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ニューオーリンズ・セインツ 14 @ 39 シカゴ・ベアーズ

NFL屈指のD♯にも翳りが見えてきたものの、その破壊力は未だにNFLに恐れられているベアーズ。対するはNFLでトータル・オフェンスが1位のセインツ。AFCと比べると注目度は低いものの、NFCのカンファレンス・チャンピオンシップも好カードとなりました。

試合は序盤からベアーズD♯が本来の姿でゲームを支配する展開。セインツはQBドリュー・ブリーズを中心としたオフェンスも、ベアーズD♯の前に何もできない時間帯が続きました。一方、ベアーズにとって懸念されていたのは、ここ最近崩壊気味だったランD♯ではなく、なんといってもその不安定ぶりが目立つオフェンスでした。この日もQBレックス・グロースマンを中心としたオフェンスは立ち上がりから調子が全く出ず、フィールド・ポジションも追い込まれる状態が続きました。
それを救ったのはやはりベアーズD♯。今季このD♯でいくつもの試合を変えてきましたが、この日も例外ではありませんでしたね。幾度となくベアーズ・テリトリーへと攻め込んでくるセインツに対して、要所でサックなどのビッグプレーでFG圏内から追い出すD♯を披露していました。そして第1Q残り5分半という場面でクリス・ハリスの激しいタックルでルーキーWRマーケス・コルストンがファンブル。これがベアーズの先制FGへと繋がりました。
その後、ベアーズの(これまた強みである)スペシャル・チームのビッグプレーでターンオーバーを引き起こすなど、前半は一方的なベアーズ・ペース。しかし、16-0となったところでセインツ・オフェンスが目を覚まします。前半残り時間が2分を切ったところでボールを持ったセインツは、QBブリーズのパスを中心とした攻めであっという間にベアーズ陣内へ。そしてなんとしても前半のうちに取っておきたかった得点を、先のドライブでミスをしたWRコルストンへ繋げるTDパスで上げることに成功。前半を16-7で迎えることとなりました。
そして後半立ち上がりのセインツのドライブ。自陣7ヤードからという悪いポジションでしたが、ワンプレーで試合の行方を全くわからなくさせます。QBブリーズからRBレジー・ブッシュへの88ヤードTDパスが見事に通り、試合はあっという間に16-14と接戦へ。そして後半に入ってから全くリズムを作れなくなったベアーズ・オフェンス。そこにつけこみ、セインツは逆転のFGを蹴るチャンスを得ます。ところが、FGは外れ、逆転は失敗します。それでもセインツD♯に対し、何も出来ないベアーズ・オフェンスはまたしても3&アウトへ。
ここでまたしてもベアーズが試合の流れを大きく変えます。まずはベアーズのスペシャル・チームによる見事なパントで、セインツの攻撃を自陣内5ヤードラインからという悪環境へと追い込みます。すると、ベアーズD♯は自陣のエンドゾーンでプレーせざるを得なくなったブリーズ目掛けて猛然とラッシュをかけます。そのプレッシャーにたまらずブリーズはレシーバーが誰もいないフィールド内へとインコンプリートパスを投げてしまいました。結局このプレーはセーフティーと見做され、ベアーズの得点となりました。
このプレーが試合を決めたと言っても過言ではないでしょう。このプレーによって、ここまでほぼノン・ファクターであったベアーズQBグロースマンも奮起。33ヤードのTDパスを決めるなど、存在感をここで初めて示しました。その後の試合はベアーズ一辺倒。特にD♯はセインツにターンオーバーを繰り返させ、気づけば点差は開く一方でした。終わってみれば39-14と、ベアーズ圧勝という形で今季のNFCは決着がつきました。

ここからは感想です。
この試合はなんといってもベアーズのD♯の破壊力がよく伝わってくるような試合となりましたね。そしてスペシャル・チームもやはりNFL1だな、と思うような展開が観られました。スペシャル・チームに関してはリターナーのオール・プロ、デビン・ヘスターの活躍こそあまりなかったのですが、この日はパンターのブラッド・メイナードが素晴らしかったです。これまでそんなに目立っていましたっけ??まあ、なんと言いますか、終わってみれば最も「ベアーズらしい」勝ち方だったのかな、とも思えますね。ターンオーバー(特にファンブル・フォース)を引き起こす力はNFL随一です。今季は一年を通じてちゃんと統率されているな~と思ったものです。
ベアーズ・オフェンスに関しては…、そうですね~、強烈な印象はないですね。QBグロースマンは見ての通りですし、この日の得点もほとんどはD♯のおかげとも言えたのではないでしょうかね。ただ、RBのトーマス・ジョーンズとセドリック・ベンソンのコンビは強烈です(少なくとも僕はこのコンビネーション好きですね、笑)。スーパーボウルでは彼らが主導権を握らなければ勝てないでしょう。
さて、ここからはシンデレラ・シーズンが終焉してしまったセインツです。結局最後はNFCで唯一の実力者だと言われていたベアーズの前に散ってしまいましたね。しかし、今季は本当によく戦ったと思います。そしてニューオーリンズ市民を始めとしたハリケーン・カトリーナの被害者に多くの夢を与えたシーズンだったと思います。優勝はなりませんでしたが、Saints go marching on…♪ と地元に凱旋してもいいのでは(笑)?
戦力的に見ると、やはりスーパーボウルへ行くにはまだ早い、という感じでしたね。D♯はラン・パス共に最後まで安定感がなく、あれだけリズムに乗れなかったベアーズ・オフェンスに対しても後半はリズムを作らせてしまいました。ベアーズのように、とまでは言いませんが、プレーオフではD♯陣がステップアップしなくてはならない場面が必ずやってきます。それができなかったといえるかもしれませんね(ちと辛口ですかね…)。
オフェンスに関しては今季はNFL、NFLファンを驚かせてくれました。QBのブリーズはオール・プロにも選出されましたし、RBデュース・マカリスターの活躍なしにはここまで進むことはなかったでしょう。ルーキーRBブッシュとWRコルストンもセンセーショナルな活躍を見せてくれました。ただ、最後はQBブリーズも若干経験の無さを露呈したようなシーンも見受けられたのではないでしょうかね。セーフティー場面なんかがその代表かもしれません。といってもあそこで冷静にプレーできるQBはそうはいないでしょうが…。
とはいえ、今年のセインツはNFLで最も収穫が大きかったチームと言えるかもしれませんね。D♯の穴がはっきりしたことや、チャンピオンシップまで来れたという自信。そして何よりもこの経験は大きかったと思います。将来性やその経験も含めて、今後のセインツはさらに脅威を増す可能性も秘めているのではないでしょうか。
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