チームは負けましたが(BALは木曜に敗戦)。
今回はそんなAFCの地区首位のチームの試合を。どのチームも多かれ少なかれ少したるんだ試合展開をしていたので、今日はちょっと厳しめに書いていくと思います(苦笑)

インディアナポリス・コルツ@テネシー・タイタンズ
  結果は20-17でタイタンズのアップセット
コルツ(10-2)はこれで3週間で2度目の黒星となりました。第2Qの終盤、短時間で10失点をしたシーンなんかは先週のジャイアンツの試合終盤と同じような流れでしたね(QBマニングがINTされ、タイタンズが得点)。やはり兄弟なんですね。勝負の行方を分けたのは結局前半のこのシーンかもしれませんね。コルツは第4Q残り2分40秒で逆転のチャンスを作りましたが、ペナルティなどでTDまでは取れず同点止まりに終わってしまいました。ここで逆転できなかったということと、2分40秒も残してしまったというのが結局敗因に繋がったのではないでしょうか。
この試合で個人的に気になったのはコルツのオフェンスのプレーセレクションでした。先週から明らかにランに力を入れてきているのは分かってはいましたが、今日もコルツはランを多めに使っていました。正確にいうとパス28回、ラン29回ですね。バランスが取れていていいかもしれません。が、コルツはやはりこれでは怖さが半減してしまいます。12月に入った今、攻撃のバランスを取ることに重点を置いているのだとしたらそれは見当違いかもしれません。ランを増やすのは悪くはありませんが、それでチームのオフェンス全体のリズムが崩れてしまっては元も子もないはずですからね。まあ、それでも試してみるだけの余裕がまだコルツにはあるとの見方もできますが。
タイタンズ(5-7)はこれで2週連続の劇的勝利となりましたね。この日もQBヤングが大活躍と言っていいほどの出来だったのでは。まだまだミスはありますが、ヤングには何か特別な力があるのでは?と思わせる不思議な力があるように思えます。まあこの試合に限っていえばヒーローはキッカーの Rob Bironas (読み方がまだよくわからないので…) でした。試合終了間際の60ydsの決勝FGは圧巻の一言。リーグのお荷物チームだったタイタンズも気づけば5勝目、さらにはエリートチームに勝てる力をも持つチームとなっています。今後が本当に楽しみなチームですね。

デトロイト・ライオンズ@ニューイングランド・ペイトリオッツ
  結果は28-21でペイトリオッツの勝利
ペイトリオッツ(9-3)はこれで3連勝。しかし、この試合はひどいものでした。試合は終始現在NFLで一番弱いとされるライオンズにボールとペースを握られる展開。さらにらしくないペナルティの多さも非常に目立った試合でした。が、第3Qに逆転され、さらにはリードを広げられる展開も要所でD♯が踏ん張りライオンズにTDは許さずなんとか1ポゼションゲームに留めることができていました。結局ここでのD♯の踏ん張りが生き、第4Qに同点、再逆転に成功しなんとか逃げ切ることができました。試合を分けたのはその第4Qセーフティを食らった後のライオンズの攻撃(自陣8ヤードラインまで攻められた)をなんとかFGで抑えたプレーでしょう。
しかし、この日のペイトリオッツは今季最低の出来でした。ライオンズファンには申し訳ないのですが、この日の勝因はライオンズが勝ち方を忘れていたから、でしょう。シーズンが終盤に差し掛かってきたこの時期にこういう戦い方をしていてはプレーオフどころではないかもしれません。モメンタムを失いかねない状態にあるのは今日敗戦を喫したAFC南地区の首位コルツではなく、かろうじて勝利を手に入れた東地区の首位ペイトリオッツの方かもしれません。と、今日は少し厳しいコメントになってしまいました。
先週怪我をしたLBジュニア・セアウ(シーズンアウト。キャリアも?)に引き続き、今週もケガ人が出た模様です。まだ詳しいことは分かりませんが、気になるところです。さらにセアウの離脱の影響からかランD♯に問題が出てきているのも気になりますね。
ライオンズ(2-10)はこれで今季10敗目。ここ数年連続して(?)シーズン二ケタの敗戦となってしまいました。この試合は内容的にも勝てただけに悔やまれるのでは。QBキットナがこの日のようにリズム良く投げることができれば(3INTでしたが…)そんなに負けないのでは?と思えるような出来でした。

