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Divisional Weekend

ニューイングランド・ペイトリオッツ 24 @ 21 サンディエゴ・チャージャーズ

試合からはしばらく経ってしまいましたが、少し自分なりに分析してみたいと思います。いくつかポイントを先に挙げてからそれについて書いていくつもりです。

・ターンオーバー
まずこの試合のキーポイントとしてはターンオーバーだったと思います。SDが4つ、NEが3つ、とプレーオフの深いところまで来たチームの戦いとしては少し多かったような気もします。キーだったのはターンオーバーから来る失点。NEは3つのINTを喫しましたが、それによる失点はゼロ。それに対しSDはパント時のファンブルなど、NEオフェンスを続行させる形になったターンオーバーが多かったです。特に第4QのNEの4thダウン時でのINT直後のファンブルは試合の流れを大きく変えるものとなってしまいましたね。

・試合展開
これは僕の偏った観方だったとは思うのですが、どうもこの試合は最初からSDがやりたかった試合展開ができなかったと思いました。まあ前半に2つのTDを上げたところまではうまいこと行っていたとも思いますが…。SDのやりたかった試合展開、それは決して試合終盤までもつれるような肉弾戦といいますかどちらの意地が最後まで持つか、といった試合ではなかったはずです。ゲームプランが最初からそうだった可能性はほとんどないでしょうが(接戦になると考えていたのでは?)、できれば自慢の攻撃力で点差を広げておきたかった(最低でも2ポゼション差)、というのが本音だったと思います。実際、この試合が終盤を迎える頃には2ポゼション差以上ついていても全くおかしくなかったのでは。
そうならなかったのはNEの選手たちとSDの選手たちの集中力の差とも言えるミスでした。ミスというのはパーソナル・ファウルや先に書いたパント・リターン時のファンブルなどです。
・対応力 (上からの続きです)
こういったミスによって、試合は大きな差がつかず、SDとしては嫌な感じ、NEとしてはなんとか1ポゼション差にとどまることができたように思えます。こうなると様々な勝ち方を知っているNEの方が有利でした。というのは、この試合は残り時間7分を切ってからは試合の展開が目まぐるしく変わりました。
SDは1点差に詰め寄られていた第4QにNEにはショックの残るようなTDを上げ8点差とし、優位な立場で試合を進めることになりました。そして迎えた例の4thダウンのギャンブルであの想像もつかないようなミスがあったのです。あのプレーにこそ、両チームの対応力の差があったと思いました。SDとしては、あのINTは落とすべきでした。まあD♯の選手としては反射的にキャッチをしてしまうのはわかります。しかし、もしキャッチをしたとしても相手のタックルだけは食らってはいけませんでした。どんな時であれ、フットボールは「何が起きてもおかしくはない」のです。逆にNEは「何が起きてもおかしくはない」ことがわかっていたのです。つまり、あそこでパスがINTされてもおかしくはなく、またINTされた後に相手のファンブルを誘うことだって「起きたっておかしくはなかった」のです。それを見事に実践したのがNEのWRトロイ・ブラウンというNE一筋のベテランだったのです。
あのプレーは、日頃から常に「何が起きてもおかしくはない」という考えの下でプレーをしていたからこそ、起こったプレーだったと思います。偶然なんかではなく、間違いなくNEの選手による対応力が生んだプレーでした。

・経験値
これこそがこの試合を大きく分けたものだったかのようにも思えるのですが、どうでしょう。これを言ったら元も子もないでしょうかね…。でも先のトロイ・ブラウンにしたって、DBというポジションの経験があってこそのフォース・ファンブルでした。直接的に経験が活きたというのはあのプレーくらいでしょうが、間接的には多くあったと思います。上に書いた試合展開なんかは、NEの選手全員がどんな試合展開になってもいいように戦えていたのに対して、SDの選手たちは必ずしも同じ集中力を持っていたとは思えませんでした。こういった集中力の統率などは、プレーオフなどの厳しい世界で戦って初めて身につくものだったりもしますからね。

・第3、第4の男
これは意外と大きかったのかな?と思っている要素です。第3、4の男というのはチームにいるスター以外の選手のことです。そういった選手の活躍がNEには見られ、SDには見られなかった、ともいえるかもしれません。まあスタッツだけで判断してしまうのも乱暴なのですが、この試合SDオフェンスはランもレシーブもLTがトップ。レシーブではゲーツが2番目に多いレシーブ・ヤーデージでした。まあいつも通りといえばいつも通り(さらにいつも通りやれば大抵勝てるのも今年のSDでしたが…)なのですが、もう少し他の選手たちがステップアップしなくてはいけなかったような気もしますね。
NEオフェンスでいうと、スターというスターは今年はブレイディくらいしかいないのですが…、そのブレイディはこの試合は不調でした。まあ最後はらしさを見せてくれたと言えるかもしれませんが、NEの場合はシーズン中あまり活躍を見せなかった選手が頑張りを見せましたね。特にシーズン中は若手育成に力を注いだからか、ベテラン選手の活躍はそこまで目立ちませんでした(怪我もあったけど)。ところが、プレーオフに入るとWRブラウン、TEグレアム、RBフォークなど、元スターだったり、一度もスター扱いをされたことのない選手が大きく貢献するようになりました。この試合を決定付けたのもWRコールドウェルといった昨年までSDに在籍し、そこでは控えだった選手のビッグプレーでした。
まあSDとしては最後までトムリンソンにおんぶに抱っこだったという印象が多少残ってしまいました。LTは最後までアンストッパブルだったという点を考えると、やはりSDには第3、第4の男のステップアップが必要だったのかもしれません…。


う~ん、やはりうまくまとまらなかったです…。読みにくいとは思いますが、最後まで読んでくださってありがとうございます。
そしてペイトリオッツファンの皆様、おめでとうございます。僕もこんなに嬉しい勝利は久々だったので、思わず一日中顔がニヤけてしまいました。←今も続いているかも…。まああれだけ強いチームを敵地で倒せたというのはSB制覇した頃もそんなになかったので(あの頃は文句なしに一番強かったので)、しばらくはこの余韻に浸りたいと思います。来週はインディアナ…、日本での中継はNFCのチャンピオンシップとのことです…。では最後にSDについて―。
今年のSDは個人的にはいつかこけるだろう、とも思っていたのですがここでこけましたか。やはりマーティがいけないのでしょうか…。確かに疑問の残るプレーコールは多々ありましたが…。来年も残っているのですかね。あっそういえば試合終了時にLTがめずらしく激怒しているシーンがありましたが、あれはNEの選手数人がミッドフィールドでショーン・メリマンのダンスを踊っていたからだそうです…。侮辱にあたる行動は避けてもらいたいですね。
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