サンディエゴ・チャージャーズ@バッファロー・ビルズ
  結果は24-21でチャージャーズの勝利
これまたAFCで地区首位を走っているチャージャーズ(10-2)が足元をすくわれそうになった試合でした。第4Qに入った直後までは試合はどちらに転んでもおかしくないような展開でしたね。とはいえ、チャージャーズはそこから底力を発揮。RBラデイニアン・トムリンソンのこの日2つ目となるTDランでビルズを突き放し、その後もビルズの反撃を1TDに抑え逃げ切ることに成功しました。正確には逃げ切りではなく、しっかりとした勝利だったのですが。
まあこの日のチャージャーズ(というか今年のチャージャーズ)はなんといってもLT。チームがいまいち乗り切れていない時や試合が膠着している時にビッグプレーをして試合を決めてくれる、LTはそういった選手のようです。この試合を決めたのも3点リードの第4Q、残り11分半から始まった攻撃で8分もの時間をかけてじっくりと攻め、最終的にLTのTDで終わったドライブでした。
とはいえ、このチームは接戦もしくは追い込まれないとどこかチームのモチベーションが上がらないというのが欠点かもしれません。幸いD♯の要であるLBショーン・メリマンがこの日サスペンションから復帰しました。これでD♯がさらに力をつけるようだと手がつけられないチームとなる可能性もありますね
ビルズ(5-7)はこの試合も最後まで粘りました。が、最後は重要なところでSDオフェンスを止めれず、またオフェンス面でも必要なところでファーストダウンを更新できずという結果に終わってしまいました。タフなチームではあるようなのですが…。

長くなってしまいましたが、今日はこんなところで。今週のAFCは12月なのに地区首位のチームがちょっとだらしないような気がしましたね。ワイルドカード争いのチーフスも負けたし…。まあ長いシーズンたまにはこういう試合があるもんなんですかね。この日浮き上がってきた課題をどう克服するか?それがプレーオフでも活きてくるはずです。NFLはこれからが勝負です!とりあえず今日はかぁーーつっ(渇)!!ということで。あしからず
2006.12.03 Real or Fake ?
今日は2度目の更新。気づけば今年ももう12月に入り、NFLも大詰めを迎えつつあります。そんなわけで、今週末は今後のプレーオフ争いに大きな影響が出てくる週末となる気がしています。ちょっと(というかさらに)気になるチームについて―。今回のタイトル通り、プレーオフハントの本物か偽物か?

まずは僕の応援するペイトリオッツと同じ地区にいて少し不気味な存在のニューヨーク・ジェッツ(6-5)から。ちなみに今現在NFLで最もあなどれない地区はAFC東地区であったりもします…。
ジェッツは今週末はアウェーでグリーンベイ・パッカーズ(4-7)との対戦です。ジェッツにとってこの試合はかなり大きなものとなりそうです。まあホームでの残りの2戦(BUF、OAK)取りこぼしがなければというのが前提の話ですが。現在ジェッツは個人的には波に乗っているチームと見ています。が、今年のジェッツは不安定と言えば不安定な戦いぶりが続いています。アウェーでペイトリオッツに勝った試合もあればブラウンズに負けたり、ジャガーズに大敗したり、と…(でも敗戦は結構昔の話かもしれませんね)。まあそんなこともあるわけで、ジェッツとしては明日のアウェーでの試合で彼らの本当の実力が試されるのではないかと感じているわけです。

続いてデンバー・ブロンコス(7-4)。一時はNFLでも最も地力のあるチームなのでは?との声も多かったのですが、ここに来て連敗、そしてチームは見た目よりも崖っぷちにいたりもします
その大半の責任が今週からついに先発を外されるQBジェイク・プラマーにあり、とのことです。少し酷な気もしないでもありませんが、個人的にプラマーは(足も使えていい選手だとは思うのですが)好きではないので…、まいっか。プラマーファンの方、すいません、暴言でした…。
なぜ崖っぷちか?と言いますと、それはブロンコスのスケジュールにあります。先々週のホームのチャージャーズ戦からの4週間がブロンコスにとって今シーズンの山場であるのはシーズン前からわかってはいたものの、結果的にその4試合を連敗スタートとなってしまったことが今のブロンコスをこの窮地に追い込んでしまいました。そしてシーズンを通してぴりっと来なかったプラマーをこの最も大事な時期に見切り、能力の高いとされるルーキーQBジェイ・カトラーに変えるということに至ったわけです(ちなみに準備期間は10日くらいありました)。今週末はホームでスター2人が復帰したシアトル・シーホークス(7-4)を迎え撃ちます。決して簡単な相手ではないはずです。果たしてもう完全にカトラーの腕に今シーズンを託すのか、それとも試運転的扱いで、カトラーが悪ければ再びプラマーへ戻すのか。シャナハンHCの手腕の見せ所かもしれませんね。まあどちらにせよ、明日の試合は非常に大きな試合になることは間違いありません。

AFC最後のチームはジャクソンビル・ジャガーズ(6-5)。個人的には先週のバッファロー戦でこのチームの実力を計ろうと思っていたのですが(結果は敗戦)、なんせ不安定なチームなので未だにプレーオフ争いから捨て切れていません。しかも明日のアウェーの―現在非常に調子のいい―マイアミ・ドルフィンズ(5-6)戦次第では再び(というか三度?)プレーオフが見えてくるかもしれません。まあ今年のジャガーズのアウェーでの戦いぶりを見ていると厳しいとは思いますが…。

ちなみにカンザシティ・チーフス(7-4)もQBトレント・グリーン次第で今後プレーオフへの道が険しくなるやもしれません。

NFCでは先の(↓の記事です)ジャイアンツとファルコンズに次いで、キャロライナ・パンサーズ(6-5)です。
パンサーズはQBにいい控えがいれば交替すべきでは?と言われるほど現在のQBジェイク・デロームの調子が上がってきていません。あいにくパンサーズにはカウボーイズやブロンコスのように控えを使うという選択肢があるわけではないので、デロームに踏ん張ってもらうしかないわけですが。そんなパンサーズの次の試合はマンデーナイト、アウェーでのフィラデルフィア・イーグルス(5-6)戦です。パンサーズにとってはQBにドノバン・マクナブがいないイーグルス相手というのはいいニュースかもしれません。しかし、波の荒いパンサーズにとっては気を抜いて戦えば最悪の結果になってもおかしくはないです。特にシーズン終盤のスケジュールを考えると絶対に落とせない試合であるのは間違いないです。この試合ではQBデロームを始めとするオフェンス全体の活性化に注目したいですね。

NFCは特にプレーオフ争いが激しくなりそうです。週ごとに顔ぶれが変わってきてもおかしくはないですね。現在5勝6敗のチーム(全16チーム中11チーム…)までチャンスがあります。ウィーク13が終わった時点でどれくらいのチームが生き残っているのでしょうか。
今週もいくつかのチームにとって非常に大事なゲームとなりそうです。
特にここ1ヵ月くらいで大きく調子を落としているチームにとってはプレーオフ争いを考える上では今季最も大事な試合となる模様です。今日はそんなチームについて書いていきます。

今シーズンの中盤くらいまで調子がよく、またプレーオフはほぼ間違いないと思われてきたチーム。それがニューヨーク・ジャイアンツアトランタ・ファルコンズの2チームです。この両チームの今のチーム状態はよく似ています。共に連敗中、共に先週の敗戦後にチーム内で大きな問題が表面化して物議を呼んでいる、といった状態です。両チームの問題を下に少し書いてみますね。

ジャイアンツ(6-5)はケガからの復帰が待たれているDEマイケル・ストレイハンがチームメイトのWRプラクシコ・バレスのプレーについて自身が出演したラジオ放送内で批判したこと。ストレイハンによると、バレスが先週のタイタンズとの試合中に、バレスに投げられた球がインターセプトされそうになったプレーでそれを阻止しにいかなかったことが問題なのだと。結局そのプレーは簡単にインターセプトに終わり、試合もそれが大きく響いて大逆転負けを喫したわけです。VTRを見てもバレスが途中であきらめたというのがはっきりと見てとれました。バレスとしてはそのプレーで自分に批判が飛ぶとは思ってもいなかったのか、それについてはノーコメント。ただチームメイトから批判されるのには納得がいっていない模様ではありましたが…。
ただストレイハンとしては、バレスをただ批判したかったのではなく、チームの苦しい現状を考えた上でのコメントだったというのは紛れもなさそうです。おそらくチームの誰か一人でも全力プレーを怠ったらこの状況を打開することができない、と言いたかったのでしょう。(彼はもっといい選手のはずだ、とも言っていましたしね。) 35歳のベテランならではの粋な計らい(?)だったのでは。

ファルコンズ(5-6)の場合はこれといって内部紛争というものは起こってはいないものの、チーム内でフラストレーションがかなり溜まっているのは確かのようです。先週の試合後、QBヴィックはファンか誰かに向かってフィンガーを立てていましたし…。おそらくヴィックはレシーバー陣の相次ぐキャッチミスに不満が溜まっていたのでしょう。レシーバー陣はレシーバー陣でお互いのドロップやヴィックのパスの不正確さに不満があるのでしょう。

こんな感じでジャイアンツもファルコンズもチーム状態は最悪とも言える状況に陥っています。しかし、幸い両チームともまだプレーオフのチャンスは十分に残っています。ここまで溜まりに溜まってきたフラストレーションをこういった形で発散できたのなら、それはそれでよかったのかもしれません。落ちるところまで落ちた両チーム。今週はそこから這い上がるためにはもってこいの試合となるでしょう
ジャイアンツはホームでダラス・カウボーイズ、ファルコンズはアウェーでワシントン・レッドスキンズとの対戦です。お互い「勝利」が絶対条件、チーム全体にとっていい薬となるのでは。もし負けるようなら今シーズンが終わりを迎えるといってもいいかもしれません。お互いチームの本当の実力(特に精神力)が試される試合のはずです。今週はこの2チームに特に注目したいです。
今週木曜日に1試合が行われましたね。個人的にはウィーク13では最も注目していた試合です。AFC北地区のライバル対決、首位のレイブンズ(9-2)とそのレイブンズを3ゲーム差で追うベンガルズ(6-5)の対決でした。まあベンガルズとしては実質地区優勝を狙うのは厳しい状況ですが、ワイルドカード争いに生き残るためには絶対に勝たなくてはならない試合でしたね。
共に連勝中で現在NFLでも最も波に乗っている両チームの対決は…

ボルティモア・レイブンズ@シンシナティ・ベンガルズ

結果は13-7のロースコアでホームのベンガルズが勝利。これで数字上は地区優勝の行方もわからなくなりましたね。といってもレイブンズが未だに俄然有利の立場は変わりませんが。

ベンガルズはこれで3連勝。あれだけ問題を抱えていたオフェンス・ラインとディフェンス(全体)がここに来て完全に課題を克服したかのように見えます。特にこの試合ではD♯がよくがんばったようですね。チームにとってもレイブンズを叩いたというのはかなり大きいでしょう。昨年の強い頃のベンガルズが戻ってきたという印象を受けます。
やはりこのチームはO♯からノッていくチームですね。後半戦の初戦をチャージャーズに競り負けた試合からO♯が息を吹き返した感があります。現在のNFLではD♯からリズムを作ってO♯もそのリズムに乗るというチームが多い中、ベンガルズのようなチームは珍しいかもしれませんね。これで勝敗も8勝5敗。翌々週からコルツ、ブロンコスと連続アウェーで戦うという厳しいスケジュールですが、今のベンガルズなら少なくともどちらかに勝利を上げることもできるでしょう(下手すりゃ両方も?!)。個人的にはこのチームはプレーオフに滑り込む可能性がかなり高くなってきたと感じています
今後の不安材料としては思わぬ崖っぷちに早くから立たされていたベンガルズの選手達の息切れでしょう。特に2週間後の@コルツ戦は非常に大事な試合になりそうです。派手な敗戦となってしまえば緊張の糸が切れかねません。ですが、その糸というものは経験と自信で太くなるものです。ベンガルズは昨年そういう経験と自信を植え付けているはずなのでなんとか乗り越えれるのでは?と勝手に考えています。

一方のレイブンズ(9-3)はこの敗戦で連勝が5でストップ。ここまで9勝2敗というまさかまさかのサプライズ(意味重複し過ぎ)な成績で来ていたというのが今になって大きな意味を持ってきましたね。カンファレンス2位のファースト・ラウンド・バイを狙っていた(もっと上もかな?)レイブンズとしては痛い黒星でしょうが、プレーオフへ向けてはまだ視界良好です。
とはいえ、今のベンガルズの勢いを考えると、うかうかもしていられない状況となってしまいました。残り4試合のうちアウェーの2戦は次週のチーフス(7-4)戦とディフェンディング・チャンピオンのスティーラーズ(4-7)戦です。先週PITを実質的に葬り去ったという好材料があるとしても、共にアウェーでは簡単には勝てない相手だけあって、下手をすれば地区優勝も危うい状況になりかねません。残されたホームの2戦は絶対に落とせないですね。逆にアウェーで勝つことができれば本当に怖いチームになりそうです。
基本的にはこのチームは経験もあります。D♯はスーパーボウルを制覇した2000年よりいいとの声もありますし、O♯は不安定ではあるもののQBマクネアーはタイタンズで長期間成功を収めてきた実績を持っています。とはいえ、この試合のようにD♯がそこそこいい相手に(ベンガルズのD♯がそこそこいいかどうかはわかりませんが)7点しか取れないというのはプレーオフを考えると少し厳しいかもしれませんね。

とベンガルズとレイブンズに対する個人的な意見を述べさせていただきました。
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